☆☆サッカーくじ総合情報「ととネット」21号（03/05/04）☆☆ 2003/05/04

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タイトル：☆☆サッカーくじ総合情報「ととネット」21号（03/05/04）☆☆ 2003/05/04

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５日の予想フォーメーション　　　　阿部　　　アマラオ　　　ケリー　　　　　石川　　　　三浦　　　浅利金沢　　　　　　　　　　加地　　　　ジャーン　　茂庭　　　　　　土肥【ホーム・Ｆ東京・４－４－２】　　　　けが人・・・伊藤、喜名《サブ》小沢、馬場、藤山、戸田、宮沢 ---------------------------------------------- 【アウエー・Ｇ大阪・３－５－２】　　　　大黒　　　　マグロン　　　　　　　二川　新井場　　　　　　　　チキアルセ　　　　　橋本　　　遠藤　　　木場　　山口　　実好　　　　　　　松代《サブ》ＧＫ吉田、ＤＦ入江、ＭＦ森岡、ＦＷ松波、中山【けが人】なし ◎■☆◎■☆◎■☆ Ｆ東京のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　２６日の鹿島戦は０－２の完敗。ナビスコ杯は大量点を挙げてグループ首位を快走しているのに対し、リーグ戦はこれで１勝２分け２敗と得点数も少なく、今一つ調子に乗りきれず低迷している。だが、内容は悪くなく選手も自信を失わずにチームの雰囲気もいいまま、２９日、アウエーの神戸戦に臨んだ。不動のボランチ・宮沢が鹿島戦で左足首をねん挫し、欠場。石川、茂庭のＵ－２２代表コンビもミャンマー戦を控えて代表合宿に招集され不在と戦力ダウンが心配された。だが、ルーキー・阿部の１発で１－０と快勝。チーム同様、ナビスコでは２得点と結果を残しながらも、リーグ戦ではまだ無得点だった阿部が会心のミドルでＪ初ゴール。ナビスコ杯のときに公約に掲げながらも興奮のあまり、するのを忘れたバック宙をこの日はしっかりと決め、ゴールを自ら祝福した。　５日のＧ大阪戦は、石川、茂庭、徳永（徳永は駒野の負傷で追加招集。５日のベンチ入りは微妙）がチームに合流。疲れも抱えているだろうが各選手が出場に意欲を見せており、石川、茂庭はスタメン出場の見込み。この２人は３日のミャンマー戦でともに得点を挙げており、波に乗ってＧ大阪戦でも活躍の予感。宮沢が順調な回復を見せているが、神戸戦で１４か月ぶりのスタメン出場で軽快な動きを見せた三浦も健在。ムリをさせず、ベンチスタートになるのではないか。前線は戸田、馬場とベンチにタレントをそろえており、宮本を出場停止で欠くＧ大阪守備陣からホーム・味スタで大量得点を挙げそうな気がする。 ◎■☆◎■☆◎■☆ Ｇ大阪のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　唯一の不安は宮本の出場停止。だが、宮本が抜けた場合の調整は２月のキャンプ中から行ってきた。実好が右サイドに入り中央は山口が務める。山口にとっては、センターバックは本来のポジション。市原時代から慣れ親しんできただけに、モチベーションは高い。　前節はガレアーノを途中で投入し、司令塔のポジションに置いた。だが、やはり周りとの連携がまったく取れず収穫はなかった。森岡がキレのあるプレーを維持しているだけにベンチ入りもなさそうだ。　２トップはマグロン、大黒で再び固定。五輪代表として試合に臨んだ中山は、１日に途中出場で１得点を挙げたが、３日の試合では先発フル出場しながら不発に終わった。ベンチには入るとみられるが、状態はいいとはいえず、松波と組むダブル・スーパーサブの一角は吉原になる可能性もある。Ｆ東京は運動量が豊富で、波に乗る若いタレントも多い。両サイド、中盤が走り負けないことが勝利への条件になる。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ＆ｔｏｔｏＧｏａｌ直前情報！［対象Ｎｏ．２、磐　田－東京Ｖ 14:00 静　岡］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 【Ｈ・磐田・３―５―２】　　　グラウ　　　中山ジヴコヴィッチ　　　藤田　　　　　　名波　　　服部　　　　福西山西　　　　田中　　　　鈴木　　　　ヴァンズワムベンチ入り　ＧＫ山本、ＤＦ上本、ＭＦ川口、河村、ＦＷ前田出場停止　西けが人　ＧＫ高原寿康（右手親指つけねじん帯部分断裂?l６月復帰予定） ---------------------------------------------- 　　　　平本　　　　　ラモン　　三浦　　　小林(大) 平野　　　　林　　　　一柳　　山田　　　　　富澤　　　　　ロペス　　　　　　高木【Ａ・東京Ｖ・3－6－1】けが人・・・エムボマ(右ひざ痛)、米山(右もも痛)、玉乃(左足首痛)、飯尾(左足首痛) 《サブ》高部、桜井、根占、羽山、柴崎 ◎■☆◎■☆◎■☆ 磐田のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　勝負を決めるゴールがカギになる。同じ勝ち点同士の戦いとなった４月２９日の仙台戦（宮城）は１―１。不可解な判定でＰＫは取られたが、気になるのが先制した後に、試合を決定づけるゴールが決められないこと。試合後にＭＦ藤田は「決定機にしっかり決められないとこういう試合になってしまう。よくわかってたつもりだけど、またやってしまった…」と相撲で言えば、土俵際まで追いやっておいて、最後に押し出せずに両者同体といった試合だった。加えて好調な右サイドのＭＦ西が通算３枚目のイエローカードで東京Ｖ戦は出場停止。嫌なムードが漂っている。　主審に悩まされている。仙台戦だけでなく、ここ最近主審の不可解な判定がジュビロにマイナスに働いている。神戸戦（磐田）でもあきらかにＰＫと思われる西への反則を主審は流した。だが、ＰＫではないと思われた中山へのシジクレイのファウルは笛が鳴った。その流れを引きずって、２９日には仙台のＦＷエデーのシミュレーションのはずが、ＤＦ鈴木の反則とみなされ、ＰＫになってしまった。せっかくの勝ちムードも一気にさめた。試合終了後、松崎孝紀社長がマッチコミッショナーに詰め寄った。「あれはなんでファウルなの？私と一緒にビデオを見ましょうよ」と再確認を促したが、判定はもちろん覆らなかった。　だが、ＭＦ名波も「２点目が入らなかったことがすべて」。主審の判定の前に自分たちの未熟さを嘆いた。東京Ｖ戦ではＵ―２２日本代表として１、３日にミャンマー戦に出場したＦＷ前田に注目だ。代表ではここ数か月活躍できないでいるが、磐田では結果を残しているだけに期待がかかる。「帰ってきてどういう状態かによる」と柳下正明監督は話す。だが、五輪予選で不完全燃焼だった前田はＪでうっぷんをはらしたいはず。途中出場が濃厚だが、前田がきっちりと仕事をすれば、東京Ｖ相手では堅守のジュビロに敗北の２文字はないだろう。（磐田担当・こばん） ◎■☆◎■☆◎■☆ 東京Ｖこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　リーグ戦では、４月５日のＦ東京戦の勝利を最後に勝ち点から遠ざかり、４試合連続で完封負けを喫している。深刻な得点力不足はもちろん、攻撃の形さえ容易に見えてこないのが現状だ。　前節の浦和戦は、クロスの精度に不満を持つロリ監督が左右のサイドバックを、鈴木と柳沢から、平野と一柳（２種登録の高校生）にチェンジ。多少なりとも効果は上がったが、付け焼刃の感は否めない。今節はさらに大幅なテコ入れが確実となっている。　まず、ディフェンスラインが、これまでの４バックから３バックへと変更される。山田と富澤をストッパーに置き、ハイボールに強いロペスが余る形となった。ロリ監督は守備的な構えという見方を否定するが、アウエーの磐田戦で是が非でも勝ち点を持って帰りたい考えが透けて見える。　唯一の光明は、ボランチの林、トップ下のラモン、ＦＷの平本、この縦のラインがコンビネーションの質を高めつつあること。これに中盤の選手たちが効果的に絡めれば、間隙を突いての得点もありうる。いずれにせよ、ヴェルディの狙いは最少得点差の勝利、あるいは引き分けでも御の字といったところだろう。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ＆ｔｏｔｏＧｏａｌ直前情報！［対象Ｎｏ．３、Ｃ大阪－市　原 15:00 長　居］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション【Ｈ・Ｃ大阪・４－４－２】　　　　　　西沢　　　徳重　　　佐藤　　　　　　　　　　森島　　　　　　　布部　　広長　　　古賀　　　　　　　　　　　　　久藤　　　　　鈴木　　　　ジョアン　　　　　　　　下川《サブ》ＧＫ多田、ＤＦ喜多、ＭＦペラック、ＦＷバロン、大久保【けが人】柳本（右足首痛、チーム合流後に再発、中旬以降）　　　　　　福王（右ひざ前十字じん帯断裂、今季絶望的）　　　　　　原（９日の市原戦で左ひざ負傷、中旬以降） ---------------------------------------------- 　　　　　　崔龍洙　　　　サンドロ　羽生　村井　　　　　　　　　坂本　　　　阿部　　佐藤　　　　茶野　　　斉籐　　　　　ミリノビッチ　　　　　　　櫛野【Ａ・市原・３－４－２－１】　　　　けが人・・・吉田、中西、大柴、石川《サブ》立石、結城、望月、山岸、林 ◎■☆◎■☆◎■☆ Ｃ大阪のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　気になるのは大久保の先発。五輪代表の試合に臨み、１日は後半３７分までプレーし１得点。３日の試合は後半１８分までで無得点だった。プレーは悪くないが疲労は蓄積している。西村監督は遠征への帯同とベンチ入りは明言しているようだが、５日の試合に先発させるかどうかは、当日の状態を見極めることになりそうだ。　だが、３日の紅白戦で２トップを組んだ西沢と徳重は好調。２６日の浦和戦では西沢が１得点、徳重が２得点で大勝。２９日の大分戦でもアベック弾で２連勝に貢献した。デンソーから移籍したＪリーグ２年目の徳重が、「ポスト森島」という状況になっているだけに、攻撃面に関しては、西村監督もメンバー編成に悩むところだろう。大久保が出場できそうな場合は、徳重が佐藤の２列目のポジションへ下がることもある。　ホームに迎える市原は、監督から「走れないヤツは使えない」と運動量を求められている市原。Ｃ大阪は全体的につなぐサッカーで、動くサッカーはできない。早い時間に先制しなければ、後半は走り負けてしまうこともある。 ◎■☆◎■☆◎■☆ 市原のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　２６日の横浜Ｍ戦は、崔龍洙のハットトリックでリーグ戦無敗の優勝候補を３－１で退けた。また、２９日の京都戦は崔龍洙が自身初の２戦連続ハットの大活躍。攻撃陣もそろって好調で５－１と大勝し、２位に浮上。チーム得点はリーグトップの１７点と破壊的な攻撃力を見せている。　今回、Ｕ－２２代表でチームを離れていた阿部が復帰。１、３日とフル出場しているだけに出場は微妙だが、今季から主将を任せるなどオシム監督の信頼は厚く、おそらくスタメン出場してくるのではないか。主な故障者はＤＦ中西とＦＷ大柴。ともに腰痛を抱え、ベンチ入りも厳しい状況。ただ、ＤＦは茶野や結城、ＦＷはトップ下のサンドロをＦＷに上げ、サブにも林や巻が控えており、全体的に無名ながらも選手層は厚くなっているので心配はいらない。さらに、５－１で終えた京都戦後、オシム監督や選手から６点目以降を取れなかったこと、１点取られてしまったことを悔やむ声が数多く上がってきており、大分に４－０で大勝した後に０－３で大敗した神戸戦のようなことはなさそう。この好調は勢いだけでなく、実力と見てよさそうだ。　５日のＣ大阪戦は、森島、西沢、大久保らをそろえる強力攻撃陣を誇る。佐藤、阿部のダブルボランチで中盤を固め、高い位置からのプレスで一気に攻め立てる攻撃になると思われる。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ＆ｔｏｔｏＧｏａｌ直前情報！［対象Ｎｏ．４、鹿　島－横浜Ｍ 15:30 カシマ］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション【Ｈ・鹿島・４－４－２】　　　エウレル　　平瀬　　　　　　小笠原　中田浩　フェルナンド　青木相馬　　　　　　　　　　名良橋　　　大岩　　　　秋田　　　　　　曽ヶ端けが人・・・《サブ》 ---------------------------------------------- 　　　　久保　　　マルキーニョス奥　　　　　　　佐藤由　　　　　遠藤　　　　那須　　ドゥトラ　　　　　　　　　　　　　　　波戸　　　　　松田　　　　　中沢　　　　　　　　榎本哲【Ａ・横浜Ｍ・４－４－２】　　　　けが人ＦＷ清水　左足首捻挫（５月中旬）ＧＫ榎本達　左指小指骨折（７月復帰）ＤＦ小原　右足小指疲労骨折（５月復帰見込み） ◎■☆◎■☆◎■☆ 横浜Ｍのこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　岡田武史監督（46）が就任した横浜Ｆ・マリノスは「無理をしない」法則がある。　痛みがあったらすぐに別メニュー調整となる。「こんなにＭＲＩ（磁気共鳴装置）を取るチームはないんじゃないか」と関係者が話すほど。「全治２、３週間」と診断され外から見るとかなり「ピンチ」の状態でも３日後にはあっさり合流したりもする。今週も腰痛の波戸、ふくらはぎ打撲の遠藤が一時離脱。今季いっぱいの契約延長が確実のＦＷマルキーニョスも左太もも裏肉離れが完治していないようで、別メニュー調整となるときもあった。　しかし５日の試合は現時点でのベスト布陣で来るだろう。けが明けのマルキーニョスは29日の名古屋戦で復帰。点こそ決めなかったが、このチームに欠かせない存在であることを証明した。ただ久保が３日の練習でまた左ひざを痛めたのが不安だが…。　最近勝ち星に恵まれていないが、全試合、内容はよく、攻撃的に来る鹿島に対し、こちらも攻撃的。両チームいい攻撃を見せ合い、楽しいゲームになるのではないか。岡田監督は何度も言っている。「うちにも十分チャンスはある」。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ＆ｔｏｔｏＧｏａｌ直前情報！［対象Ｎｏ．５、名古屋－大　分 15:30 瑞穂陸］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 【Ｈ・名古屋・３－５－２」　　　ウェズレイ　　バスティッチ滝沢　　　　　　藤本　　　　　　酒井　　　　吉村　　　　　　中村　古賀　　　パナディッチ　　　　大森　　　　　　　　楢崎けが人・・なし累積・・なし＜サブ＞FW原　MF岡山　MF山口　DF海本　GK本田　フォーメーションは３－５－２。４節の柏戦では３－３－３－１の攻撃型で引き分け。原をスタメンで起用したが後半前線をかき回すFW不在に苦しんだ。マリノス戦は通常の３－５－２、チームディフェンスは成功、攻撃はウェズレイへのカウンターパス１本のみ、サイドからのクロスもほとんど上がらない。相手にとってそれほど怖い攻撃ではない。　大分戦はこの３－５－２。ヴァスティチ、藤本がディフェンシブに動き前回同様、単調な攻撃ならば勝ちは望めない。トトファン、名古屋ファンの期待を裏切るサッカーはしばらく続きそうだ。 ---------------------------------------------- 　　　　アンドラジーニャ　　高松　　　　　　（ロドリゴ）　寺川　　　　　　　　　　　　　　　吉田孝　　　　　　　浮氣　　　　梅田　　　　　　(小森田）　片野坂　　　　　　　　　　　　　山崎　　　　　　サンドロ　　　三木　　　　　　　　　　　岡中【Ａ・大分・４－４－２】けが人・・・小山（右股関節捻挫、復帰は４月下旬）《サブ》江角、若松、内村、ロドリゴ、瀬戸 ◎■☆◎■☆◎■☆ 名古屋のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　相変わらず引き分け続きの名古屋。負けないと言えば聞こえはいいが勝てないと言った方が的確。チームで守って少ないチャンスで点を取る。そんなサッカーが確立されつつあったが柏戦では超攻撃的布陣で攻めろ！と言われ困惑、前半９分に１点を失った。横浜戦では守りのサッカーに転じ０点には守ったが単調な攻撃により点は取れない。ハードスケジュールの中「負荷をかけ過ぎた」と監督自ら反省。今週は軽めのトレーニングが続いた。チームの方向性が定まらない中、報道陣の厳しい質問に対しベルデニック監督は「君達はこのチームは勝たなければいけないと思っているのか？鹿島や磐田じゃない。勝てればいいが勝つ必要はない！！」と言ってのけた。監督の発言をフォローする気はないが１STステージを通して可能性を探ろうとしているらしい。そんな中５月いっぱいでヴァスティチの退団が決定。自らのHPで「もう名古屋でサッカーをする気はない！」と発言した。心情は察する。おそらくFWとしての存在意義が見つからなかったのだろう。広島から藤本を獲得、トップ下に置いたが機能していない。サイドを変える。中―外―中。クロスをあげる。基本的な事ができないのが現状。今週はクロス、スルー、シュート基本的な練習が繰り返し行われたが大きな改善にはならないだろう。チームのムードは今季最低といっていい。 ◎■☆◎■☆◎■☆ 大分のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　大手術に乗り出す可能性が出てきた。３日の練習での出来事である。小林監督はここまでリーグ戦３アシストを記録しているロドリゴを、スタメンから外して戦術練習を行った。これまでは「ロドリゴシフト」を採用するなど、圧倒的に狭いロドリゴの守備範囲をカバーするために試行錯誤を繰り返してきたが、我慢も限界に達したようだ。ロドリゴの代役には好調のＦＷアンドラジーニャが有力。ナビスコ杯京都戦で２ゴールするなど絶好調。開幕戦以来の高松とのコンビも問題はない。１－０とリードしながら 10人のＣ大阪に逆転負けしたショックを振り払うために、賭けに出た。　ただ、ロドリゴが抜けた後にパサーがいない。吉田孝、寺川はともに突破やスペースへの走り込みを得意とするタイプ。守備が上がる代わりに決定的な仕事のできる選手もいなくなることになる。諸刃の剣だ。　小林監督は週の半ばに攻撃力を落とさないためにサイドバックの攻撃参加からクロスを放り込む練習を繰り返し行った。ただ、これも左サイドバックの有村が出場停止のために代役を片野坂、路木の２人から探している状態。スタメンをいじり過ぎることが、逆にチームの連携を乱すことにもつながりかねない。ナビスコ杯ではホームで完敗した名古屋が相手。守備を固めれば引き分け以上の結果は期待薄になる。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ直前情報！［対象Ｎｏ．６、京　都－仙　台 15:30 西京極］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション【Ｈ・京都・３－４－３】　　　　　　田原　　　松井　　　　中払　　　鈴木慎　石丸　斎藤　　富田　　鈴木和　角田　　辻本　　　　　　平井《サブ》ＧＫ上野、ＤＦ松本、ＭＦ高、美尾、ＦＷ黒部【けが人】松井（１日のミャンマー戦で左足首打撲、５日出場濃厚）　　　　　　黒部（４月６日に左ひざ捻挫、５日復帰微妙）　　　　　　手島（２６日の清水戦で左足首負傷、１２日復帰見込み） ---------------------------------------------- 【Ａ・仙台・４－４－２】 ◎■☆◎■☆◎■☆ 京都のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　最下位脱出に向けて、松井はフル稼動を誓っている。自身も４月には右ふくらはぎに２度も違和感を訴えていたが、１日のミャンマー戦では得点も奪った。この試合でも左足を打撲するなど、体調は万全とは言えない。３日の試合も後半３４分までプレーしたが、２試合連続の得点を挙げるなど好調。疲労はあるが５日の試合にも出場意欲を見せている。左ひざを捻挫している黒部の回復が遅れているだけに、松井の出場とデキがカギを握る。　黒部は出場する可能性がないとはいえないが、現在でも別メニュー調整中。先発復帰は来週になりそうだ。　松井と同じように五輪代表の試合に参戦していた角田も疲労感は否めない。だが、手島が２度目の離脱をしているだけに出場は確実。１度目に離脱していた際は、センターバックを務めた。勝てなかったとはいえ３試合連続のスコアレスドローを演出し、ラインコントロールには問題がない。ただ、仙台の２トップはスピードがあるだけに、疲れから振りまわされる可能性はある。仙台もけが人を多く抱えているが、点を取らなければ勝てない。ディフェンスよりも、攻撃面がキー。リーグ戦では高もいいプレーを見せていないだけに、不安は多い。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ直前情報！［対象Ｎｏ．７、浦　和－清　水 16:00 埼　玉］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション　　　永井　　　エメルソン　　　　　長谷部　三上　　　　　　　　　　平川　　　内舘　　　山瀬　　　室井　　　　坪井　　　　　ゼリッチ　　　　　山岸【Ｈ・浦和・３－５－２】　　　　けが人・・・なし《サブ》都築、西村、千島、鈴木、田中 ---------------------------------------------- 【Ａ・清水・４－３－３】ＦＷ３　　　　　　安貞桓　　　　三都主　　　　　　　　トゥットＭＦ３　　鶴見　　　吉田　　　伊東ＤＦ４　平岡　　　　　　　　　　市川　　　　　　池田　　　　　　森岡ＧＫ１　　　　　　黒河＜サブ＞ＧＫ羽田ＤＦ高木和ＭＦ沢登、平松ＦＷ北嶋＜故障＞斉藤（右ひざ前十字じん帯損傷、第１Ｓ絶望） ◎■☆◎■☆◎■☆ 浦和のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　２６日のＣ大阪戦はまさかの大量４得点に、まさかまさかの大量６失点で０－３から大逆転負けを喫するなど想像できない試合だった。得点力不足に悩まされていたチームにとって、４得点を挙げられたことよりも、堅守が武器だったのに、大久保、森島、西沢らＣ大阪攻撃陣にいいようにやられた６失点の方がショックは大きく、試合後のチームの雰囲気は最悪。次戦も厳しいだろうなあと思われたが、相手に恵まれた。浦和以上に得点力不足に悩まされ、最下位に沈む東京Ｖ。会場もアウエーながら、国立はレッズサポーターで真っ赤に染め上げられ、２－０と快勝した。Ｕ－２２代表でチームを離れた鈴木に代わり、ボランチにはケガから復帰の山瀬が初のスタメン出場。その山瀬が前半に先制点を挙げ、起用に見事応えた。　５日の清水戦は、ボランチをそのまま山瀬で行くのか、それとも３日のミャンマー戦にフル出場した鈴木を使うのか、それとも鈴木をボランチに入れて山瀬を本来のトップ下に入れるのか。オフト監督がどう起用するのかが注目される。また、右ウィングバックの山田が累積警告で出場停止。ここに誰を入れるか。実戦経験の乏しい西村を入れるのか、それとも本来は右が本職の左ウィングバックの平川を右に回して左に三上を入れるのか。そして、故障がちのゼリッチが再び足に違和感を訴えて３日の練習を途中で切り上げた。重傷ではないようなのでそのままゼリッチを使うのか、ルーキー小林宏を使うのか。固定メンバーで常に戦ってきたオフト監督がこの事態にどう対応するのかが見物だ。 ◎■☆◎■☆◎■☆ 清水のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　４月２６日京都戦で今季初勝利を挙げたものの、２９日のホーム柏戦では前半に２失点すると、後半は守られて攻め手なく、あえなく４敗目を喫した。柏戦では失点するまでは内容はよかったものの、前半２４分にＣＫから先取点を許し３４分にカウンターからあっさり２点目を失った。敗れた４敗に共通するのは失点後１０分以内に再び失点していることだ。森岡も「失点すると静まり返って声が出ていない」と話すように２２歳の市川、池田、２１歳の村松と若いＤＦ陣が失点するたびに「また取られるんじゃないか」という不安にさいなまされながら戦っている。大木監督も連続失点について「メンタルの部分が大きく、難しい」と話している。こういう状態のときには経験のあるベテラン選手が力を発揮するものだ。５月２日の紅白戦ではこの５月に３０歳を迎える名古屋から移籍の平岡が村松に代わって左サイドバックに入った。宮崎キャンプで右太もも肉離れのため出遅れたことが響き、今季はプレシーズンはもとより開幕から一度もピッチに経っていない。だが、Ｇ大阪、名古屋で１０年間リーグ戦１８２試合に出場した経験がある。Ｇ大阪時代にはチーム低迷を何度も味わっており、精神的な強さもある。１対１の強さなど守備力では村松を上回るだけに、守備再建を目指すにはうってつけの人材だ。　攻撃陣では４月１９日の磐田戦で右太もも肉離れしたトゥットが古巣相手に復帰する。２試合先発から外れた三都主もリフレッシュしている。大木監督は２日の紅白戦の後半で安貞桓を含めた３トップの形を試した。そのため中盤をダブルボランチから伊東、吉田、鶴見の３ボランチに変更した。３ボランチには攻守とも負担は大きくなるが、三都主、トゥットともにＭＦからＦＷへ移行し守備の意識を軽減させる方が攻撃力アップにつながる。マンツーマン型の浦和ＤＦに対して、前線に３人張らせることで相手の対応を狂わせる狙いもある。鶴見、伊東がＤＦだけでなくいかに攻撃参加出来るかがポイントになってくるが、赤一色の埼玉スタジアムでは押し込まれる場面も多くなることが予想される。キープしてパスも出せる司令塔役の安貞桓とその回りの衛星的存在となる三都主、トゥットのスピード。攻撃専念のこの３人の能力だけでも浦和ＤＦラインは十分に崩せる。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ直前情報！［対象Ｎｏ．８、　柏　－神　戸 16:00 　柏　］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション【Ｈ・柏・？？？】けが人・・・《サブ》 ---------------------------------------------- 【Ａ・神戸・４－４－２】　　　　　オゼアス　　　　播戸　　薮田　　　　　　　　　　　　　アリソン　　　　　　　山口　　　吉村　　菅原　　　　　　　　　　　　　坪内　　　　　　北本　　　シジクレイ　　　　　　　　　掛川《サブ》ＧＫ岩丸、ＤＦ土屋、ＭＦ西谷、岡野ＦＷ三浦知【けが人】和多田（右ひざ前十字じん帯手術、今季絶望的）土屋（３月２２日のＣ大阪戦で左足首ねんざ、復帰済み）佐伯（４月６日の京都戦で右ひざ前十字じん帯損傷、５月６日に手術予定）三浦泰（４月２３日の東京Ｖ戦で左大たい部裏肉離れ、中旬復帰）岡野（左大たい部裏違和感、練習には一部合流）坪内（左大たい部打撲、５日復帰見込み） ◎■☆◎■☆◎■☆ 神戸のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　一時はけが人が続出していたが、ややめどが立ってきた。４月２６日の磐田戦で左大たい部を打撲し、２９日の試合は欠場した坪内は、ほぼ完治。２試合ぶりにスタメンに名前を連ねそうだ。２８日には５月上旬のユース代表候補も発表され、順当にメンバー入り。１１月の世界ユース選手権に向けて、一時は落ち込んでいたモチベーションも回復した。　開幕戦で左足首をねんざした土屋も２９日のＦ東京戦で途中出場して復帰。５日の先発復帰は微妙だが、安定したプレーを見せてきた北本でもそん色はない。岡野も左大たい部に違和感を訴えていたが、今週に入ってチーム練習に合流。ベンチメンバーとして、貴重なスーパーサブの役割を担いそうだ。　だが唯一、けがの回復が遅れているのは三浦泰。２３日の東京Ｖ戦で肉離れを起こし、当初は軽症と見られていたが、現在でもウォーキング程度の調整。３７歳と高齢なこともあって慎重なリハビリを行っている。復帰は早くても５月中旬ごろになりそうだ。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ直前情報！［対象Ｎｏ．９、札　幌－川　崎 14:00 厚　別］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション【ホーム、札幌・４－４－２】　　　　　新居　　　相川　　　　森下　　　　ホベルッチ　　　　　　川口　中尾　　大森　佐藤尽　曽田　西田　　　　　　　藤ケ谷けが人… ウィル（左足大腿部二頭筋損傷　復帰まで１週間）砂川（右足首捻挫　復帰未定）平間（左ひざ内側側副靭帯損傷　復帰まで３週間）今野（右足甲関節捻挫　全治２週間）酒井（右膝前十字靭帯断裂でリハビリ中。今月中にも復帰か）《サブ》ＧＫ佐藤洋、ＤＦ西沢、ＭＦ和波、ＦＷ堀井、ＦＷ森山ＦＷウィルの負傷離脱の影響で２戦連続完封負け。３連敗中と早くも正念場を迎えた札幌は、スタメンを大幅に入れ替える。２トップに１９歳コンビの新居と相川に上昇のきっかけを託す。ベットが抜けた穴には今季東京Ｖからテスト生入団した川口卓哉が収まりそうだ。センターバックは今季９戦でスタメンを張ってきた西沢から佐藤尽に。攻撃に迫力こそないが、専守防衛で数少ないチャンスを生かす構えだ。 ---------------------------------------------- バルデス　　　　　　　　　　　　　　　　　ジュニーニョ　　　　　　　　　　　今野　アウグスト　　　　　　　　　　　　　　　塩川　　　　　　　長橋　　　　　　　　久野　　　岡山　　　　　　茂原　　　　　　箕輪　　　　　　　　　　　吉原　　　【Ａ・川崎・３－５－２】　　出場停止・・・渡辺匠けが・・・伊藤宏　左ひざじん帯損傷（７月） ◎■☆◎■☆◎■☆ 札幌のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ ※札幌緊急ニュース！！ジョアン名物のお家騒動！？　元ブラジル代表の鳴り物入りで今季加入したボランチのMFベットが２日付で急遽退団した。ジョアン・カルロス監督は「私が連れてきた選手だから、彼の退団の責任の一途は私にもある。だが、彼のとった行動はプロとしてはあるまじき行為だ」と不快感を露にした。　真相は１日午後からの練習直前、迎えに来る通訳の携帯電話に連絡が入った。「今からブラジルへ帰る。すまない」とベット。成田へ向かう新千歳空港からだった。　代理人が成田へ急行し、サンパウロ行きの便が出発する午後７時まで、再三の説得を行った。一時帰国の形でも良かったが、本人の意思は固かった。クラブ側は「契約破棄の形でいいんだな」と伝え、ベットは退団を了承した。帰国の理由は「生まれたばかりの子供見たかった」。　ベットは３月、ブラジルにいる内縁の妻との間に男児が誕生した。その頃は開幕直後。関係者に「帰国したい」と伝えていたが、説得された。だが、親心だけは抑えることができなかった。次第にプレーに集中できず、トップフォームを崩していった。予定調和の退団劇だった。　選手たちにまたも試練。衝撃が収まらない中、３連敗ということも相まって、２日の練習前には選手だけのミーティングを敢行。改めて結束を促した。残り２試合で１クールが終わる。現在３勝１分５敗と既に勝ち越せないことになった。ＪⅠ昇格を果たすためにも、これ以上負けは許されない。 ◎■☆◎■☆◎■☆ 川崎のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　アウグストを最終ラインに、もしくは４バックに変更か。川崎フロンターレはＤＦ渡辺匠が出場停止だ。前節の退場でのことだが、３バックは負傷している伊藤宏に続く欠場でこれはかなり痛い。２月のキャンプから箕輪、渡辺、伊藤の３バックは不動だったからだ。　前節はＭＦアウグストをＤＦラインに入れる緊急布陣を敷いた。大宮と１－１でドローだったが、やはりアウグストは攻撃力が特徴。これはもったいない。４月19日の水戸戦では伊藤の負傷と箕輪の出場停止で同じような緊急事態になった。このとき石崎監督が用いたのは４バックの布陣だ。これを再び起用してくるかもしれない。優勝を狙い好スタートを切ったが、ＤＦ陣の負傷と出場停止が理由で、ここ４試合勝ち星のないチームにどういう策を用いてくるのか頭を痛めているはずだ。　好調なのは右サイドの長橋とＦＷジュニーニョ。長橋はボランチ出場してくる可能性が高い。前が調子いいだけに、勝ちきれるかはアウグストが握っているといえるかもしれない。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ直前情報！［対象Ｎｏ．１０、横浜Ｃ－鳥　栖 14:00 三ツ沢］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション　ファンデルフェン　　佐藤小野信　　　　　　　　　　　　　横山　　　　高木　　　　ルディ小野智　　　　　　　　　　　　臼井　　　　　山尾　　マシュー　　　　　　　　　水原【Ｈ・横浜Ｃ・４－４－２】　けが　大柴　右ひざ内側側副じん帯損傷（来月中旬復帰）城左大腿（たい）二頭筋挫傷(２週間）重田　右腓腹筋挫傷全治　（３週間）日の予想フォーメーション ---------------------------------------------- 　　　鳴尾　　ジェフェルソン　　　小石　　　　　　　　　　　大友　矢部　　　森中村　カブレリーゾ　川前　鈴木　　　　　藤川【Ａ・鳥栖・４－４－２】けが人・・・なし《サブ》高橋、佐藤大、川崎、三好、石橋 ◎■☆◎■☆◎■☆ 横浜Ｃのこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　最近５試合１勝４敗と不振の続く横浜ＦＣにまた暗雲が立ち込めた。エースＦＷ城が 29日の水戸戦で負傷した。左太もも肉ばなれで全治まで２週間。湘南戦では先制弾をたたき出し、調子は上向きだった。ＦＷは大柴も負傷中で佐藤とファンデルフェンの先発が有力。各チームともに負傷者は出ているものの、ここはかなり多い。　ＤＦ真中も練習中の衝突で頭部負傷。これはこのまま病院へ行き４針縫った。練習には参加しているものの出場は微妙な状況だ。さらに痛いのは右サイドバック、重田の負傷だ。４月24日の練習試合で右腓腹筋挫傷となった。右サイドからのスピードのある攻撃を武器としていただけにこれは痛い。さらに最近は大量失点も多いだけにＤＦ陣の“再建”は難しいはずだ。　相手は鳥栖。ＦＷ服部が出場停止で、起点となるプレーヤーが不在なのが救いだが、ホームでも厳しい試合になりそうだ。 ◎■☆◎■☆◎■☆ 鳥栖のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　鳥栖がリーグ戦９試合目でやっと勝った。勝因は信念を曲げたことである。千疋監督は「１試合３点」をノルマに掲げて始動。しかし、８節を終えた段階で６敗２分け。点は取ってもそれ以上に取られるという悪循環は鳥栖から勝ち点３を奪う気力を吸い取ってしまっていた。「いま必要なのは信念よりも勝利。そうするしかない状況だった」と指揮官は苦汁の決断を下した。前節の水戸戦（０－１）でシステムを４－４－２に変更。手応えは得た。　そして札幌戦。カウンターからジェフェルソンの１発で先制すると、虎の子の１点を全員の守備で守り切った。「３－５－２をやめたわけではないが、勝っているうちはこのシステムでやる」と同監督は言う。ボランチが本職のカブレリーゾがＤＦになり、相手のロングボールやクロスを高さで跳ね返す。１人で勝負できるＦＷジェフェルソンは速攻に最適。まだ90分間出場できるコンディションにないが、ジェフェルソンが決め、逃げ切る、という勝利の方程式が出来上がった。　要するに勝ち点３を得ることができなくても、システム変更で最低でもドローの可能性が高まった。トト的に言えば、これからは鳥栖の「１」や「０」がねらい目になってくる。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ直前情報！［対象Ｎｏ．１１、新　潟－水　戸 14:00 新潟ス］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション【Ｈ・新潟・４－４－２】　　　上野　　　　マルクス　　　　　ファビーニョ　　　安　　山口　　秋葉神田　丸山　アンデルソン　山形　　　　　　野澤けが人・・・？？？《サブ》？？？ ---------------------------------------------- 【Ａ・水戸・３－５－２】　　　小野　山崎　　　　　樹森秦　　　　　　　　　　富田　　　栗田　パンチョ　吉本　トゥーリオ　森　　　　鏑木けが人・・・？？？サブ・・・？？？ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ直前情報！［対象Ｎｏ．１２、甲　府－山　形 15:30 小　瀬］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション【Ｈ・甲府・４－４－２】　　　　須藤　　　藤田石原　　　水越　　　外池　　　倉貫奈須　　　杉山　　　青葉　　　池畑　　　　　阿部けが人・・・？？？《サブ》？？？ ---------------------------------------------- 　　　中村　　　松田（正）高橋健二　　　　　　　星　　　永井　ニヴァウド井上　　　　　　　　　太田　　　　鷲田　古川　　　　　桜井【Ａ・山形・４－４－２】《サブ》阿江　内山　小久保　川崎　大島 ◎■☆◎■☆◎■☆ 山形のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　ようやく柱谷監督の思惑に近いサッカーを展開できつつある。松田の強烈なシュート力とそれを演出する中村の「衛星的な動き」。高橋健二の攻撃センスに、永井のドリブルと、見ごたえのある攻撃を演出する。ニヴァウドは「あとは日本のサッカースタイルを完全に身体に覚えさせるだけ」と語るほどにフィジカルと持ち前のテクニックのコンディションは上々。そして、ここまで8試合で3ゴール4アシストの星は言うまでもなく、相手チームの脅威の的だろう。最終ラインは古川と鷲田の「イケメンコンビ」が統率。両サイドバックは独自の視点を持ったサイドバック。　ここまで選手のことを書いてきた理由は、開幕以来、猫の目のように変わってきた先発がここにきて固まってきたからだ。柱谷監督もそのことを言及し、これからのスタイルを第1クール終了時には確立できると見ていい。　Jリーグの粋な計らいによって、今節の甲府戦（at小瀬）は山形でもテレビ中継が予定されており、復調のチームに追い風は吹いている。 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 第７９回ｔｏｔｏ直前情報！［対象Ｎｏ．１３、福　岡－広　島 15:30 博多球］ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ５日の予想フォーメーション　　　　ベンチーニョ　　林アレックス　　　　　　　　　　宮崎　　　　　原田　　　篠田　立石　　　　　　　　　　　　平島　　　　　蔵田　千代反田　　　　　　　水谷【アウエー・福岡・４－４－２】けが人・・久永（右肩打撲、復帰は７月）、セルジオ（右膝外側側副靭帯損傷、復帰は５月中旬）《サブ》塚本、川島、宮原、大塚、太田 ---------------------------------------------- 【Ａ・広島・４－３－３】　　　　　大木　高橋　茂木　　　　　森崎浩　サンパイオ　　桑原服部　上村　　リカルド　高萩　　　　　下田けが人・・・？？？《サブ》？？？ ◎■☆◎■☆◎■☆ 福岡のこの一週間 ◎■☆◎■☆◎■☆ 　前節、途中出場で２ゴールを決めた宮崎が右ＭＦとして４試合ぶりにスタメン復帰用することが濃厚だ。これまではチーム事情もあり左サイドバックで起用され続けてきた宮崎だが、１６３センチと身長が高くないためにロングボールを合わされ攻撃の起点を作られてしまう場面が目立った。２日の練習から右ＭＦのレギュラーである久永が練習合流したが、試合出場には程遠い状態。同じポジションの大塚も開幕当初の好調さは影を潜めるだけに、好調な宮崎の台頭は低迷するチームにとっては吉報だ。　問題は守備だ。現在のところ27試合連続失点。これはＪ２ワースト２位にあたる記録である。今回もセルジオの復帰が間に合わずに千代反田、蔵田のセンターラインが予想される。潜在能力は抜きん出ている千代反田だが、いかんせんセルジオに比べれば経験が少ない。コーチングに秀でた蔵田も危ない場面で不用意なファウルをおかすクセを持っているために、全幅の信頼を置くには心細い。そこで松田監督は、右サイドバックに平島を起用する。開幕戦にフル出場した平島だが、１年間のブランクが大きくその後はサテライト暮らしが続いていた。ここで起用に応えれば福岡の課題であるＤＦラインにある程度の希望が見えてくる。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊　　　　　　　　　　読者の皆様へ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊　ととネットでは読者の皆様によりよくtotoライフを楽しんでいただくために、コンテンツの充実を図ろうと考えています。「こんな情報が欲しい！」「こんな企画をやってくれ！」など、ご意見がございましたら、 toto@rsw.co.jp（新しくなりました！）までご一報下さい。　読者のみなさまの予想が当たりますように・・・。 ●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎ 次号予告　松野の寝ずに考えた予想！！　最新支持率を斬る！！　ＴＮＴ＆ＴＮＴＧ王座戦開催中！！ ●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎●○◎ ================================================ 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