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============================== 7,553発行 【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語- 2003/03/05 第87号 =================================== 株式会社トランスワード http://www.transwd.com book@transwd.com =================================== 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。 =================================== ■もくじ■ 1. お知らせ 2. 最近の翻訳業界 3. 翻訳しよう 4. SOHOしよう 5. リンクしよう  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1. お知らせ ___________________________________ ■ 定員まであと5名! 3月8日 特別翻訳セミナー(広島) ■ いよいよ今週末の開催です。今すぐお申し込みください。 申込方法:メール本文に住所・氏名・電話番号をご記入の上、件名を「セミ ナー申込」としてbook@transwd.comへ送信してください。 詳細はこちらから http://www.transwd.com/seminar0318.htm ■ 申込受付中! 「極める 技術翻訳熟達コース」のご案内 ■ 1月から実施している「稼げる 技術翻訳実践コース」の続編としてこのコース を始めます。翻訳で多く稼ぐには翻訳の品質向上と同時に生産性アップが不可 欠です。 いわゆる「稼いでいる翻訳者」の多くは自分なりの用語集や翻訳文例集をデー タベース化し効率化を実践しています。新規講座ではベテラン翻訳者の翻訳 データベースの一部を生徒さんに提供しその使い方を伝授します。そして自分 なりのデータベース作りをすることにより品質と生産性を極める翻訳者になっ てもらうことを目的にします。 詳細はこちらから http://www.transwd.com/school/k_juku.htm 申込はこちらから http://www.transwd.com/school/k_order.htm ★トランスワードスクール卒業生に聞きました============================ ── 「技術を学ぶ翻訳者養成講座」修了生 Aさん(29歳) トランスワードの翻訳講座はすべての課題が実際に仕事として入ってきた実践 的なもの。市販のテキストでは目にすることのない内容がほとんどなので、第 一線の現場で実際に行われている翻訳を実感できます。即戦力になる力を身に つけられるのがいいですね。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ▼一般の語学教育にない実践的な内容が学べるのは翻訳会社だから!▼ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ●講座についての詳細は…⇒ http://www.transwd.com/school/index.htm ===================================================================  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2. 最近の翻訳業界(仲谷) ___________________________________ 3月8日に久しぶりの特別翻訳セミナーを開催します。 今回は第一部として翻訳業界の最新動向の話と新規翻訳者募集の案内です。 第二部では超売れっ子翻訳者の荒井氏による翻訳レッスンです。私を含めトラ ンスワード社員一同も楽しみにしています。 翻訳の仕事は個人で行うケースが多く、どうしても我流になりがちです。時代 の流れに取り残されないためには絶え間ない情報収集と勉強が必要です。 翻訳者に皆さん、そしてこれから翻訳者を目指す方、この機会を捉えて賢く稼 げる翻訳者への足がかりにしてください。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 3. 翻訳しよう(荒井) ___________________________________ 「貴方の意見は了解したが、印刷はどこでやるのですか」簡単な英訳です。I understand your views, but tell me where the printing jobs will actually be done? この英語で質問したところ、会談が少し紛糾しました。 想像できますか? Printing will be done here, in Tokyo.(東京です)の回答がありまし た。実は、日本のA社本社が東京にあります。その取引先は外国のB社、その日 本支社も東京にあります。「東京です」と答えた方は、B社の支社(B社自身が 印刷するが、場所は東京)、言われた方は、A社自身と受取りました。 つまり質問の「どこで」というのは、地理的なwhereではなく、by which firmあるいは、under the responsibility and at the expense of which partyなど、相当厳密に訳さないといけないものでした。それを日本語 では(いや、場合によっては英語でもそうでしょうが)「どこで」や「だれ が」と軽く言ってしまいます。文書化するときには、気をつけるべきです。 似たようなのに、「どこまで」があります。「B社は、A社にどこまで分担させ るのか」のような場合。What functions does B intend to have A undertake? としました。Up to what stage などでもできるでしょうが、こ の「どこまで」の「まで」は「ここから、ここまで」のような意味ではないよ うな気がします。ただ「どのような機能(業務、分野)を」、あるいは「どの ような機能だけを」のような使い方でしょう。 そして、「ここまでの分担では不満、もっとこれまで分担させてくれ」のよう に話が発展するのなら、We are not satisfied with this job sharing structure that assigns only these areas to us. We request that other functions also be included in our responsibility. など。上の 日本語にあまり沿わずに訳します。「まで」は、only、alsoなどで出ます。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 4. SOHOしよう(神垣) ___________________________________ 「目的と手段」 「SOHOってカッコイイですね」「SOHOに憧れているんです」という声をよく聞 きます。確かにSOHOという働き方は、自分が好きなことを仕事にするには便利 な方法だと思います。ですが、SOHOになったからといって、好きな仕事ばかり できると思ったら大間違い。 好きなことを追求するために、好きでないこともたくさん一人でやっていかな くてはなりません。たとえば、仕事を獲得するための営業、請求を出したり支 払ったりという経理、コピー用紙やFAX用紙がなくなれば自分で買いに行き… とぜ〜んぶ自分一人でやらなくてはならないのがSOHOです(もちろん、人にお 願いすることもありますが…)。 その点、会社に勤めていれば自分の仕事や役割にある程度専念できるし、なに より月々決まった収入を得ることができます。SOHOの場合、自分で仕事を見つ けて来ない限り収入はゼロ、ボーナスだってありゃしません。 SOHOにも会社員にもメリット・デメリットがあります。大切なのは、自分が好 きなことを仕事にしていくために最適な働き方は何か、ということ。やりたい 仕事、なりたい自分になるための一手段にSOHOがあるだけで、SOHOになったか らといって誰もが自動的に大儲けできるわけではないのです。 とかく隣の芝生は青くきれいに見えるもの。会社員ならSOHOが、SOHOならば会 社員がうらやましく思えることってよくあります。でも、あなたにとってベス トな働き方はあなた自身で見つけるほかありません。SOHOは手段であって目的 ではないはず。昨今のSOHOブームにあおられて目的と手段を履き違えないよう 、あなたらしく働けるスタイルを見つけてください。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 5.リンクしよう ___________________________________ [ニシキプリント] http://www.nishiki-p.co.jp/ ニシキプリントは、究極の高品質・短納期・低価格を追求する広島の印刷会 社。DTPはもちろん、オンデマンド印刷、アナログ印刷まで幅広く手がけ、 価格・品質とも最適な印刷物を提案します。毎月1回、メルマガも配信。 “賢い印刷発注”に役立つ実用的な印刷情報を提供します。 −■発行■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |株式会社 トランスワード | 〒732-0823 広島市南区猿猴橋町1-8スミヒロビル5F | Tel:082-506-3233 Fax:082-506-3234 | URL: http://www.transwd.com | e-mail: book@transwd.com | −■配信解除■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |配信解除等は、登録した配信サイトでお願いします。 | |代表的な配信サイト | まぐまぐ http://www.mag2.com/ | −■お問い合わせ・投稿先■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | | book@transwd.com | −■免責事項■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |掲載情報により生じたいかなる事象も当方では責任を負いかねますので、ご |了承ください。配信解除は読者様において手続きください。当方では解除手 |続きの代行は請け負っておりません。どうしてもわからない時は、メールで |ご相談ください。 | |