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タイトル:Daily Drama Express (2003/03/04) 僕の生きる道(9)  2003/03/10


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/03/04 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 僕の生きる道
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 中村秀雄(草なぎ剛)
     秋本みどり(矢田亜希子 )
     久保勝(谷原章介 )
     古田進助(浅野和之)
     太田麗子(森下愛子)
 金田勉三(小日向文世)
     秋元隆行(大杉漣)
脚  本 橋部敦子

あらすじ  中村秀雄(草なぎ剛)と秋本みどり(矢田亜希子)は同僚達に結
婚の報告をした。「今度写真を見せてください」と言われるが「写真
は撮っていません」と二人は答えた。そして教頭の古田進助(浅野和
之)から秀雄の病気について告げられた。

 秀雄は自分のクラスの生徒に、みどりと結婚したことを報告した。
始めは信じなかった生徒達だが「おめでとう」の拍手をくれた。そし
て、放課後の合唱の練習に集まる生徒が徐々に増えてきた。秀雄とみ
どりはとても喜んだ。

 病院で秀雄は新婚生活の話を主治医である金田勉三(小日向文世)
にした。金田は秀雄の検査結果を見て疲れたときは休むように注意を
した。秀雄は「余命がわかっている時、遺影は自分で決めるのか」と
金田に聞いた。金田は「どっちでも良いんじゃないの」と答える。

 秀雄は写真館で遺影を撮ってもらおうとするが、自然に笑うことが
出来ない。

 その晩、秀雄達の家ではみどりの父親の秋元隆行(大杉漣)と3人
でお祝いを兼ねて夕食を食べていた。その帰り、隆行は秀雄に「家で
一緒に暮らさないか」と誘うが、秀雄は「この先、みどり先生が再婚
した時のことを考えると、例え短い時間でもあの家には住まない方が
良いと思う」と答えた。そして秀雄は初めて「お義父さん」と呼び、
隆行は「秀雄くん」と呼んだ。

 その後、合唱の練習に参加する生徒が増え、みどりとの結婚生活も
楽しく過ごしていた。

 秀雄は遺影を撮ってもらうために写真館へ寄るが、どうしても自然
に笑うことが出来ない。

 合唱の練習に参加する生徒が増えたので、秀雄は生徒達に合唱コン
クールを目指すことを提案した。吉田均(内博貴)が「何の意味があ
るんですか?」と言うと秀雄は「受験も大切だけど高校生活は受験の
為だけにあるわけではない。良い大学に入ったら良い会社に就職を目
指し、就職したら係長を目指し、次は課長、その次は部長・・。将来
の為に今を犠牲にして生きたとした時、それでは自分の道を歩いた足
跡が残らない。将来の為だけじゃなく今を大切に生きて欲しい。僕は
高校生活を送ったという足跡を付けて欲しい」と言った。

 しかし、この頃から両親から合唱を反対され放課後の練習に出てこ
れなくなった生徒が増えてきた。

 その夜、秀雄はビデオ日記をやめることを決意した。それは、今は
きちんと足跡をつけて歩いていると言えるからだ。

 翌日、みどりは太田麗子(森下愛子)に秀雄との写真が1枚も無い
ことを相談する。

 とうとう合唱を反対する田岡雅人(市原隼人)の母親でPTA会長
の久美子(銀粉蝶)を含む数人の母親が抗議に訪れた。その結果、合
唱が中止されることになってしまう。秀雄は古田に合唱の続行を申し
出た。「合唱を通じて生徒たちに伝えたいことがあるんです」その時、
秀雄は突然倒れて意識を失ってしまう。すぐに病院に運ばれるが、そ
の姿を雅人と赤坂栞(上野なつひ)が目撃してしまう。その頃、職員
室では岡田力(鳥羽潤)が取り乱し「まだ死んだりしませんよね」と
叫んでしまう。それを廊下で雅人と栞は聞いてしまった。久保勝(谷
原章介)は雅人と栞に「きっと中村先生は大丈夫だから。騒ぐんじゃ
ないぞ」と言う。

 雅人は体育館で合唱の練習を待っているクラスメイトのところに行
き「中村、もうすぐ死んじゃうんだって・・」と言った。栞はクラス
に戻り均に秀雄のことを伝えた。それでも均は「塾があるから」と帰
ってしまう。

 病院では、みどりが金田から病状を聞いていた。胃から出血をし貧
血がひどいので輸血をする。貧血が改善されれば3〜4日で退院でき
る。退院したら普通の生活に戻れるが、再出血で食事が取れなくなる
と再入院の可能性があると告げられた。

 体育館では生徒達が今まで自分達に言った秀雄の言葉を思い出して
いた。その時、杉田めぐみ(綾瀬はるか)が立ち上がり、みんなの方
を向いた。

 病室で秀雄はまた眠っていた。みどりが側について秀雄を見守って
いると、外か歌声が聞こえてきた。みどりは窓の外を見てみると、秀
雄のクラスの生徒達が歌っていた。秀雄はゆっくり目を覚ました。そ
して「歌が聴こえた。とってもきれいでした。天使たちが歌ってるの
かと思いました。」と言った。

 みどりは「写真が欲しいです。中村先生と一緒に写った写真が欲し
いです。」と秀雄に言った。

 退院後、秀雄とみどりは写真館で笑顔で写真を撮った。

 『歌い続ける決心をした僕たちは生きる希望に満ちている。その一
方で僕たちは緩やかに心の準備を始めている。やがて訪れる永遠の別
れの日に向かって。』


寸  評  とうとう生徒達が秀雄の病気を知ってしまいました。きっと、ま
たまた母親達は「もうすぐ死んでしまう教師に子供を任せられません」
とか失礼な事を言うのではないかと思います。けど、告知された余命
を考えると受験シーズン中に『その時』がくる計算になりません?
 もしも、私が母親だったら担任交代をお願いしちゃうのかなぁ。私
が生徒だったら秀雄が担任のままが嬉しいのかなぁ。みなさんはどう
思いました?

執 筆 者 西脇(chie_yaen@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 『ごくせん』のスペシャルに続き『みにくいあひるの子』のスペシャルが決
定しました。両方とも大好きだったドラマなので本当に嬉しい♪\(^o^)/
 再放送が待てない私は、早速『みにくいあひるの子』全話のビデオを見よう
と思います。録画しておいて良かった。。(西脇)

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