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NO.27 観葉植物 2003.4 冬の間、室内を占領していた熱帯産の観葉植物、 この時期、待ちかねたように外に出したお宅も多いのではないでしょうか。 室内のグリーンは目に美しく、心を和ませてくれますが、 広くない室内では、あまりに多いと、掃除の時イライラさせられることもあります。 初冬、うっかりして凍死させてしまったり、 エアコンの風で枯らしてしまったりなどということもありがちです。 近所でリビングに隣接して温室まで増築してしまった家がありますが。 今、我が家では「アボガド」の木を除いて寒さに強い植物ばかりにしました。 いわゆる、庭木として使われている植物にも観葉植物になりえるものは沢山あります。 そのひとつに昔から見慣れている「ヤツデ」があります。 ダイナミックな幹と独特の大きな葉はどこにあっても存在感があり、 剪定によって、洋風にも和風にも趣が変わります。 知り合いの家は広い玄関に背の高いヤツデの鉢植えを置いてあり、 洋風の何もかも真っ白な玄関に大木のような風情で美しく葉を広げています。 また、クリスマスになると注目される「クレスト」ですが 普段でも玄関やリビングに場所をとらずに置けて、ちょっと端正な雰囲気になります。 窓辺の両端に2本立てるとすっかり洋風の趣になるなど、色々な飾り方もできます。 庭木のよいところは、季節を問わず必要に応じて外と内とで楽しめるところでしょう。 先日、友人のマンションで1メートル近くも伸びてまるで木のようになっているゼラニュームを見ました。 ゼラニュームはほとんど水がいらないことから室内が湿けなくていいかもしれません。 これも、手狭になったらベランダにでも出せます。 植物の場所、人間の生活の場所、そこそこに譲り合って楽しみたいですね。 |