メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 第3回  2003/04/20


----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------
毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。
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              ■虹の向こうに妻がいる■
               
          2003/APR/20TH  第3回 購読者511名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 先日我々は桜を見に出かけてきました。
 実は中国人妻どうしの集まりで花見会が4月の6日にあったのですが、
その日は妻が中国から戻ってくる日だったので参加できず、しかしなん
とかして桜を見せてあげたいと考えていたところ、会社の世話好きの人が
いっぺんやろうかということで、会社の連中を集めて花見会を開きました。

 私はそこに妻を連れて行ったわけなのですが、以前書きました忘年会の
ときのメンバーがほとんどだったので、妻と面識のある人ばかりですぐに
とけ込んでいきました。

 会社の連中との付き合いというものはこういうものなんだということを教え
る意味もあるのですが、実は昨年の今頃に来日するはずであった妻のこと
をずっと考えていました。

 『そういえば一年前の今頃に桜を見せて、その桜のなかにうずもれている
妻の写真を撮りたかったんだよなぁ。』ってね。
 ホームページにも書いていますし、メルマガにも書いたと思います。
 妻は中国にいるときに、日本の情報から桜の木が美しいということを知って
いたようです。

 だから、その会場についたとたん、『あっ、あっ、・・・。』と桜を指差し
ました。
 確かにきれいでした。
 ちょうどそのときが満開でした。
 細い河原の両側に桜の木があり、そのどれもが満開になっています。

 私は最初から妻の写真を撮ろうと思っていたので、デジカメを持っていき
ました。
 でも思うことは同じなんですかね。
 妻のほうが先に歩いていますわ。
 『私を撮って!』といわんばかりに。

 中国人って、写真を撮ったり見ることがとても好きだと聞いたことがありま
したので、やはり妻もそうなんだと思いましたね。
 これってひとりだったら、たぶんデジカメを持ち歩くことも無かったでしょ
うね。
 何だ桜かって感じですんでしまっているのかもしれません。

 やはりいま、妻というものの存在で、私の生活ががらりと変わっていること
が実感できます。
 ひとりじゃないんだってね。
 ひとりで出歩くことも少なくなって、週末はたいていがふたりで行動してい
ますね。

 買い物は辛いですねぇ。
 拷問みたいに眠くても妻の行くところについていかなければなりませんか
らねぇ。
 買い物が終わってクルマを運転しだすと妻がひとこと、

 『疲れたぁ。・・・。』を連発するのですが、そりゃあ欲しいものを物色してい
れば眠くもなるだろうがってね。
 でも高い店に連れていけとは言わないところが、まだ救いというところかな。
 衣服はあいもかわらずの『しまむら』で、食べ物はというと『餃子の大将』から
近頃は地元じゃ中華料理で有名な『ピリケン』とか、喜多方ラーメン『蔵』など
に変わってきています。

 最近、妻は日本のラーメンにはまっています。

 平日は私の家にいる時間がとても限られているので、飯を食べるかそれとも
寝るかのどちらかになってしまっています。
 まだそんな日は良いのですが、二日くらい帰れないと妻から携帯に電話が
かかったりして、寂しいのかなぁって感じながら仕事をすることも多々ありま
すね。

 妻にしてみれば、私しか頼れないですからね。
 寂しいのはじゅうぶんにわかっているんですよ。
 でも仕事しないと食っていけないですからね。
 その帳尻あわせを週末にしなければなりません。

 皆さんはこんなことを考えながら夫婦生活をしていないでしょうか。
 旦那のいない生活が気楽で良いだなんて言っている女性に、うちの妻の
気持ちがわかりますでしょうか。

 夫婦って、お互いがいないと困ると思う気持ちをもつことで、一体感をもつ
ことができるのではないかと、いま感じているところであります。
 日に日に大きくなる妻のおなか。
 子供ができれば、また生活の仕方に変化が出てくるのでしょう。

 妻の妹夫婦の子供(1歳位)がとても可愛くて、ふたりでその写真を見ながら
笑っています。
 お互い子供が好きで良かったですよ。
 さあ、今後どうなっていくのかなぁ・・・・・。

 今日も『しまむら』で、春から夏物を買い揃えてきました。
 ベビー用品も少しずつ揃えようと思います。
 どんなものがあると便利なんでしょうかね。

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