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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年3月25日 019号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.019 ■転倒1■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 『おとしより』の転倒事故では“つまずいた”“滑った”“ふらついた”と いう原因で転倒している者が上位の3つを占め多いとの統計も有るようです。 【“つまずく”ケースの転倒】 年を重ねると、視力の低下(主に白内障など)や聴力の低下で“注意力”が落 ちるケースが多く見られます。また、手足の細かい動きもご本人は気づいて いないかも知れませんが(特に下肢では)脚やつま先の上がりが不十分なケー スも多いです。(いわゆる“すり足”の歩き方等です) “つまずく”ケースの転倒では【注意力不足+脚の上がりの悪さ】が主な原 因と考えられますが、この点は“老化現象”ですのである意味致し方が有り ません。これらは、生活環境の安全面を整える事が先決です。 実際的には、家の中の“段差”が問題ですが、殊に健康な者が余り気にしな い程度の僅かな段差(2〜3センチ以下)が要注意です。じゅうたんの端や 電気コードも“引っかかる”可能性が有り注意が必要です。 また、在宅での独居宅等では、多くの家具や思い出の品等の生活関連物で通 路が狭くなっていたり、整理されていないケースも有ります。これらに“つ まずく”“引っかかる”或いは、狭いため“脚がもつれる”といったトラブ ルの可能性も大いに有ります。 その他、屋内の移動範囲の“部屋の明るさ”や“履き物”(特に屋外,屋内 でもスリッパ使用場合は注意)にも留意は要します。 このような箇所の有無を『おとしより』の居宅での【生活スタイル・導線】 の中で十分にチェックを行い解決しておく事が望まれます。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |