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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年3月26日 020号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.020 ■転倒2■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 【“滑る”ケースの転倒】 前号での『おとしより』の“つまずく”“引っかかる”“脚がもつれる”箇 所を改善する関わりにより転倒の危険性はかなり減少すると思われます。 今回の“滑る”ケースの転倒は、主に居室やトイレ、浴室等への導線上の廊 下の【床材】への配慮が求められます。 年齢を重ねると手足の筋力がかなり衰えます。 特に脚力の低下は際立ち、しっかり踏みしめて床に接地しにくくなる傾向が 有ります。(極端に言うと“すり足”で“宙を浮く”様な歩き方) また、滑った時の急なバランス修正も機敏に対応できない事が多く“つまず く”ケースの転倒以上にからだへのダメージは大きいと考えられます。 我々が滑りやすいと感じる床材はもちろんですが、脚力やバランスに問題が あると思われるケースでは、特に【廊下】の床材の変更も念のため頭に入れ ておくべきと考えます。床材の変更が経済的に困難なケースは、手すりの設 置を薦め利用の促進に努めたいものです。できれば両者の関わりが望ましい と思われます。 また、廊下をカーペットで覆うのも1つの手段ですが、逆につまずき易くな るケースも有りますので材質選びには慎重を要します。設置後のカーペット の表面が比較的平坦で、且つ滑りにくさも備えている【タイルカーペット】 は、必要な分だけ分割購入できるので経済的です。 “滑る”ケースの転倒で忘れてはならないのが【欲室内の転倒】です。 欲室内事故の大半を占めます。介護保険制度の手すり設置をはじめとして福 祉用具(特定福祉用具)をフル活用して安全性を高める必要が有ります。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |