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---| 非公式情報 |------------------------------------------------- <http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3D384F43742FA> イラク攻撃の原点は1992年 By STRANGELOVE イラク攻撃を強行しようとする米英(日)と反対する独仏露(中)の対立が山場を迎えている。ジョージ・W・ブッシュ大統領をはじめ、リチャード・チェイニー副大統領、ドナルド・ラムズフェルド国防長官、ポール・ウォルフォウィッツ国防副長官、そしてチェイニーの主席補佐官であるルイス・リビィたちは攻撃に執着、彼らにコリン・パウエル国務長官がつき従っている。パウエルの風見鶏的体質はベトナム戦争時代から有名で、彼を「政治家」と読ぶ将校仲間もいるようだ。 アル・カイダとの関係、大量破壊兵器の保有・・・そんなことはブッシュ政権にとって大きな問題ではない。1980年代にアル・カイダというフランケンシュタインを作り上げ、「大量破壊兵器」をイラクに与えたのは彼らだった。イラクに対してアメリカ政府が軍事支援した最大の理由は、イラン対策。イスラム革命が湾岸一帯に広まるのを防ぐため、イラクは戦った。サウジアラビアやクウェートの王制を守った自負するイラク政府は代償を求めた。が、イラク政府はその求めを拒否、1990年のクウェート侵攻につながる。そして湾岸戦争。 1992年にアメリカのジョージ・H・W・ブッシュ(パパ・ブッシュ)政権は武力を背景とした世界支配戦略を打ち出そうとしたが、その中心にいたのが同政権の国防長官だったチェイニー、そして彼の部下だったウォルフォウィッツとリビィ。この戦略にはイラクの制圧も含まれていると解釈された。 ところが、1992年秋の大統領選挙でパパ・ブッシュは再選されれず、ビル・クリントンが新大統領に選ばれた。新政権はブッシュたちの計画を葬るが、2002年秋に再び日の目を見る。PNACというシンクタンクが1992年の戦略に基づく報告書「アメリカの国防再構築」を発表したのだ。同年の大統領選挙で(一応)当選したジョージ・W・ブッシュはこの戦略に沿った政策を実行している。 ちなみに、PNACが設立されたのは1997年、メンバーにはラムズフェルド、チェイニー、ウォルフォウィッツ、リビィ、そしてイラン・コントラ事件の中心人物のひとりでベネズエラのクーデター騒動でも黒幕のひとりだったとされるエリオット・エイブラムズも含まれていた。 さて、1997年頃、21世紀の戦争は「湾岸戦争型でなく、チェチェン/ソマリア型になる」とする考え方がアメリカ軍の中で主流になっていたようだ。2001年5月にアメリカ海軍のデニス・ブレア提督はラムズフェルドたちの中国脅威論を否定、ミサイル防衛論も批判した。イラク攻撃に関しても制服組の多くは反対してきたようだが、ブッシュ/チェイニー/ラムズフェルド/ウォルフォウィッツ/リビィは戦争に向かって突進している。その背景に石油産業に加え、アメリカの巨大なキリスト教系カルト集団「聖書根本主義派(ファンダメンタリスト)」とイスラエル(リクード)が存在していることは言うまでもない。 ---| OPC:米国の極秘テロ組織 |------------------------------- <http://great.mailux.com/mm_search.php?sh_mm_id=MM3D8ADF9051062> 特別レポート「OPC:米国の極秘テロ組織」(600円)の販売が開始されました。 【内容】 第2次世界大戦後、アメリカには要人暗殺やクーデターを一手に引き受ける極秘チームが存在した。OPCである。1950年10月にCIAの中に潜り込むが、その後も破壊活動、秘密工作をOPC人脈は続けた。英国のある学者に言わせると、CIAはこうした人脈が隠れ蓑に使ってきたにすぎない。この特別レポートを読まずにアメリカの戦後史を語ることはできない。 |