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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年3月27日 021号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.021 ■転倒3■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 【“ふらつく”ケースの転倒】 “ふらついて”転倒するケースは、いくつかの場合が考えられます。 1.日中、長く寝込みがちの『おとしより』が急に離床した場合に【起立性 低血圧】(立ち上がった時など急に血圧が下がる)と呼ばれる血圧調整が うまくいかず“ふらつき”転倒というケースが有ります。 また、浴室と脱衣場の温度差(特に冬季)により入浴前後の血圧変動が著 しい場合、浴室付近で“ふらつき”転倒する場合も稀では有りません。 共に、日頃からの血圧への意識−配慮は言うまでも有りませんが、ベッ トから起きた直後は少し休息をとり、落ち着く迄 急な動作開始は避け る配慮や 入浴では、洗い場と脱衣場・廊下等の温度格差をできるだけ 少なくする事が望まれます。 在宅での独居或いは高齢者世帯では特に配慮−支援が望まれます。 2.介護保険のフェイスシートや基本調査等で心臓疾患や呼吸疾患の指摘が なされている場合、ベット−トイレ・浴室間などの移動途中で“ふらつ き”或いは苦痛などを催す事もあります。 “つまずく”“すべる”等のケースと同様に床材や手すりの配慮を行い できるだけ楽に移動できる配慮が求められます。また、廊下の道程が長 い場合は、途中に休息するための【安定した椅子】を置くのもより良い と考えられます。 3.身体の中等度以上の障害を持っているケース(脳卒中半身まひ,パーキ ンソン病など)は、特に【方向変換】時にバランスを崩し“ふらつく” ケースも稀では有りません。(補助具などを用いて直線移動しベットや ポータブルトイレ、屋内トイレに体を入れ替え座る際など) 障害に応じて福祉用具や手すりを適切に導入する事が望まれます。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |