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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年4月5日 030号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.030 ■パーキンソン病の症状(3)■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 今回は、パーキンソン病の“歩行障害”について取り上げます。 一般的に歩行速度が遅く、足をひきずり、自然な上肢(手)の振りが見られな い不安定な歩行をします。下記の特徴的現象が見られます。 【小刻み歩行】 著しく“歩幅”が狭く“小刻み”に歩きます。“前屈姿勢”が強調 され、全体的に動きが小さいのが特徴的。 【突進現象】 立位や歩行時、ちょっと押されただけでも踏みとどまれず、押され た方向にどんどんと“突進”してしまい自分で止める事ができませ ん。最悪の場合転倒してしまいます。 【すくみ足】 歩き始めの第一歩が、なかなか踏み出せずまごついてしまいます。 このような場面でも前屈姿勢が強調しており、全身的に“すくんで” いるケースが多いです。胸を張る(姿勢を正す)など声かけを行い、 動作の仕切りなおしで足が出やすくなる場合も有ります。 また、何らかの“きっかけ”(例えば棒をまたぐ)を与えてあげると 足がでやすくなります。 【加速現象】 歩き始めると、歩行ペースを調整できず著しく“早足”になり止る 事が難しくなります。突進現象と同様に“急に”起こりうるため転 倒も少なくありません。ケースにもよりますが、基本的に歩行時は 油断せず見守り徹底が望まれます。 【その他】 “狭い場所”や“方向変換時”に、これらの歩行障害が著しく現れ るケースが多いです。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |