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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年3月19日 013号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.013 ■多点杖■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 介護保険上では【多点杖】と名称されていますが、多脚(型)杖とも呼ばれる ものと同じです【T字(型)杖】等の場合では、杖の先が1点です。支える面 (支持面積)が狭く身体の障害の程度によっては頼りにならない(不安定な)ケー スが多々有ります。 【多点杖】は、杖先が3点(脚)のものや4点(脚)のものが現場では主流で用 いられます。それぞれ3点(脚)杖、4点(脚)杖と呼ばれています。 各点を結んだ線内の面積が支持面となり、T字杖などに比べ支える面(支持 面積)が広く安定し、押した感覚も頼りがいが有り安心感が得られます。 主に脳卒中の半身まひの中等〜重度のケースに用いられる事が多いです。 軽度のまひの場合は、T字杖が用いられるのが一般的です。 【多点杖】は支持性に安定感がある反面、欠点として平らな場所でないと逆 に不安定さが目立つ面が有ります。また、T字杖に比べ重量があり、見た目 の“大げさ”な作りからか?『おとしより』からも敬遠されがちな面もあり ます。 最近では、かなり軽量で良質のものも見られる様になり、在宅での屋内移動 用の歩行支援の福祉用具としては有用なアイテムとなっています。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |