メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/04/18大引け  2003/04/19


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株式情報局
2003/04/18大引け

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◆低位消費関連
アシックス  (7936) 184 -2 -1.08% 
ルシアン   (8027)  59 +1 +1.72% 
ルック    (8029) 957 +36 +3.91% 
ゴールドウイン(8111) 210 +23 +12.30% 
ムーンバット (8115)  99 +7 +7.61% 
ダーバン   (8116) 139 +2 +1.46% 
キング    (8118) 194 +14 +7.78% 
キャビン   (8164) 145 +15 +11.54% 
タカキュー  (8166)  87 +7 +8.75% 
上新電機   (8173) 143 +20 +16.26% 
マツヤデンキ (8189)  99 +10 +11.24% 
人気となっている低位業績回復株の出遅れ株が多いことと配当利回りが高いものも多
いのがポイントとなっている。


◆燃料電池関連
三井鉱山  (1501)  74 +17 +29.82% 
チノー   (6850)  271 +26 +10.61% 
YUASA (6933)  182 +20 +12.35% 
トヨタ自動車(7203) 2,610 +30 +1.16% 
東陽テクニカ(8151)  813 +59 +7.82% 
トヨタがハイブリッドカーの新型「プリウス」を発表、ハイブリッドカー開発は最終
的に燃料電池自動車開発につながるものであり、ここテクノロジー関連物色の流れが
強まっていることもあって燃料電池関連にも人気の火がついた格好。





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◆三井鉱山(1501)
74 +17 +29.82% 
2月17日の年初来高値62円を一気に更新。立花証券が投資判断を「強気」としたこと
を材料視。買い手口も立花証券が目立つ。リポートでは「今期(2004年3月期)の連結
経常利益はコークス価格の値上げ実現で増益に転じる見通し。石炭じん肺訴訟の和解
金処理については前期で終了」などとしとしている。今期の連結経常利益は前期比3
.8%増の82億円(1株利益は13.8円)になると試算していた。


◆三晃金属工業(1972)
171 +18 +11.76% 
「会社四季報」で「緑化屋根の下地材になる超耐候性鋼板『エックスロン』が大化け
気配」とコメントされていたことから3月26日に194円まで上昇、その後は調整してい
たが、25日移動平均線どころまで押したことから押し目買いが入った格好。


◆クロスキャット(2307)
225 -12 -5.06% 
前場に業績下方修正を発表。2003年3月期見通しの当期利益は1.2億円から0.63億円へ
下方修正。なお、同社はマーケットメイク銘柄である。


◆アルバイトタイムス(2341)
780 +50 +6.85% 
昨日、前2月期決算を発表。前期の連結業績は経常利益が前々期比53%増の10億8200万
円。今期は売上高が前期比16.5%増の137億200万円、経常利益は同28.2%増の13億870
0万円と3期ぶりの過去最高益更新を見込む。フリーペーパーの先駆け的な存在。静岡
県が地盤だが、ここにきて首都圏でのシェアが向上している。今期は名古屋にも進出
する計画。利益の伸びにより、時価のPERは6倍台に低下。足元の好業績が確認さ
れたことで、見直し買いを呼び込んでいる。なお、UFJつばさでは投資判断「A+
」を継続したもよう。


◆魚善(2683)
420 +1 +0.24% 
2003年2月期連結決算を発表。売上305億円、経常利益2.72億円、当期利益1.48億円赤
字。2004年2月期見通し売上334億円、経常利益5.03億円、利益2,09億円。


◆テンポスバスターズ(2751)
690,000 -10,000 -1.43% 
昨日、今4月期業績に関し、会社予想数字が未達になりそうだと一部が観測を報道。
これを受けてやや利食いが先行する展開。今期の経常利益は前期比倍増の4億2000万
円を見込んでいたが、出店のずれ込みにより前期比6割程度の経常増益に止まるとの
見方が出ている。新規出店に加え、既存店も好調で、来期も大幅な増益が続く見通し



◆ホギメディカル(3593)
4,910 +100 +2.08% 
4日続伸で一時4/3以来の4900円を回復している。立花証では投資判断を「強気」とし
ているもよう。米国でのフルキットの普及率は約50%とみられるが、日本は数%と低い
だけに、今後の需要拡大が期待されるとみている。


◆ニッポン高度紙工業(3891)
815 +25 +3.16% 
2週間ぶりに年初来高値を更新。業績予想の上方修正を好感。03年3月期の経常利益を
従来予想の30百万円から455百万円に修正しており、修正幅の大きさがサプライズ。


◆武田薬品(4502)
3,980 -10 -0.25% 
「代行返上」売り本格化を控えての外国人投資家の売りが、ここまでの下げの主因と
見られており、外国人投資家が連休に入る本日は売り圧力も沈静化するとみられてい
たが、頭の重い展開が続く。一方、大和総研ではレーティングを「2」から「1」へ引
き上げたもよう。理論株価は5500円としている。


◆塩野義製薬(4507)
1,503 -116 -7.16% 
国内の医療用医薬品事業の収益改善が遅れていることが懸念されているほか、高脂血
症治療薬「クレストール」に対する期待感を背景に株価が割高になっているとの見方
が浮上。
メリルリンチでは、昨日付けで投資判断を「売り」に格下げしている模様。目標株価
は1100円としている。


◆富山化学(4518)
427 +1 +0.23% 
前引後に業績下方修正を発表。売上高と経常益は当初の予定通りになるものの、有価
証券評価損8.45億円の計上、税法の改正による繰越税金資産の減少等で57.5億円の法
人税等調整額の損失の計上をした為に下方修正となった。2003年3月期連結見通し売
上317億円(前325億円)、経常利益12.6億円(前11億円)、当期利益57,5億円赤字(前1.
3億円赤字)。


◆中国塗料(4617)
378 +17 +4.71% 
UFJつばさではレーティング「A+」を継続したもよう。国内外でのシェアアップ
により収益拡大期に入ったとみている。直近上昇もまだ割安とし、04年3月期予想P
ER15倍の500円を目標株価としている。


◆ジャストシステム(4686)
170 -12 -6.59% 
赤字継続が嫌気される。前日に業績予想の下方修正を発表、03年3月期は従来の経常
黒字転換予想から一転して赤字継続。この結果、上場以来6期連続の経常赤字に。


◆トレンドマイクロ(4704)
1,627 +74 +4.76% 
モルガンでは「Overweight-V」を継続している。企業の設備投資の見通
し悪化により、他の国内ITサービス銘柄と足並みを揃えて低迷しているが、既にフ
ェアバリュー以下の水準にあり、向こう12〜18ヶ月に株価が反発する可能性があると
みているもよう。


◆スカパー(4795)
87,000 +5,000 +6.10% 
ストップ高買い気配。「減資・資本剰余金の取崩しで累損一掃、東証1部指定替え目
指す」と報じられて以来、大量の買い物が入る。会社側では市場1部上場について「
何も決定していない」としているが、東証1部に上場された場合、TOPIX連動型
ファンドの買い付けで株価が上昇する傾向が強く、一両日の急騰もそうした思惑が背
景にある。連日のストップ高でスカパーの時価総額は約2000億円に達している。なお
、本日は野村が投資判断「1」を継続。


◆旭テクノグラス(5215)
168 +5 +3.07% 
2月高値更新。ここ低位の業績回復株、低位の新テクノロジー関連の出遅れ物色が続
いているが、同社もその流れ。今12月期大幅増益、プラズマディスプレイ向け粉末ガ
ラス、ゲノム材料などテクノロジー材料も多彩。


◆神鋼鋼線(5660)
87 +5 +6.10% 
前引後に業績下方修正を発表。国内市況の低迷で売上が減少したもののコスト削減で
経常利益は上方修正となったが、有価証券評価損や予定していた不動産売却が不調に
終わった事で当期利益が減益となった。2003年3月期連結業績見通し売上220億円(前
228億円)、経常利益13.1億円(前12億円)、当期利益2.4億円(前14.9億円。


◆カナレ電気(5819)
1,630 +60 +3.82% 
連日の高値更新。2003年3月期経常利益見込みは弱含み横ばいと見られていたが、地
上波デジタル放送関連製品の拡大から一転増益転換、2004年3月期も地上波デジタル
放送関連製品の続伸、光カメラコネクター・光電気変換器など新製品効果から増益が
持続しそう。


◆アピックヤマダ(6300)
229 +24 +11.71% 
日本電産コパルと精密金型加工製造会社を共同出資で設立すると発表したことを好感
しての買いが続いている。今3月期連結業績見通しを下方修正。当期利益19億円赤字
を37億円の赤字に下方修正。


◆小森コーポレーション(6349)
949 -55 -5.48% 
値動きで今月9日に付けた年初来安値が再び意識される水準となってきた。16日に前
2003年3月期の業績予想を連結売上高で1060億円から970億円に同経常利益も56億円か
ら42億円にそれぞれ下方修正しており、これを嫌気した小口の見切り売りに押される
展開が続いている。投資判断を「強気」から「中立」に引き下げたモルガン・スタン
レー証券ではそのレポートで「会社計画未達になるであろうことはもともと想定して
いたが、下方修正幅は我々の予想を大きく上回る規模であった」などとその理由を指
摘している。INGベアリングでは、修正の内容はING予想に沿ったものでありサ
プライズはないと判断しているもよう。投資判断は「保有」を継続している。


◆水道機工(6403)
259 --- 0.00% 
固定費や外注費の削減効果などから、2003年3月期の連結経常利益が前回予想を5億5
000万円上回る8億円(前期は6.7億円の赤字)になったようだと発表。売上高は7億円増
額の195億円、当期純利益は1億4000万円上乗せの2億円になった。


◆竹内製作所(6432)
1,500 +110 +7.91% 
連日で最高値を更新。3日の上方修正発表以降、動意づく格好。コマツや日立建機に
比べて割安感が強いほか、イラク復興関連として注目。なお、本日は決算発表を控え
ているため、好決算期待が高まっているとも。


◆日本ピストンリング(6461)
145 +14 +10.69% 
与野工場売却利益計上で2004年3月期は復配が見えてきており、低位の業績回復株物
色の流れに乗っている一社。環境規制強化からRVDピストンリングの成長性評価の
声も。


◆日本電産(6594)
6,300 +110 +1.78% 
4営業日続伸。2004年3月期の連結営業利益が前期に続き過去最高を更新する見通しが
報じられ、業績拡大期待が強まった。前日の米国株式市場が、ハイテク株を中心に上
昇したことも、同社株に対する買い安心感につながっている。


◆ソニー(6758)
3,880 -10 -0.26% 
東芝(6503)のシリコンウエハー工場の建設に出資する方針の。半導体生産業では、シ
リコンウエハーの供給先が供給元の企業の生産工場に出資する事は特に珍しい事では
なく、今回の出資も以前から噂があった。


◆プラネックスコミュニケーションズ(6784)
190,000 +20,000 +11.76% 
2日連続のストップ高。無線LANの免許制度撤廃でメリットを受ける銘柄の一角と
して注目。IOデータ(6916)やアドテック(6840)が急動意となるなか、同社株にも買
いが波及する格好となっているもよう。


◆東北パイオニア(6827)
1,394 +134 +10.63% 
この日の前引後に業績上方修正を発表。2003年3月期の連結最終損益が前回発表の2億
円の赤字から一転して、2億円の黒字(前期は13億円の黒字)に浮上する見通しを発表
。カーオーディオや有機ELの売上高が増加したうえ、株式売却益が予想を上回った
ため。連結売上高は前回発表から10億円上乗せの810億円(前期比9.5%増)になる見通
し。なお、連結経常利益は従来予想を変更していない。


◆船井電機(6839)
12,290 +670 +5.77% 
全面高の電機銘柄のなかでも上げ幅が目立っている。前日、2003年3月期の連結業績
見通しを発表し、AV機器の好調が改めて確認されたことを好感しているもよう。


◆新電元工業(6844)
245 +34 +16.11% 
年初来高値を更新。同社は3月31日に2003年3月期の連結経常赤字が従来計画の15億円
から30億円に拡大すると発表して、翌4月1日に173円の安値を付けた。しかし、経常
赤字幅の拡大は投資有価証券評価損や為替差損の計上によるもの。本業の収支を示す
通期の営業損益は1億5000万円の黒字となる見通し。上半期が18億7200万円の赤字だ
った経緯に照らすと、下半期だけでは約20億円の黒字となった計算になり、最近の株
価は下半期の収益急改善を映した動き。


◆半導体製造装置株
アドバンテスト (6857) 4,100 +130 +3.27% 
東京エレクトロン(8035) 4,560 +120 +2.70% 
半導体製造装置のSEMIが17日に発表した3月の北米半導体製造装置メーカーのB
Bレシオは0.99倍となり、前月の0.98倍からわずかだが改善したことが市場で材料視
された。東京エレクは、3月のBBレシオが0.99と2月の0.89から改善しており、評価
材料となっているも。ただ、ドイツでは製造装置セクターに対する投資判断は「アン
ダーウエイト」継続、受注の絶対水準は低く、収益を好転させるには不十分としてい
る。


◆メガチップス(6875)
907 +100 +12.39% 
連日のストップ高。総務省が地上波デジタル放送普及に一段と姿勢を高めてきたこと
や地上波デジタル放送関連製品の伸びでカナレ電気(5819)が業績を増額したことなど
から地上波デジタル関連人気が注目されてきたもので、同社は地上波デジタル放送を
受信できるシステムLSIで展開を図っている。デジタルカメラ向けLSIにも注目
。なお、同社が筆頭株主となっているメガフュージョン(4294)も続伸している。


◆シチズン電子(6892)
4,820 -280 -5.49% 
みずほ証券による目標株価の引き上げが観測される。投資判断「2」は据え置かれた
が、利益水準の上昇に伴って目標株価を5000円から5800円に引き上げた。


◆東京電波(6900)
936 +100 +11.96% 
ストップ高、1月高値944円が見えてきた。三菱化学、東北大学と共同で青色LEDの
基板に使う新素材の大量生産方法を開発したことを好感。「ここレンズ、燃料電池、
有機ELなど新テクノロジー関連物色の流れが強まっており、この流れに乗った格好
にもなっている」。


◆コーセル(6905)
2,390 +40 +1.70% 
4日続伸で2/4以来の2400円を回復している。日興シティではレーティングを「2M」
から「1M」、ターゲットプライスを2700円から3300円に引き上げたもよう。


◆三井造船(7003)
132 +9 +7.32% 
3日ぶりに年初来高値を更新。今月9日に前2003年3月期の業績予想の上方修正と9期ぶ
りの復配を正式発表。同時に今後の成長商品である有機ELパネルの製造装置を共同
で開発・生産すると報じられたことも引き続き材料視される。これまで無配が続いて
国内年金基金などの保有もある程度限定されていたが、これが復配したことで今後の
買いが増えると予想し先回り買いを入れる向きも。11日申込み現在での東証の信用残
動向では売り残850万株に対して買い残は721万株で、信用倍率は0.85倍と1倍を割り
込んでいる。


◆トヨタ(7203)
2,610 +30 +1.16% 
先日まで売り手口の主体であった、ヘッジファンド系が良く使う手口のUBS証券が
一転して買いに回ってるのが要因の。ただし、UBS証券以外の買い手口は証券自己
売買部門が目立ち、「UBSの買戻しが切れたら買う人が居なくなるのでは?」とも
市場では言われている


◆日野自動車(7205)
537 +3 +0.56% 
大和では投資判断を「3」から「2」に引き上げている模様。再評価の余地が大きいと
して、69ページもののレポート。650円〜820円のレンジで推移する可能性が高いと。


◆トピー工業(7231)
227 +1 +0.44% 
有価証券評価損20億円を計上と発表。


◆洋ラジ(7236)
370 +12 +3.35% 
野村では、「トラック生産好調」真打は関連部品株、と題するレポートを発表してお
り、関連銘柄の1社として同社も取上げている。同社はトラック関連の売上比率が15
%、小型トラック用ラジエーターで39%のシェアを保有する。


◆シマノ(7309)
1,792 +2 +0.11% 
大和総研ではレーティング「2」を継続している。釣具部門は若干計画を下回って推
移しているもようだが、自転車部品部門の好調により吸収し、全体では会社計画を上
回って推移していると考えている。


◆ライトオン(7445)
1,550 +17 +1.11% 
連日の高値更新。今8月期業績の増額期待が手掛かりとなる。販売力が強化され既存
店の売上高が大きく回復、好条件の出店機会も増えており、業績拡大の好循環が生ま
れている。会社側は今期の経常利益を前期比倍増の43億4500万円と見込む。


◆スター精密(7718)
585 +29 +5.22% 
一昨日ストップ高で昨日は利食いに押されたものの、あらためて上値追いの動きにな
る。決算発表後に評価が高まったが、本日はノキアの好決算を受けて、電子ブザーな
どを扱うことから、関連銘柄としても注目される状況に。


◆東京衡機製作所(7719)
82 +4 +5.13% 
今8月期は9ヶ月の変則決算だが、中国に生産拠点を持つリサイクル会社の子会社化効
果も加わり経常・最終損益とも黒字化予想。「原子力発電所停止で原発の金属疲労・
ひび割れの検査装置の需要拡大も材料視している」。


◆タムロン(7740)
2,580 +110 +4.45% 
みずほ証券は投資判断を新規に「1」とした。目標株価は3200円。リポートでは「デ
ジタルカメラ市場拡大の恩恵を受け、光学レンズでトップシェアを持つタムロンは、
過去最高益を更新し続けられる局面を迎えている。デジタルカメラの高機能化は、光
学系部品によって決定される面が大きく、デジタルカメラにおけるプレゼンスの向上
という意味でも、中期的にタムロンへの注目が増えそう」などとしていた。今12月期
の経常利益41億円(前期比43.4%増)、来期51億円(24.4%増、1株利益は251円)になると
試算していた。


◆シチズン(7762)
635 +12 +1.93% 
みずほが投資判断を「3」から「2」に引き上げている模様。目標株価は750円に設定
している。シチズン電子が携帯電話のカラー化やカメラ化の好環境を享受しているこ
とで業績予想を上方修正したことが、格上げの背景としているもよう。


◆セガ(7964)
710 -26 -3.53% 
ナムコ(9755)との合併がまだ決定したわけでなく、ライバル会社であったことから同
じような部署や資材などが揃っており、「大規模なリストラや業務縮小を行なわない
と利益を上げるのは難しいだろう、しかもリストラは優秀な人材ほど先に辞める」と
の評価で合併はマイナスとのイメージが出てきた為に売り物に押されているようであ
る。市場でも「駄目同士で合併しても、駄目なものは駄目と」との冷静な見方が多い
。売り手口も昨日買っていた外資系が多く、上値は重そうである。


◆日本バルカー(7995)
292 +23 +8.55% 
昨日の大引後に信用も増し担保措置を解除した事により、追証による投げが出難くな
った事を好感して買われている。また、同社は以前から市場で「株価意識の高い会社
」との評価もある。


◆高島(8007)
151 +26 +20.80% 
3日続伸している。太陽パネルや電子機器関連を当初は材料視していたが、現在は特
定の外資系証券の買いが注目。当初は売り越していた外資証券が昨日から一転して買
い向かい、この日も買い越している。同様の手口がK氏銘柄の初動で出ていたことも
あり、思惑を呼び買い物が集まっているようである。


◆第一実業(8059)
222 +21 +10.45% 
年初来高値を更新。同社は17日、前2003年3月期の連結経常利益を従来計画の12億円
に対して19億5000万円(2002年3月期比2.1倍増)に増額修正。アジア向けに半導体実装
装置などのIT関連機材や射出成形機が拡大したほか、国内では電力関連が好調に推
移。売上高は860億円計画に対して930億円(同22.2%増)に達する見通し。2002年9月中
間期段階で同社の輸出入売上高(ほとんどが輸出)は107億円(2001年9月期80億円)に拡
大、総売上高に占める比率も28.1%(2001年9月期比6.4ポイント上昇)となっていた。


◆東邦薬品(8129)
525 +80 +17.98% 
船橋薬品買収による販売数量増、経費削減効果から2003年3月期連結最終利益が23億
3700万円から32億9000万円に増額修正したことから買いを集める。2004年3月期は小
川薬品、山口東邦の子会社化から業容はさらに拡大見通し。


◆タカキュー(8166)
87 +7 +8.75% 
後場に今期最終益が0.94億円へ黒字転換の決算を発表。


◆アデランス(8170)
2,130 -145 -6.37% 
昨日決算発表、前期経常利益は22%減益となったものの、それほどサプライズのある
内容ではないとみられる。ただ、決算発表を受けて、みずほでは投資判断を「1」か
ら「2」に引き下げている模様だ。目標株価は2500円としている。なお、主要商品の
単月売上高は、2月が11ヶ月ぶりにプラスに転じていたが、3月は2%減と再度マイナス
へ。


◆島忠(8184)
2,010 -220 -9.87% 
前日発表した2003年2月中間期の連結決算で経常利益が前年同期比26%減の57億円とな
り、8月通期の同利益予想も従来の149億6000万円から131億1000万円へと下方修正し
たことを嫌気。家具を中心に既存店の売上が落ち込んだほか、店舗改装費用が膨らん
だことも利益を押し下げる要因になった。外国人株主が発行済み株式総数の30%強を
占め、国内機関投資家の保有も比較的多い銘柄だけに、これら長期資金からの失望売
りも出ている。


◆大丸(8234)
417 -17 -3.92% 
3日続落。2003年2月期決算を発表。ドイツ証では、業績修正は決算説明会後に行い、
目標株価660円の修正を検討するが、投資判断は「Buy」を継続している。


◆ダイエー(8263)
130 +5 +4.00% 
2003年2月期決算は、単独経常利益が前期比3%%増の145億円。計画に比べて55億円の
未達。既存転売上高が2%減になったことが響いた。家電販売の不振や改装効果が限定
的だった。売上高は1兆5575億円(前期比10%減)。経常利益は今期に160億円、来期に
200億円を計画している。新3ヵ年計画ではマルエツとの戦略的提携の強化、売り場戦
略の再構築などに取り組む。


◆西友(8268)
285 +28 +10.89% 
3年で正社員の4割に当たる約2500人を削減する方針を固めたとの報道が評価材料にな
る。ウォルマート主導によるリストラの進展が表面化してきている格好。


◆ロプロ(8577)
337 +23 +7.32% 
4日続伸。売られすぎ銘柄を買い直す動きが強まっており、同社もその流れに乗っか
っている格好。商工ローン問題が本格化した際に、機関投資家はすでに処分済みとの
見方で、「代行返上」などへの警戒感も乏しい。PBRからは水準訂正の余地が依然
大きいと。


◆三菱証券(8615)
508 +13 +2.63% 
CSFBでは投資判断を「NEUTRAL」から「OUTPERFORM」に引き上
げたもよう。02年9月の東京三菱系証券3社との合併によるシナジー効果で収益は増加
していることなど、3つの理由を要因としている。


◆光世証券(8617)
90 -3 -3.23% 
昨日の読売新聞東京版に「光世証券が大阪証券取引所で不正取引をしている」、との
掲載があり、昨日に光世証券社長であり大阪証券取引所の社長でもある巽社長が疑惑
否定の記者会見を行った。だが、この日が週末という事で、「休み中に対する不安感
がある」との思惑で売りが優勢の。


◆ミレアHD(8766)
750,000 --- 0.00% 
一時9000円(1.2%)高の75万9000円。ミレア傘下の東京海上火災保険があおぞら銀行株
式を一部売却の方向で検討、と報じられたものの、株価への影響は小さく、小幅高と
なった。終値は前日と変わらずの75万円。


◆ダイヤモンドシティ(8853)
1,665 +55 +3.42% 
従来、株主優待の対象外だった100株以上999株の株主対して2000円の商品券を6月上
旬より送付すると発表。1000株以上変更は無い。


◆レーサムリサーチ(8890)
69,500 +8,000 +13.01% 
一時、前日比9500円高(15.45%)の71000円まで上昇し株価は大幅反発。同社が前日17
日に発表した2003年2月中間連結決算で経常利益が前回予想を越える大幅増益の好決
算となったことが市場で好感された。


◆日本エスコン(8892)
316,000 +20,000 +6.76% 
薄商いながらストップ高。東海東京では17日付けのレポートで、投資判断を新規に「
1」。04年1月期予想PERは1倍台で、割安感が極めて強いとの内容。


◆国際航業(9231)
350 -23 -6.17% 
この日の後場に下方修正を発表。2003年3月期連結見通し経常利益7億円から0.03億円
に、当期利益11億円から5億円に下方修正。


◆東洋埠頭(9351)
155 +1 +0.65% 
2003年3月期の連結最終損益が従来計画の5億7000万円の黒字から、4億8000万円の赤
字(前期は4億円の黒字)に転落する見通しを発表。投資有価証券評価損15億400万円を
計上するため。ただ、前期末の配当は予定通り2円50銭を実施する方針。


◆KDDI(9433)
360,000 +1,000 +0.28% 
野村では通信セクターの投資判断を「強気」へ変更し、KDDIの投資判断を「2」
から「1」へ引き上げているようであり、材料視する向きも。


◆HIS(9603)
1,305 +20 +1.56% 
この日、東証終値取引で一株1285円で75万株の自社株買いを実施したと発表。


◆トランスコスモス(9715)
1,233 +72 +6.20% 
株価の下げ止まり感が強まり、買い戻しの動きが強まる。情報ソフト関連で高いもの
が目立っている。


◆ナムコ(9752)
1,719 -80 -4.45% 
前日は同社がセガ(7964)への合併申し入れが明らかになったことを手掛かりに上げて
いたが、この日は利食いや戻り待ちの売りに押される。ゴールドマンサックス証券で
は17日付でナムコの投資判断を「インライン」から「アンダーパフォーム」に引き下
げた。格下げの理由として(1)家庭用ゲームにおける重複資産の価値低下(2)アミュー
ズメント事業での独占禁止法への抵触の可能性(3)構造改革からの路線変更に伴う社
員の士気低下などのリスクなどを挙げていた。一方、前日ストップ高のセガは商いを
伴って続急伸。





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◆指標
日経225 7,874.51 +52.61 
日経300 150.69 +0.08 
TOPIX 790.72 +1.22 
日経ジャスダック平均 1,015.59 +9.85 
日経225先物期近 7,870 +40 


外国証券、売り1510万株、買い1540万株、差引き30万株の買越し。
前場成行き注文、売り1840万株、買い2720万株、差引き880万株の買越し。
昼休みバスケット取引は約309億円の取引が成立。
後場成行き注文、売り770万株、買い820万株、差引き50万株の買越し。





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●経済産業省が発表した2月の鉱工業生産指数確報(2000年=100、季節調整済み)は、
前月比‐1.6%となった。今回の発表から基準年が1995年から2000年に変更されるとと
もに、採用品目の入れ替えも行われた。速報値(同‐2.3%)からは、上方修正となった

また、昨年の10─12月の生産は、前期比‐1.0%から同+0.4%に上方修正された。
2月の製造工業稼働率指数(季節調整済指数)は95.8、前月比1.0%の低下となった。生
産能力指数は93.1、前月比‐0.3%となった。



●経済産業省が発表した2月の鉱工業生産動向(確報)によると、生産指数(2000年=1
00、季節調整済み)は93.5と、前月比1.6%低下。乗用車や医薬品などが低調だった。
同指数の低下幅は速報値に比べ0.7ポイント縮小した。2月確報値から基準年次を改定
し、2000年の平均が100となった。



●国民生活金融公庫が発表した小企業動向調査によると、2003年1〜3月期の業況判断
DI(「良い」と答えた企業割合から「悪い」と答えた企業割合を差し引いた指数)は
、前期比0.2ポイント低下のマイナス57.8で、3期連続の悪化となった。国民公庫は、
「小企業の景況感は足踏みが続いている」との見方を示している。





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■竹中経済財政・金融担当相は、大手銀行を対象に実施している特別検査について、
まだ実施中と認識している、と述べた。
竹中担当相は、特別検査の実施状況について、「まだ実施中であると認識している。
しっかりとやってもらっていると思っている」と述べた。検査の終了は、金融機関に
結果を通知した段階で終了とする考え方が金融庁内にはあるが、立ち入り検査が終了
したかどうかなど詳細については言及しなかった。
与党の要請を受け、財務会計基準機構の企業会計基準委員会が時価会計凍結や減損会
計導入延期について議論を始めたことに関し、「委員会で議論するのがルールとして
定着しつつある。その方針に沿って検討をお願いしている」と述べた。”民間団体に
議論を任せておいてよいのか”との一部の指摘については、機構の議論は非常にパブ
リックだとし、「システムは大事にしなければならない」と述べた。
また、厚生年金基金の代行返上に伴う株式売却と最近の株安との関連については、「
代行返上が一つの需給の要因ではある」と指摘したが、どの程度影響しているかは判
断が難しい、との見方を示した。



■小林内閣府審議官は、経済産業省がきょう発表した2月の鉱工業生産指数確報(200
0年=100、季節調整済み)について、滑らかな動きになっており、今月末に発表され
る3月の同指数の速報値を十分注視したい、との見方を示した。
小林審議官は、きょう発表の鉱工業生産指数について、今回から基準年と採用品目が
変更されたことに関し、「以前より滑らかな動きになっている」としたうえで、「昨
年末からの落ち込みが休止するよりも、緩やかになったので、月末に発表される3月
の速報を十分注視して、生産動向について再度見方を固めたい」。
また、5月の経済財政諮問会議については、連休明けにも開きたい考えで、計3回を予
定。テーマとしては、歳出構造改革、国と地方のあり方、産業・金融再生、の3点。
産業・金融再生に関しては、証券市場対策を含め議論する。



■自民党のデフレ対策特命委員会(相沢英之委員長)は幹部会で、民間の株式買い上げ
機関創設や、中堅企業向け信用保証制度の拡大などの株価対策をまとめた。22日にも
開く与党の実務者会合で協議する。
与党は株価対策として既に時価会計の一時凍結などを打ち出したが、その後も日経平
均株価が8000円を割り込んだままで、同委は新たに買い上げ機関設立で一致した。た
だ健全な市場の発展をゆがめる恐れがあり、実現に向けては政府・与党内でも議論を
呼びそう。
買い上げ機関は、1965年ごろの証券不況時に、証券会社や銀行が出資し設立した「日
本共同証券」や「日本証券保有組合」のように、日銀から資金を借り、株式を買い集
めて株価を支える仕組みを想定している。



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