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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年3月22日 016号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.016 ■記憶■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 【記憶】は“以前経験した事を憶(おぼ)えていて思い出すこと”をいいます。 詳細には、ものを憶える【記銘】,それを【保持】する事、そして【想起】 する事 という3つの過程が含まれます。 比較的に保持期間の長い記憶(つまり古い記憶)を【長期記憶】短いもの(つ まり近い期間、最近の記憶)を【短期記憶】と言います。 記憶の障害は、よく【痴呆】の一症状として取り扱われますが【健忘】との 区別も必要です。『おとしより』は長期記憶は比較的に明瞭に記憶されてい ますが、短期記憶については曖昧な面も多いです。少し覚えが悪いからと言 って“痴呆”と決めつけるのも酷な話です。記憶以外の症状や情意や行動等 を勘案してケースを捉える事が大切かと・・・ 現場では、記憶の想起(思い出す)を促す関わりを意識したいものです。特に 短期記憶については、朝何を食べたか?最近のニュースは?・・・など会話 やコミュニケーションの中でさり気なく取り入れて聞いてみるのも良い配慮 だと思います。 記憶は、すぐに思い出せなくても時間をかければ思い出せる場合も有ります。 大切なのは【回想する習慣】(長期,短期に関わらず記憶を想起する事)で日 頃の会話やケア場面、レクリエーションなどで意識すれば好反応も期待でき ます。関わりでは【待ちの姿勢】が大切です。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |