メルマガ:マルキ・ド・カバチ侯爵の「曲がり道一直線」
タイトル:マルキ・ド・カバチ侯爵の「曲がり道一直線」vol.12「彼岸」  2003/03/14


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↑↓→↑↓マルキ・ド・カバチ侯爵の「曲がり道一直線」 ↑↓→↑↓
       vol.12 「彼岸のそばで、春じたく」
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春はそこまで。紅い鼻緒のジョジョはいて、おんもへ出たら
曲がり道。彼岸直前、彼岸のかなたへ。

↑↑↑「春じたく @ 彼岸此岸」

いよいよ春。もうすぐお彼岸、彼岸過ぎたら花見シーズン。
寒いところで実験をすると色々不都合が多いので自粛気味だったが
(うそだけど)ようやくぽかぽかだらだらのんきに実験できる季節が
やってきました。野外イベントの情報もチラホラ入ってきとるし
春シーズンにはどのような実験がフィットするのか、解説してみることとしよう。

春というと、まあ苗の植え付けじゃの。こりゃ実験じゃないか。
今時分だとエンジェルトランペットの苗が出回っておる。夏くらいに
花が全開になるので、まあ今くらいから植え付けてやるのがいいのう。
多年草なので枯れても肥料をちょこっとやって、あとはほうっとけば又来年花をつける。
その前に、ある日突然種が爆裂しとるかもしれん。種も油に浸けたりして意外と
使える。花とか葉とか、多目についてたらちょっとはしょって
乾燥させとくといいじゃろう。

あっそれから、去年収穫したサルビアの種を植えないとなあ。
サルビアの種は花見過ぎてからじゃね、植えるのは。苗も出とるんで
今年初めて栽培するという人は苗からの方が無難か。ディスカラーセージとかは
苗もかなり入手難。みなさんきっと、花より葉をたくさん収穫したいじゃろうと
思うけど、葉をたくさん付けようとするなら「チッソ」分の多い肥料を
やるといいよ。チッソというとタンパク質ベース。油かす、魚かす、
堆肥なんかがヨシ。カラダに入れるものじゃから(ですか?)
有機栽培がいいね。簡単で余り臭くない有機液肥とゆうのもある。
こういうのはチッソ-リンサン-カリの成分バランスが数字で明記してあるので
よく見て高チッソのものを買うべし。

・・・全然春の解説になってないの。気を取り直して・・
あ、某雑誌で植物の栽培に「MB-101」がすごくイイ!とあったけど、
あれはホント。やっぱ体内に吸引したり喰ったりするものは有機で・・
あ、また脱線しましたな・・。

春というと情緒不安定になる人多いですね。
これはお彼岸の前後なので、地上が彼岸と近くなるせいですね。
ちょっとナイーブな人なんかは、彼岸の影響を受けやすくなってしまうのだ。
彼岸といっても、イヤーナじめじめした影響はイヤじゃねえ。彼岸って
あの世ってことじゃからね。出来たら極楽寄りの影響を受けたいものです。
まあ、どうしたってアッチの世界に近くなるんだから、
こりゃブッ飛び易いといえばいえるわけだな。

春はだいたい脳内麻薬たくさん出ます。日照量も日照時間も増えるんで、
活動向きになるようにドーパミンが出ます。眠くなるのは自律神経の
バランスが「実験に不向きの」冬から「実験シーズン」の春夏へと
シフトする過渡期でのバランス取りの為。意志でコントロール出来ない
方の神経系統を優勢にして調整を進めていくため、意識の方はねむ〜く
なってしまうのだ。で、この季節にうつらうつらθ波睡眠などとっていると
いわゆる「胡蝶の夢」というか、次元をすっとばしたステキな曲がり状態へ
到達したりするのだ。んーでもって外へ出ればひねもすのたりのたりとした光景で。
らんららんらら〜♪と歌いつつスローモーションでスキップしながら
走り出したい気分。それが春。

まあ、そんな春じゃからね。ワシとしては「冷たい速いヤツ」なんて
どうかと思う。「じゃあ、暖かいヤツ?」と言われても困るので。そこは各自。
のんびり、まったり、わくわく、とね。
とこれだけで、春めいた単語がやはり、並んでいるのだけどね。
旬の山菜やタケノコを食べて、微量ミネラルでカラダの方を調整かけながら
大豆製品やチーズ、ぬるめの赤ワインなどなどで脳味噌にも景気つけて
さあ野へ!山へ!あとはお好みでね?

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