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タイトル:非公式情報51号  2003/03/14


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ブッシュ政権とイスラエルの思惑
By STRANGELOVE

 「ジョージ・W・ブッシュ政権のイラク政策はイスラエル、またはイスラエル系アメリカ人から大きな影響を受けている」とする見方をコリン・パウエル国務長官はアメリカ下院予算委員会で否定した。要するに、アメリカの議会でこうした証言をしなければならないほど、ブッシュ政権とイスラエルとの関係を疑う声が広まっているのである。
 長い間、「アメリカの石油利権を守るためにはイスラエルの存在が不可欠だ」とするイスラエル側の主張をアメリカ側は受け入れてきた。その一方で、ナチ支援に関する情報を使ってイスラエルはウォール街の大物たちを恫喝してきたとする信頼できる情報も流れている。ともかく、戦後、アメリカ政府はイスラエルと「友好的」な関係を維持してきた。(ジョン・F・ケネディ大統領は例外だったようだが、この政権は長く続かなかった。)
 ところが、第2次世界大戦が終わって30年、つまり1世代が過ぎた頃から両国の間にすきま風が吹き込みはじめる。1982年にイスラエル軍がレバノンに侵攻、サブラとシャティーラでパレスチナ難民の虐殺を引き起こした際、アメリカのマスメディアがこの事実を報道した背景はここにある。
 この虐殺事件は、それまでイスラエルを支持していた人たちに大きな衝撃を与えた。つまりイスラエル系アメリカ人(特にインテリ)やイギリスの労働党は虐殺以降、イスラエルの政策を批判してインティファーダ(パレスチナ人の抵抗運動)を支持するようになる。
 そうした時に登場してきたのがアメリカではキリスト教原理主義者(聖書根本主義派)であり、イギリスではニュー・レイバー(新労働党)だ。こうした人々がイスラエルを支えていくことになる。ニュー・レイバーの旗手的な存在がトニー・ブレアであり、そのスポンサーがイスラエルと関係が深いマイケル・レビィ卿である。
 ブッシュ政権の強硬路線を支えているのはキリスト教原理主義者とイギリスのブレア首相、そして日本の小泉純一郎首相。そのうち原理主義者とブレアはイスラエルの代理人的存在であり、小泉はブッシュの忠犬である。
 アメリカのイラク攻撃の裏に石油利権が存在していることは言うまでもないが、イスラエルの思惑を無視することもできない。大体、イスラエルを怒らせたら、核兵器で中東の油田が破壊されてしまう。

---| OPC:米国の極秘テロ組織 |-------------------------------
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特別レポート「OPC:米国の極秘テロ組織」(600円)の販売が開始されました。
【内容】
第2次世界大戦後、アメリカには要人暗殺やクーデターを一手に引き受ける極秘チームが存在した。OPCである。1950年10月にCIAの中に潜り込むが、その後も破壊活動、秘密工作をOPC人脈は続けた。英国のある学者に言わせると、CIAはこうした人脈が隠れ蓑に使ってきたにすぎない。この特別レポートを読まずにアメリカの戦後史を語ることはできない。

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