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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年4月4日 029号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.029 ■パーキンソン病の症状(2)■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 今回は、パーキンソン病の姿勢について取り上げます。 【姿勢の異常】 いわゆる【前傾姿勢】です。体幹(胴体)や頚部(首)部分が“前屈み”で硬 く固定され、肘や膝も曲がった姿勢が強調されます。手足の“拘縮(こう しゅく)”も少なくなく、手や指の変形も見られる事があります。 【姿勢反射障害】 いわゆる“バランス反応”が著しく悪くなります。 健康な時には、倒れそうになると反射的に姿勢を元に戻し、倒れないよう にするバランス反応(立ち直り)が誰もが備わっているのですが、この働き が著しく欠けてきます。 立ち上がり時や歩行時、或いは 立っている時などに急にバランスが保て ず倒れそうになったり、転倒する事が頻繁に起こり得ます。 また、倒れた時の手や腕などを伸ばして からだ(頭部、顔など大事な部 分)を保護(保護伸展反射といいます)できないため大けがに至るケース も少なくありません。 現場においても、転倒して顔面に“あざ”や頭部に包帯を巻いているパーキ ンソン病の『おとしより』とよく遭遇します。 特に 姿勢反射の異常は“急に”起こりますので移動(歩行)や移動関連動 作(立ち上がり−立位,移乗など)の場面では油断せず見守り、転倒に対し ての十分な注意が必要となります。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |