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===================================================== 発行部数 5 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/03/20 (Thr) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 美女か野獣 局 名 フジ系 放映日時 木曜22時 キャスト 鷹宮真（松嶋菜々子） 永瀬洋海（福山雅治） 久瀬光彦（渡辺いっけい） 戸渡千太郎（八嶋智人） 古袋博（佐々木蔵之介） 白井雪乃（白石美帆） 山本タケシ（永井大） カッチン（パパイヤ鈴木） 秋山富士子（深浦加奈子） 桜木恭一郎（児玉清） 脚 本 吉田智子 あらすじ 鷹宮真（松嶋菜々子）は、外務産業省に父・秀一（竜雷太）に会 いに行く。 "Evening News" のスタッフたちは、誰が圧力を掛けているのか、 探ろうとする。 永瀬洋海（福山雅治）は、真に、子供の間違いでは？と言って慰め ようとする。真は、秀一が先日までケニア大使をしていたので、 ＯＤＡで利害関係のある伊田ケンジ（青木堅治）の父親と接点がある と言っていたのを思い出す。 スタッフたちは、番組終了まであと３日。このまま、恥の上塗りで は終われないと、自主的に取材を開始した。 真は秀一に、おとといの夜、島田裕太（片岡涼）という子に会った か聞くが、秀一は、「お前は、娘としてきたのか？取材記者としてき たのか？」と聞き返す。「後者です」と真。「なら、答えることはな い」「取材拒否ですか？「マスコミに答えることはない、ということ だ」」「わかりました」「父親として一ついいかね.....新しいマン ションの鍵だ。まだ、段ボールが散らばってるが、気が向いたら、遊 びにいらっしゃい」真は、鍵と住所のメモを受け取ると、秀一の部屋 を辞す。 真が報道局に戻る。「どうですか？」と永瀬。「取材拒否されたわ」 と真。「なら、わかんないってことですね」「父はわたしに嘘を付い たことがないの」 スタッフたちの取材で、外務産業省の野田大臣（奥野匡）の汚職疑 惑が浮かび上がる。野田大臣は、次期総理大臣の呼び声が高い。「汚 職か!?」とみんな色めき立つ。永瀬は、放火事件のほうが先では？と 言うが、真は、汚職事件を調べれば、自ずと放火事件も解明するだろ う。野田大臣と共に、その腹心の部下・鷹宮秀一をマークするよう、 指示する。裕太に口止めをしたのは、秀一である可能性がある、と。 秀一は真の父親では？と心配する秋山富士子（深浦加奈子）に、 「前にも言ったように、相手が家族であれ、友人であれ、真実を探る のが報道マンのつとめです」と真は言い切る。 永瀬は真を追いかけ、「本気でやる気ですか？」と聞く。「言って るでしょ」と真。「お前の父親だぞ。ジャーナリズム精神もわかる。 でも、お前がやることないだろ」と永瀬。「自分の父親だから、やる んです」「なら、オレがやる。お前は手を出すな。誰がやっても、同 じだろ」「あなたがやっても、上司であるわたしがやらせたことに、 変わりはないわ。あと３日、わたしが上司だってこと、わすれないで」 永瀬は夜、スタッフたちと居酒屋『若大将』で飲んでいたが、まだ、 真が報道マンだからって、父親とガチンコしなければならないのか、 悩んでいる。そして、ポロッと、「『あいつ』のそんな姿、見たくな い」と言ってしまって、慌てて酔ったふりをする。 久瀬光彦（渡辺いっけい）、戸渡千太郎（八嶋智人）、古袋博（佐 々木蔵之介）は、今まで永瀬と真の関係に気づいていなく、富士子や 白井雪乃（白石美帆）、山本タケシ（永井大）にバカにされる。なん と、鶴巻幸雄（志賀廣太郎）まで、気づいていたというのだ。 ３月２８日土曜日。 古袋は真に、伊田の父親の受注したＯＤＡには、すべて秀一が関与 していたことを報告。戸渡も、事件の後、野田、弁護士の佐脇洋平 （荻島眞一）、伊田の父親、そして秀一が新橋の料亭で会っていたこ とを報告。 藤堂誠一局長（森下哲夫）は、真に汚職追及をやめるように言うが、 真は拒否。藤堂は、田丸玲士部長（清水章吾）を呼び、直接指揮を執 るように言う。「あと二日しかないんだ。さっさと謝罪報道しろ！」 と藤堂。「お言葉ですが、『あと二日』ではなく、『まだ二日』あり ます。その間、鷹宮に任せるつもりです」と田丸部長。「いいんだな ？」と言うとみんなを見回し、「みんな、責任もってもらうよ」と言 う。 All or Nothing.....スクープかお払い箱か？みんな最後の放送ま で頑張る。 そのころ永瀬は、雨の中、秀一に話を聞こうと粘っていたが、永瀬 が警備員に押さえられている間に、秀一はハイヤーに乗って行ってし まった。 永瀬は秀一とバーにいた。「今日、裕太君の家に行って来ました。 あなたが裕太君に口止めしたことを母親は認めました。この金を返し てくれって」と永瀬は封筒を秀一の前に置き、「まだ、鷹宮には報告 していません」と付け加える。「どうやって認めさせた？」と秀一。 「『息子さんを、伊田のような人間にしたいんですか？』って。あな たも親ならわかるでしょ」と永瀬。「.....」「なぜそんなことを.... 野田大臣に頼まれたんですか？あなたのお嬢さんは、いや、うちのチ ーフは自分の手でこの疑惑を解明するつもりです。彼女にそんなこと をさせるのですか？彼女のことを思うんなら、自分で進退を決めて下 さい」 「昔、娘がボーイフレンドを紹介したいと言ってきた。でも、忙し くしていて会えないうちに、娘はハーバードへ行ってしまった。ボー イフレンドを紹介したいと言われたのは、後にも先にも差の時だけだ った。その人にこうして会うとはね.....あの子は早くに母親を亡く したせいか、何でも自分で決めて、堅物になってしまったけど、安心 したよ.....残念だが、君に話せることは無い」と秀一。 みんな決定的証拠が無く、イラ立つ。 「誤報の汚名なら、晴らせます」と永瀬。「裕太君とお母さんは、 もう一度証言してもいいと言ってくれました。放火事件は間違ってい なかった。これをLast Newsにしよう」と言う。「わたしがもう一度 話をしてきます」と真。 真に秀一は、「お前がお前の立場でものを処理するように、わたし にもわたしの立場がある。話すことは何もない」と言うと、スタッフ と今晩のフランス大使との会合に、大使夫人がこっているので貴腐ワ インを出すよう指示しながら行ってしまう。「これ以上話してもらえ そうにないので帰ります」と真。「そうか.....そういえば、永瀬と いう記者に会ったよ。いい目をした青年だった」と秀一。 真は暗い表情のままチーフ室に入る。そして、手の中のマンション の鍵を見つめる。 真は意を決して留守中の秀一のマンションに入る。そして散らかっ た部屋を見て、片づけようとしてやめる。そして、秀一の机の抽斗を 覗き、ＰＣを立ち上げ、パスワードを入力する。誕生日、好きなもの .....いろいろ入力するが、すべて外れ。 その頃、秀一の乗ったハイヤーがマンション前に着く。 パスワードは"MAKOTO"だった。アクセス成功。と 秀一はマンションに入り、一息つく。そして真と一緒に写った写真 を入れた写真立ての位置がずれているのに気づき、直す。 マンションから出てきた真に永瀬は、「自分が何をやっているのか、 わかってるのか？」とただす。「ここに隠し口座のデータが入ってま す。明日の報道でこれを流します」と真は手にもったフロッピーを見 せると、行ってしまう。永瀬は地面を蹴る。 秀一は苛立ったように段ボールの封を開けると、中から一冊のアル バムを取り出す。真の記録だった。それをめくるうち、秀一の顔が柔 和になる。 ３月３１日月曜日。 真は秀一を生放送で直撃取材すると指示。秀一の取材には直接真が 行くという。そして、坂本大輔（山本龍二）を呼ぶ。永瀬も一緒に行 くと言うが、真は、「あなたがキュー振らなくてどうするのよ。最後 の"Evening News"、任せたわよ」と言って出かける。 永瀬の、「はい、キュー！」の指示で最後の"Evening News"が始ま る。 真の秀一に対する取材。「証拠があるのかね」と秀一。「ここに伊 田工業から野田大臣への多額の入金を示す資料があります。この口座 を管理していたのは、あなたですね」と真。「この資料はどうやって 入手したのかね？」「お答えすることはできません」「違法な方法で 入手したものは証拠とは呼べないんだよ」「わたしたちのやっている のは、裁判ではありません。報道とは、たった一つの真実を探ること なのです」「君にとって一番大切にしているものは何だ？」「..... 信念です」 息詰まる沈黙。 「汚職に関与したことを認めますね」と真。「はい」と秀一。「な ぜそんなことを？」「気づいた時には、戻れないところにいた」 久瀬が野田大臣を直撃する。古袋は伊田工業社長を直撃。 野田がＳＰと取り巻き達を連れて会場に入ってくる。久瀬もついて くる。そして取り巻き達が真に、どうやって資料を入手したのかと迫 り、「こんなことまでするのが報道か」と言う。 「わたしの娘を侮辱するのはよしていただきたい。わたしの娘は正 しいことをした。正しいことをしたんだ！」と秀一。 永瀬はそこにいた久瀬に、野田に質問するよう指示。 野田と共に一行が行ってしまうと、「こういう日が来るのはわかっ ていたよ。お前でよかったよ。自慢の娘だ」と秀一は涙声で言う。 真が報道局に戻ると、みんな起立し、「お疲れ様でした」と礼をす る。「お疲れ様」と真。 ｘｘが入ってきて、汚職事件究明のために特捜班が結成される。 "Evening News"はそれを追うために継続。だが、真の契約は継続され なかった。たとえ親子の間柄といえ、無断で住居に侵入したことが問 われたのだ。 おかしいと反発するスタッフ達を押さえ、真は、「わかってました。 たとえ短い間でも、みんなと仕事できて楽しかった」と言う。「じゃ あ、パーッと飲みに行きますか。"Evening News"継続のお祝いと、送 別会に」と永瀬。みんな賛成する。 永瀬は真に、これからどうするのか聞く。真はフリーでやってみる と答える。「じゃあ」と行こうとする真を永瀬は呼び止め、「がんば れよ」と言う。「あなたも」と真は答え、二人は握手する。永瀬は何 かを言いたそうにするが、真は行ってしまう。伊田ｘｘも放火犯とし て逮捕される。 久瀬はみんなに指示をして、野田の汚職事件で他社に抜かれること のないよう、ハッパをかける。永瀬は無人となったチーフ室を見る。 そして何をすれば？と聞くが、「お前は成田」と久瀬。「１７時２５ 分発の飛行機らしいですよ」と富士子。「永瀬さん、会社の方針には 従うべきですよ」と桜木恭一郎（児玉清）。 遂に永瀬は「失礼しまーす」と飛び出していく。「わかりやすい奴 だね」と戸渡。 永瀬はバイクに飛び乗ると、フルスロットで飛び出す。 真は成田空港にいた。真の乗る飛行機の搭乗手続きが始まる。 出発口に入ろうとする真の耳に、「鷹宮さーーーーん！」という声。 永瀬がかけてくる。 「間に合ったよ。オレ、今度は間に合ったよ」と永瀬。「どうした の？」と真。「みんな忙しいって言うから、オレが代表で。近くに取 材もあったし」「ありがと」と真は手を出す。永瀬はその手を引っ張 って真を抱きしめると、「もう一人で頑張らなくていいんだよ。誰か に頼ったっていいんだよ」と言う。真も永瀬の背中に手を回す。そし て、真と永瀬はキスをする。 真は永瀬に微笑むと、飛行機に向かう。 "Evening News"の昨日の視聴率は13.4%。ダイヤモンドテレビを抜 き、１位獲得！久瀬は在りし日の真のように、毎日の視聴率を気にす る。 遂に野田に逮捕状。上から止められそうなネタに、「『上が何と言 ってもやりましょう！』とあの人なら言うでしょう」と永瀬。みんな 張り切る。 N.Y. 7:55。TOKYO 21:56。 真は永瀬と携帯で話をしていた。真は仕事をしていたが、永瀬は仕 事をしていると言いながら、実は合コンの最中。「じゃあ、お隣の女 の子によろしく」と言って真は電話を切る。 アメリカでも真は、スタッフから、「空撮しますか？」と判断を求 められると、「言ったでしょ、大切なのは視聴率」とスタッフの先頭 に立つ。そこは、"Makoto Takamiya Press Office"。 寸 評 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 結末はわかってはいましたが、爽やかな結末に拍手！という気分に なります。確か、「コーチ」でも結末は女性キャリアのボスは残れな かったけれども、結果的には一段とステップアップし、現場は存続。 彼女がいなくなっても、みんなは今まで以上の力を発揮する。ある意 味、ストーリーは読めていますが、時代劇と同じ、気持ちよさでしょ うか？ ちょっと気になるのは、アメリカと日本で遠距離恋愛になってしま った真と永瀬です。永瀬は他の女の子に手を出して問題を起こすこと なく過ごせるのでしょうか？ 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 配信、とっても遅くなってしまって、済みませんでした。録画したビデオが 埋もれてしまい、あらすじを起こすのが遅れてしまいました。 おまけに、土日、家でパソコンがネットにつながらない！というトラブルま で起きて。すでに、春ドラマが放送開始されてからの配信となってしまいまし た。 ところで、すでに５年以上、サラリーマンやＯＬをされている方、厚生労働 省の訓練給付金が来月から大幅ダウンするとのこと。４月末までに受講開始出 来れば、今までの有利な条件で学費が戻ってくるとのこと。 もう、時すでに遅しっていう学校もあるでしょうが、悩んでいる方は、今か らでも間に合う学校を探してみるといいかもしれませんよ。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |