メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/04/15大引け  2003/04/15


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株式情報局
2003/04/15大引け

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◆ホウスイ(1352)
96 -1 -1.03% 
2003年3月期連結決算見通し。売上212億円(前228億円)、経常利益0.2億円(前2億円)
、当期利益1.45億円赤字(前1.4億円黒字)。消費の低迷により売上が減少し、利幅が
取れない状況が続き売上、経常益ともに下方修正、また、株価下落による有価証券評
価損を計上したことにより、当期利益が大幅な赤字となった。


◆ホクト(1379)
1,655 +10 +0.61% 
5営業日ぶりに反発。きのこの小売価格が下げ止っていないものの、研究開発力や、
PERなどの指標からみて、これ以上の株価の下落余地は限定的との見方が株価の支
援材料になった。


◆三井松島産業(1518)
186 +20 +12.05% 
福岡の工場で生産が開始された携帯電話用のレンズを引き続き材料視しているようで
ある、またこの日に携帯電話用のレンズを開発を発表した三協精機(7757)も大幅高し
ている。


◆森永乳業(2264)
390 +15 +4.00% 
4月2日の年初来高値380円を更新。健康指向の高まりで、ヨーグルト製品の売上が好
調なことを材料視している。同社はアロエヨーグルトや母乳由来のラクトフェリンヨ
ーグルトなどのヒット商品を抱え、業績への寄与も期待される。同社株の投資判断を
「1」としている新光証券では2003年3月期に連結経常利益が147億円(前期比29.8%増
)、今期も157億円と前期比6.8%増になると試算。


◆ネットビレッジ(2323)
24,500 +3,000 +13.95% 
2日連続のストップ高。ドコモの「505i」シリーズの投入に伴って携帯電話関連株が
人気化するなか、同社株にも物色の裾野が広がっている。ヘラクレス市場では、ジグ
ノ(4300)や日本エンター(4829)も同関連株として人気化している。


◆日本下水道設計(2325)
251,000 +16,000 +6.81% 
連日の高値更新。イラク復興関連として買われているが、実際、同社は海外では政府
開発援助物件などで水資源関連工事で実績を持っている。全体が不透明なときは直近
の新規上場株に人気が回ることが多いが、同社も直近の新規上場ものであり、その流
れもきている。


◆キーコーヒー(2594)
1,473 -31 -2.06% 
2003年3月期業績見通しの下方修正を発表。経常利益33億円を28億円に、当期利益16
.6億円を11.9億円に下方修正


◆不二製油(2607)
911 -13 -1.41% 
UFJつばさ証券が15日付で同社株の投資判断を新規に「A」としたことを材料視。
リポートでは「2004年3月期連結は原料高が続くが、製品値上げと国内子会社の伸長
から(前期比)6%強の営業増益見通し」、「中国のソーセージ需要が急拡大しており、
原料の一つである大豆たんぱく素材の製造能力を2005年までに2.3倍にする予定。利
益率は高い」などとしていた。


◆キリン堂(2660)
871 +6 +0.69% 
コスモ証では投資判断「B+」としてカバレッジを開始している。PERは薬局チェ
ーン平均に比べ割安であること、積極的な出店により、今後も業績の拡大が期待でき
ることなどに注目したもよう。


◆ワイ・アリーバ(2758)
35,500 +4,000 +12.70% 
ストップ高買い気配。一部新聞報道が材料視される。経営陣の対立が収束したとの内
容を受け、リバウンド期待が高まっている。同社は4日、会長を解任された門田氏の
社長就任を発表している。


◆わらべや日洋(2918)
926 -34 -3.54% 
昨日決算発表、経常利益は前期が減益となったものの、今期は41%増益の26.1億円の
見通しとしている。ただ、四季報予想では29.3億円だったこともあって、若干失望感
がまさる状況になっているもよう。


◆昭栄(3003)
1,450 +80 +5.84% 
9日、50万株の株式売り出しを発表。一般的に株式売り出しは、浮動株が増えて需給
が悪化するとの観点から悪材料としてとらえられる傾向があるが、今回の同社の株式
売出しについては株主数を増やして市場1部昇格基準を満たすためとの見方が多い。
市場1部に指定替えされた場合、TOPIX連動型ファンドなどの買い付けが需給面
にプラスになるとの見地から買いが先行。前2002年12月期末の株主数は1572名で市場
1部昇格のための2200名には足りない。最短で6月1日からの市場1部昇格が可能になる
と見られる。3月1日からの1部指定替え銘柄では、ユナイテッドアローズやバンプレ
スト、SPKなどがこの手法を取って1部指定替えを実現した。


◆ストロベリーコーポレーション(3429)
356,000 +50,000 +16.34% 
ストップ高。携帯電話、ノートパソコンのちょうつがい部分のヒンジユニットの開発
、販売をしているが、「ここ人気のカメラ付き携帯電話関連として見直し買いが盛り
上がってきている」。


◆日東製網(3524)
91 +6 +7.06% 
東証が上場基準の時価総額規制を強化、来年1月まで株価80円台をキープしないと2部
降格の懸念が出ており「2003年3月期復配、2004年3月期増配で株式価値を上げる努力
をしている」。


◆テイカ(4027)
238 +25 +11.74% 
マーケットではハイブリッドカーの電池向け微粒子酸化チタンの大手自動車メーカー
納入を取り沙汰している。2003年3月期復配計画と業績面の後押しも。


◆武田薬品(4502)
4,010 -90 -2.20% 
昨日は急反発となったものの、本日は売り先行と戻り売りの圧力は依然として強い状
況。今後一段と本格化が予想されている「代行返上」売りを控えて、現時点では機関
投資家の積極的な押し目買いの動きは限られる。(フィスコ)


◆アルゴ21(4692)
590 +14 +2.43% 
この日の後場に業績下方修正を発表。連結で2.2億円の赤字が3.3億円に拡大。


◆東映アニメーション(4816)
6,300 +500 +8.62% 
前日に2003年3月期の連結業績を上方修正したことを好感した買いが入っている。減
収減益予想から一転、増収増益になった。売上高184億円(前期比8.9%増)、経常利益
48億円(同15.3%増)。15日付で同社株の投資判断を「買い」継続としたドイツ証券で
はリポートで、「上振れの要因は、ドイツ証が同社の収益成長ドライバとして注目し
ていたDVD事業と海外事業が予想以上に好調であったため」などとしている。目標
株価は7500円。三菱証券でも15日、「B」から「B+」に格上げした。三菱証では好
採算の売上高が前期に集中した感があり、今期は減益になると試算しているが、リポ
ートでは「DVD需要と海外需要の拡大は一過性ではなく構造的なもの」と判断して
いた。


◆AOCHD(5017)
517 +13 +2.58% 
アラビア石油と富士石油が経営統合してスタートした会社。カフジ油田以外の油田開
発が急務となっていたが、イラクの石油開発事業への参入をめざす方針を明らかにし
たことから押し目買いが入り始めている。


◆東洋ゴム工業(5105)
240 +5 +2.13% 
この日の大引に20億円の有価証券評価損を発表。同社によると前回の決算予想からの
大きな変化は無いとしている。


◆有沢製作所(5208)
2,395 -5 -0.21% 
利食い先行となり5営業日ぶり反落。大和では、主力事業である電子材料部門に加え
て、ディスプレー材料部門が第2の柱へと急成長していることを評価しているもよう



◆日本金属(5481)
114 +13 +12.87% 
先にデジタルカメラの外枠材向けのマグネシウム合金原料の供給との報道から人気化
、その後調整していたが、調整一巡から再度来た格好。「インターアクション、三井
松島産業はじめデジカメ、レンズ付き携帯電話関連など光関連が強い相場。一度関連
銘柄として火が付いた銘柄は何度も来るケースが多い」。


◆日本軽金属(5701)
121 +5 +4.31% 
今月11日の年初来高値121円を更新。リストラ進展や収益の改善を評価した買いが入
っている。2003年3月期は連結経常利益が100億円と前期比2倍強になったもよう。14
日付で同社株の投資判断を新規に「B+」としたコスモ証券では前期に115億円、今
期も39%増の165億円になると予想。今期増益の要因として(1)リストラで前期に赤字
が解消したと推定される建材事業での黒字拡大が予想されること(2)デジタル家電の
コンデンサ(蓄電器)用の利益率の高い高純度アルミ箔や、軽量化を進める自動車向け
のアルミ製品など向けに、合理化で収益性が向上している加工製品の拡大が予想され
るーーなどの点を挙げていた。


◆古河電工(5801)
237 +22 +10.23% 
6日ぶりの反発。ここにきて、徐々に下げ渋る主力株も目立ち始めており、同社など
にも自律反発への期待が高まる状況となっている。フジクラなどの上げも目立ってい
る。比較的、光ファイバー関連は下げが長期化しているため、機関投資家の処分売り
は先行していた銘柄との指摘も。モルガンの買い手口が朝方から目立っている。


◆フジクラ(5803)
277 +25 +9.92% 
米国市場が上場した事で株価が牽引されてる面もあるが、同社は2003年3月期決算で
経常利益が黒転しており、来期への期待からも買い物が入ってきているようである。


◆ボッシュオートモーティブシステム(6041)
284 -6 -2.07% 
連日の高値更新に沸いている。前12月期最終黒字転換、今期復配予定と業績が急回復
、物色の流れとなっている低位の企業再生関連のリード役として相場を引っ張ってき
たが、本日は親会社の独ロバート・ボッシュがデンソーとカーナビゲーションシステ
ムに使うLSIの設計会社を折半出資で設立すると発表したことも刺激材料。売り残
1116万株、買い残777万株と売り長、カラ売りの踏み上げの動きも出ている。


◆東芝機械(6104)
258 +19 +7.95% 
3営業日ぶり反発。デジカメ・カメラ付き携帯向けガラス成型機で独占的な企業とし
て、立花が継続注目している。100万画素以上の高解像度では、十分な性能を発揮す
るためにガラスレンズの使用が不可欠とされているが、ガラス素材をプレス成型する
装置ではほぼ同社が市場を独占しているとみている。


◆コマツ(6301)
430 +12 +2.87% 
5日、25日線に上値を抑えられる格好。一方、東海東京証では、株価は過去のトレー
ディングチャネルの下限に接近しており、押し目買いのタイミングにあると考えてい
るもよう。


◆荏原製作所(6361)
355 -7 -1.93% 
廃棄物処理プラントの改造・追加工事のコストがかかった。また、風力発電事業の営
業利益が当初予想より20億円程度減り、今回の下方修正となった。なお、改造・追加
工事は営業損益で処理したために経常利益は上方修正となった。2003年3月期連結見
通し売上5300億円(前5400億円)、経常利益450億円赤字(前900億円赤字)、当期利益2
70億円(前130億円)、配当7.5円。


◆油研工業(6393)
139 +14 +11.20% 
カメラ付き携帯レンズ関連などが人気化しているが、同社は射出成型機などを扱って
いることで、同様に関連銘柄の一角として物色されている模様である。


◆アルゼ(6425)
2,590 +220 +9.28% 
カジノ大実験を来年正月メドに始めるとの石原都知事の表明が一部で報じられており
、カジノ構想が再びクローズアップされる。同じくカジノ関連のコナミもしっかり。


◆日本トムソン(6480)
408 -22 -5.12% 
ドイツでは、カバー銘柄に関する代行返上の影響を分析しているが、同社は年金持ち
株比率が推定で16%など、マイナスの影響が大きい一社としている。


◆日本電産(6594)
5,890 +360 +6.51% 
6営業日ぶりに上昇に転じた。HDD向けモーターで、従来型のベアリングモーター
から同社が先行するFDBモーターへの切り替えが一段と進むとして、今期の業績拡
大に期待が高まった。


◆サンケン電(6707)
1,115 +60 +5.69% 
ドイツでは、代行返上売りのインパクトをカバーしている個別企業ごとに試算、平均
売買代金なども考慮して影響の大きい銘柄、小さい銘柄、ベスト50を列挙している。
同社はマイナスの影響の大きい上位50社に入っており、なかでも最も年金の持ち株比
率の高い銘柄としている。


◆ニューテック(6734)
495 +105 +26.92% 
昨日、2月期決算を発表、今期業績がV字型の急回復見通しとなり、買い手掛かり。
前期業績は価格下落による採算悪化などにより経常利益が前々期比67%減と急降下。
株価も失望売りを浴びて3月17日には320円まで急落していた。今期は周辺ツールを組
み合わせたシステム販売を強化し、大幅増収を見込む。株式公開費用の消滅もあって
利益は前々期並みのレベルまで急回復すると予想。株価はPERで8倍まで低下、1株
純資産は700円あり、ひとまずリバウンド狙いの買いが集まった格好。


◆ソニー(6758)
3,910 +100 +2.62% 
NY市場の上昇が買い安心感につながっている。先物の上昇がけん引する格好となる
ものの、代行返上に伴う売り圧力から勢い鈍いとの声も。5日線近辺の攻防。


◆タムラ製作所(6768)
267 +22 +8.98% 
14時に上方修正を発表。2003年3月期連結見通し、経常利益11億円が17億円、当期利
益1億円が1.1億円に修正、配当は当初の予定通り3円配当予定(年6円)。


◆アルプス(6770)
1,360 +20 +1.49% 
磁気デバイス部門の受注のスローダウンを受けて、INGでは投資判断を「買い」か
ら「保有」に引き下げている。推定適正株価は2000円から1770円に。長期的にはポジ
ティブなスタンスとしているが、短期的には、磁気デバイス部門の受注が前年比、前
月比で10%減になったことがネガティブな影響を及ぼす公算としている。


◆カノープス(6774)
255,000 +20,000 +8.51% 
15時決算発表を予定しており、個人投資家の人気が高い銘柄である事から期待感から
、買い物が入っている。また、同社は株式を簿価300万円程しか所有しておらず、有
価証券評価損の業績への影響は極めて軽微であると予想される。


◆横河電機(6841)
832 -3 -0.36% 
三菱証では株価判断「A」を継続したもよう。3月単体売上はほぼ計画線で着地。半
導体テスタ受注は引き続き高水準で推移していると判断している。


◆アドバンテスト(6857)
3,880 +130 +3.47% 
6営業日ぶり反発で一時4000円を回復。先物主導による上昇となっているようであり
、指数影響度の高い、値がさハイテク株は軒並み値を上げている。一方、インテルの
決算を控えていることから、様子見を強める向きも。


◆光波(6876)
2,440 +40 +1.67% 
連日で年初来高値を更新。携帯電話向けLED製品の拡大を受け、業績の上ブレ期待
が高まっている。現状、韓国の携帯電話メーカーからの受注が急拡大しており、LE
Dの生産はフル稼働状態となっているもよう。


◆シチズン電子(6892)
5,150 +320 +6.63% 
分割後の高値を更新。足元の受注高が過去最高水準で推移していることから、2月に
続いての上方修正期待が高まっている。また、携帯電話関連の一角として、物色の対
象となっているもよう。


◆ローム(6963)
11,600 +700 +6.42% 
一方、日興シティでは、業績予想を減額修正したもよう。これに伴いターゲットプラ
イスを19500円から14000円へ引下げた。投資判断「2H」は継続。


◆三井造船(7003)
125 --- 0.00% 
2003年3月期復配と有機EL量産装置進出の発表から人気に火がついた格好だが、「
窓あけしての急伸だけに目先的には一服のリズムとなる可能性が高いものの、その局
面でカラ売りがたまれば相場は意外と息長いものになるのではないか」という声も出
ていた。


◆トヨタ自動車(7203)
2,570 +90 +3.63% 
昨日まで5営業日連続安によって9%超も下落。当面のフシと見られていた2500円台を
割り込んだことで、この日は押し目買いが先行。トヨタは前2003年3月期に大幅な増
収増益となり、連結一株利益は250円前後に達したと見られているが、2500円はPE
Rでちょうど10倍の水準だけに、これを一気に下回ってきたことで割安感が台頭した
。昨日の米国株高も追い風になる。もっとも、同社株は昨日も上昇して始まったが、
一巡後は外国人売りなどに押されて結局続落して引けていたため、「これで底入れし
たと見るのはまだ早計」(銀行系証券)といった声も聞かれている。


◆東京ラジエーター(7235)
149 +27 +22.13% 
6営業日ぶりに年初来高値を更新。トヨタやホンダ向け中心の自動車用熱交換器の売
上が堅調に推移しているうえ、ここにきては中国向けに需要が拡大している建設機械
用が大きく伸びている。このため、現在集計中の前2003年3月期の業績上方修正期待
が台頭し、今2004年3月期についても大幅増益を予想する市場関係者が増加。前期ま
でに実施した工場の統廃合が生産体制の効率化につながるほか、国内外の排ガス規制
強化に伴って需要拡大が見込まれるディーゼルエンジン用排ガス冷却装置の増産計画
を材料視する向きも。


◆C&S(7437)
1,625 +1 +0.06% 
この日の後場に50万株10億円を上限とした自社株買いを発表。また、2003年3月期決
算発表も行った、当期純利益43.74億円、配当16円を予定。


◆テイツー(7610)
305,000 +25,000 +8.93% 
約3ヶ月ぶりに年初来高値を更新。好決算と配当予想の上方修正が買い材料視される
。前日に決算を発表、03年2月期実績は2ケタ成長となり、04年2月期も2ケタ成長を計
画している。04年2月期の会社計画が四季報予想を上回ったほか、03年2月期の期末配
当を上方修正。また、04年2月期も増配を計画。


◆インターアクション(7725)
691,000 +3,000 +0.44% 
連日で年初来高値を更新。前日は業績と配当の上方修正、および株式分割が好感され
て大幅高となった。なお、本日は11日に発表した四半期決算の説明会が実施されるた
め、期待感が高まっているとの見方も。カメラ付き携帯電話、デシタルカメラなど光
関連物色が続いているが、そのリード役の一社。


◆三協精機(7757)
238 +50 +26.60% 
前場中頃から急伸でストップ高まで。カメラ付き携帯電話用超小型レンズアクチュエ
ーターユニット2種類を開発。開発したのは携帯電話に内蔵する小型カメラ用レンズ
ユニットで「世界最小、最軽量」のマクロ撮影が可能。一方は光学2倍ズーム撮影が
可能な超小型レンズアクチュエーターユニット。会社側では2005年度に70億円規模の
事業にしたいとしていた。今月16日〜18日の「2003年モーター技術展」に出品する。


◆アシックス(7936)
184 +11 +6.36% 
業績が順調に回復、ウォーキングブームの波に乗って「ウォーキングシューズの売れ
行きは依然として好調」。


◆ファミリーマート(8028)
2,195 +25 +1.15% 
450万株100億円を上限とした自社株買いを発表。現在の同社の株価は40円高の2210円
と小高い。


◆ルック(8029)
853 +92 +12.09% 
4月8日に900円高値をつけた後、突っ込みを入れたが、仕手筋の指南役で投資集団「
泰山」を立ち上げた加藤氏の本命格の銘柄として依然仕手化相場を続けている。売り
残530万株、買い残504万株と売り方、買い方ががっぷり四つ。


◆T・ZONE(8073)
172 +50 +40.98% 
ストップ高。第三者割当増資が手がかり材料となる。SFCGとSFCG社長の大島
氏の資産管理会社を引き受け先として、総額4.8億円の第三者割当増資を実施すると
発表しており、財務体質の強化策が好感されているもよう。


◆阪和興業(8078)
207 +10 +5.08% 
とりたてて、人気化の背景は観測されないものの、低位材料株の循環物色の動きが続
く中で、一部外資系証券の買い手口が目立っていることが妙味になっている模様。1
98円〜200円の売り物110万株を一瞬で外資系証券が買った事で市場に思惑が広がり、
一気に短期資金が流入したようである。


◆イズミ(8273)
1,359 +141 +11.58% 
決算と同時に発表した自己株取得枠設定が評価材料となる。発行済み株式数の11.4%
にあたる取得枠の設定を決議したとされており、需給面でインパクトが強いとの見方
になる。なお、決算は経常利益が前期比14%増、今期の見通しが20%増益となる。


◆大手金融グループ株
三菱東京(8306) 422,000 +18,000 +4.46% 
UFJ (8307)  98,000  +500 +0.51% 
りそな (8308)    56   --- 0.00% 
三井トラ(8309)   210   +3 +1.45% 
三井住友(8316) 189,000 +7,000 +3.85% 
住友信託(8403)   310   +16 +5.44% 
みずほ (8411)  69,200 +1,100 +1.62% 
住友信託銀行が14日、業績修正を発表したことで、7大金融グループの2003年3月期の
決算見通しが出そろい、軒並み連結最終赤字となることが明らかになった。各行の処
理加速により、不良債権残高が着実に減少するなど、財務の健全化は進んでいるもの
の、中長期的なデフレ進行など、収益環境の悪化を懸念する見方も依然として強く、
上値の重い展開となる。
銀行の保有株については日銀が直接買い取りを進めているほか、政府の銀行等保有株
式機構といった受け皿も用意されているが、「逆に企業が保有する銀行株は基本的に
市場で売却するしか手がないため、持ち合い解消売りで需給が厳しい状況は当分変わ
らない」といった見方が出ている。


◆アイフル(8515)
4,390 -310 -6.60% 
5日ぶりに反落、下落率の2位になる。代行返上ディフェンシブとして物色され、4営
業日で25%の上昇となっていたが、本日は主力株が総じて堅調推移となっており、利
食い売りの動きにつながっている。浮動株比率が低いことで、株価の値動きは激しく
なる。

◆日興CG(8603)
297 +5 +1.71% 
昨晩のNY市場で同社とかかわりが深い米国シティグループが好決算を発表した事か
ら、買い物が集まってきたようである。市場では「昨日に年初来安値を更新し、タイ
ミング良くシティのニュースが出たのが良かったのだろう、ただし同株の需給が改善
されたわけでなく上値は重そうだ」と弱気な声が多い。


◆東急不動産(8815)
126 +3 +2.44% 
三菱証では株価判断「B+」を継続したもよう。SPCを通じた賃貸事業拡充により
2003年3月期経常利益を増額修正、復配期待、PERの割安感を要因としているもよ
う。


◆タイトー(9646)
88,000 +4,800 +5.77% 
3営業日ぶりに反発。昨日、ゲーム施設事業の好調から2003年3月期経常利益を従来の
45億円から前期比35%増の50億円に増額修正したことを好感。ここ海外展開で提携も
積極的、攻めの経営に転じてきたことも注目材料。


◆コナミ(9766)
1,849 +69 +3.88% 
昨日の朝日のニュースサイトで「石原都知事が来年のお正月にお台場でカジノを開始
する」と報道した事により、カジノ関連銘柄の同社に買い物が入ってきたようである
。ただし、外資系証券の投資判断が弱気である事から機関投資家の買いがはいりずら
く株価の伸びは悪いようである。





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◆指標
日経225 7,838.83 +86.73 
日経300 150.63 +2.41 
TOPIX 788.24 +12.63 
日経ジャスダック平均 998.56 +4.89 
日経225先物期近 7,860 +90 

外国証券、買い1730万株、売り2590万株、差引き860万株の売越し。
売越しは5日連続。
前場成行き注文、買い2240万株、売り1710万株、差引き530万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約741億円が成立。
後場成行き注文、買い870万株、売り800万株、差引き70万株の買越し。





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■福田官房長官
経済3団体が14日に発表した株価対策の緊急提言について、検討したいが、今すぐ実
行するものではないと述べた。経済3団体は14日、株式売却益、配当を一時的に非課
税とするなどの緊急提言を発表。福田官房長官は、この提言について、「経済界の方
でせっかく考えて頂いたので、検討させて頂きたい。ただ、今すぐするということで
はない」と述べた。
さらに、官房長官は、「4月1日に(証券)税制改正をしているわけで、それをすぐまた
塗り返すと、一時的に今の制度での実行が果たされない」とし、現在は今年度税制改
正の結果を見極めたい、という意向を示した。



■塩川財務相
経済3団体がきのう発表した株価対策について、税制改正などの法律が通ったばかり
であり、意見を聞かれたらノーと言わざるを得ないと述べた。経済3団体の提言では

1)2003年度取得分の上場株式等に係る相続税評価を2分の1に軽減、
2)2003年度取得分の上場株式等に係る所得税・住民税の譲渡益・配当の非課税、
3)2003年度取得分の上場株式等に係る譲渡損失について給与・事業所得を含む他所得
との通算を可能とすること──としている。
塩川財務相は、経済3団体の真意を確かめたいとしたうえで、「(税制改正など)法律
が通ったばかりであり、また改正するからやめてくれ、というわけにはいかない。意
見を聞かれたら、ノーと言わざるを得ない」と述べた。また、きょうの閣議後に小泉
首相と会談したことを明らかにしたうえで、経済3団体の提言について、「私ははっ
きり断ると言ったら、小泉首相もはっきり断ると言っていた」と語った。
また、塩川財務相は、イラク復興支援について、外交的な手順を踏んで枠組みが決ま
ることが必要だとしたうえで、「手順が整うまでは、日本独自で関与していくことは
難しい」とし、財源問題についても、「復興のプランが国際的に決まらないと財源の
問題は議論できない」と、従来からの考えを繰り返した。
さらに、イラクの対外債務問題については、「イラクの国としての借財であり、そう
したものの扱いを、そう簡単にできるものではない。債務の性質や金額を調査するの
が先だ。今、削減するとか、継承するとかは(G7で)決めていない」とした。



■竹中経済財政担当相
4月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。4月の月例経済報告では「景気は、お
おむね横ばいとなっているが、引き続き不透明感がみられる」とした上で先月とほぼ
同じ表現を用いることで基調判断を据え置きとした。内閣府では「先行きについては
、アメリカ経済等の回復が持続すれば、景気は持ち直しに向かうことが期待される」
としながらも「イラク問題の動向やアメリカ経済の先行き等を巡る不透明感により、
我が国の最終需要が引き続き下押しされる懸念が存在している」との見解も同時に示
した。
内閣府発表「月例経済報告」http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei.html





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■張富士夫トヨタ自動車社長
日米官民会議後の記者会見で、今年の日本の新車販売台数(軽自動車を除く)について
「ここ数カ月は前年比プラスが続いており、410万−420万台はいきそう。かなりいい
数字になる」と述べ、3年ぶりの回復に強い自信を示した。昨年の新車販売実績は約
397万台で、2年連続で減少。同社長はイラク戦争の影響に関して「短期間で終われば
心配ないと見ていた。自動車に関してはあまり悪い材料は出ていない」と指摘。米国
市場の新車販売も業界目標の1600万台を上回るとの見方を示した。



■竹中経済財政・金融担当相
石原東京都知事の「新銀行」構想について、一般論として歓迎する意向を持っている
、と述べた。竹中担当相は、石原都知事が中小企業などに積極的に融資を行う新銀行
を設立する構想を打ち出していることについて、「基本的に、金融再生プログラムを
作成した当初から、銀行業界の発展のためにも、新規参入は大変意味があると思って
いる。新規参入については、一般論として歓迎する」と述べた。また、同相は、バブ
ル後最安値を更新している日本の株価について、「一時的に需給が悪化している」と
の認識を示した。そのうえで、「与党の指示の中で金融面での対応を中心にいろいろ
な要望が出ている。これをしっかりやっていきたいし、関連省庁とも協力して前向き
に対処していきたい」と語った。



■扇千景国土交通相
談合で公共事業を落札した業者に契約額の10%に相当する損害賠償を求めるなど、18
項目の公共工事受注の不正防止強化策を発表。01年4月の入札契約適正化法施行後も
、談合情報やダンピング受注などが後を絶たず、当面の対応策をまとめた。談合業者
に対する損害賠償は、公正取引委員会による談合排除勧告を業者が受け入れ、課徴金
を支払った場合に請求するという特約条項を、公共工事の請け負い契約書に盛り込む
。ぺナルティー強化による談合抑止が狙いで、6月以降すべての同省直轄事業で実施
。また、ダンピング受注排除策として、工事成績を重視した競争入札制度の導入や、
技術力審査の強化を打ち出した。さらに、入札監視委員会などを設置していない7府
県に、第三者機関の早期設置を求める。



■竹中平蔵経財・金融担当相
日経平均株価がバブル後の最安値を更新するなか、与党や財界が追加的な株価対策を
要望していることについて、「一時的に需給関係が悪化しているという要因があるの
で、何かできないかとの要望がある」と指摘したうえで、「何かできないか、前向き
に対応したい」との考えを示した。株価の先行きについては、「まったく楽観してい
ない。マイナスの資産効果を通じた実体経済への影響のほか、投資や消費などのマイ
ンドへの影響もある。株価の動向には十分注視していきたい」と懸念を示した。



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