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---| 非公式情報 |------------------------------------------------- <http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3D384F43742FA> 1992年に始まるイラク攻撃計画 By STRANGELOVE アメリカの現政権をコントロールしている人々は、遅くとも1992年にイラク攻撃を考えていた。現在、彼らは長年の願いを叶えられると興奮、戦争は短期間で勝利すると信じているようだ。圧倒的な軍事力の差を考えれば当然の結論のようだが、何をもって「勝利」とするのかは問題である。イラク軍を破った後が大変なのだということを理解しているのだろうか? アメリカ軍の中で「戦争の形態が変わった」とする認識が広がったのは1997年頃のこと。21世紀の戦争は「湾岸戦争型」でなく「チェチェン/ソマリア型」、つまり「ユニフォームを着た兵士で編成されるチームを倒してもゲームオーバーにはならない」時代に入ったということである。ひとつのグループを殲滅しても別のグループが現れ、そのグループを倒したなら第3のグループが・・・という繰り返しになり、誰が敵なのか不明な戦闘が延々と続くことになる。 ところが、アメリカの現政権を構成している人々、つまりドナルド・ラムズフェルド、リチャード・チェイニー、ポール・ウォルフォウィッツたちは違う考え方をしている。ソ連が消滅した直後、つまりペンタゴンの制服組が戦争形態の変化を認識する前、彼らはソ連の消滅を絶好の好機ととらえる立場から「DPG(国防政策指針)」なる国防計画案を作成した。ライバルの出現を阻止し、アメリカの原理と利益に沿った国際秩序を維持するために軍事力を使うとしているのだが、そこに「チェチェン/ソマリア型」戦争への警戒はない。この時点でイラク攻撃は予定表に載ったと言われている。 DPGはジョージ・H・W・ブッシュ(パパ・ブッシュ)政権の国防長官だったチェイニー、その部下だったウォルフォウィッツとI・ルイス・リディが中心になってまとめた指針だったのだが、これは日の目を見なかった。1992年の大統領選挙でビル・クリントンにブッシュが破れ、再選されなかったのである。新大統領はこの計画を葬り去った。 クリントン政権時代の1998年、ラムズフェルドやウォルフォウィッツを中心とするグループは大統領に対し、イラク攻撃とサダム・フセインの排除を要求する手紙を出している。国連の安全保障理事会に拘束されることなく単独で攻撃しろと主張していた。この手紙には、ラムズフェルドとウォルフォウィッツのほか、リチャード・パール、リチャード・アーミテージ、ジョン・ボルトン、エリオット・エイブラムズもサインしているのだ。 実は、1997年に「PNAC(新しいアメリカの世紀のためのプロジェクト)」というシンクタンクが創設されている。その中心メンバーとクリントン大統領へ手紙を出した人物は一致する。PNACは2000年9月、「米国防の再構築」というレポートを出しているが、このベースになったのがDPG。国防予算を大幅に増やして兵器の近代化、ミサイル防衛の推進、宇宙空間とサイバー空間(インターネット)の支配などを目指して「パクス・アメリカーナ」を守るとしている。 アメリカがイラク攻撃や国連無視(否定)を決めたのは「9/11」のはるか前のことだということは、間違いない。そして今、ブッシュ政権はイラクが民主化されることを恐れているという。万一、イラクに民主的な政権が誕生、その波が周辺の親米国に波及したなら、中東の利権をウォール街は失ってしまう。過去の歴史を振り返れば、アメリカは民主的政権を倒し、独裁政権を作ってきたことがわかる。また、どこかで独裁者を調達するつもりかもしれないが、彼らのシナリオ通りに事が進む可能性は高くない。 ---| OPC:米国の極秘テロ組織 |------------------------------- <http://great.mailux.com/mm_search.php?sh_mm_id=MM3D8ADF9051062> 特別レポート「OPC:米国の極秘テロ組織」(600円)の販売が開始されました。 【内容】 第2次世界大戦後、アメリカには要人暗殺やクーデターを一手に引き受ける極秘チームが存在した。OPCである。1950年10月にCIAの中に潜り込むが、その後も破壊活動、秘密工作をOPC人脈は続けた。英国のある学者に言わせると、CIAはこうした人脈が隠れ蓑に使ってきたにすぎない。この特別レポートを読まずにアメリカの戦後史を語ることはできない。 |