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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年4月10日 035号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ===================================================================== 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ===================================================================== □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.035 ■床ずれ(4)■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 【床ずれの発生に関する要因】 直接的に“局所”を長時間【圧迫】される以外に“床ずれ”の発生を促す 要因として下記が代表的です。 【全身的な要因】 1.長期臥床 2.低栄養 3.貧血 4.浮腫 5.神経まひ 6.関節拘縮(こうしゅく) 【局所的な要因】 7.皮膚の不衛生 8.皮膚炎 等々 分類の仕方は、各正書で様々と思いますので個々でご確認ください。 大切なのは、介護現場での『おとしより』に於いては 全身或いは局所の 床ずれ発生要因を併せ持っている事です。 例えば長期臥床(1)の『おとしより』は、体力も衰えており 僅かにベッ トを起こす事で“めまい”を起こしたり貧血(3)傾向の方も少なくありま せん。日常の活動性が極端に少なくなると手足のが低運動性の浮腫(4)を 起こすケースや、四肢の関節拘縮(6)の頻度も高まります。 また、活動性(日常の運動)が少ないと食欲減退が起こったり、食思が沸か ず長期臥床ケースでは低栄養(2)の可能性も高まります。 これらは、神経まひ(5)等の障害もつケース(半身まひや四肢まひ等)では 殊更目立ちます。長期臥床ケースで入浴ケアの頻度が極端に落ちていたり、 オムツを使用しているケースでは、皮膚の不衛生(7)皮膚炎(8)の可能性 が一段と高まります。 それぞれ“床ずれ”が危惧されうる要因と関連づけ理解しましょう。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ===================================================================== このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 l★【今日の用語】を明記したバックナンバーは、下記をから http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM3E57758C39A20&p_id=postcaretech98&password=post0903 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |