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---| 非公式情報 |------------------------------------------------- <http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3D384F43742FA> 労働党を敵視するブレアの正体 By STRANGELOVE 「9/11」の効果は一時的なものにすぎなかった。アメリカのジョージ・ブッシュ政権に対する風当たりは日増しに強まっている。世論や労働党内部の意見を無視する形でイラク攻撃を支持してきたイギリスのトニー・ブレア首相の置かれた状況も同様だ。そのブレアがアメリカ政府に同調する理由は彼の石油産業とイスラエルとの関係にある。 1993年、アテネで開かれた興味深い会議にブレアが出席したとする複数の証言が存在している。会議の主催者はビルダーバーグ・グループ。アメリカとヨーロッパとの利害調整機関的な役割を果たしてきたとされている組織だ。 同グループの第1回会議が開かれたのは1954年5月のこと。アメリカ側はデビッド・ロックフェラーを中心に、「CFR(外交問題評議会)」のメンバーが参加していた。1950年から1953年にかけてCIA長官を務めたウォルター・スミスも重要な役割を果たしている。 ちなみに、ロックフェラー財閥の基盤は石油であり、ヨーロッパ側の創設者はロイヤル・ダッチ石油につながっていた。必然的にビルダーバーグ・グループは巨大石油企業と深い関係にあるのだ。 アテネの会議に出席した翌年、つまり1994年1月にブレアは妻とともにイスラエルを訪問している。経費はイスラエル政府が負担していた。旅行から戻った後、ロンドンのイスラエル大使館でブレアの紹介された人物がマイケル・レビー。 1994年5月に労働党の党首だったジョン・スミスが心臓発作で死亡、7月にブレアがその後継者に選ばれるが、その時にレビーがブレアのスポンサーになっている。その結果、ブレアは労働組合の影響から逃れ、労働党内部の意見を無視することができるのだ。 ブレアと友好関係にあるイスラエルは歴史的にイラクを最大の敵と考えてきた。例えば、南アフリカのケース。核兵器開発でイスラエルは白人政権時代の南アフリカからの協力を得ていたのだが、1980年代後半に両国の関係が急速に悪化する。南アフリカがイラクに接近したことが原因だった。 実は、1980年代前半にアメリカとイスラエルとの関係も悪化している。その一因はイラクとアメリカとの関係にあった。ロナルド・レーガン政権の主要メンバーがチリを経由してイラクへ武器を売却していたのである。核兵器絡みの取り引きにマーガレット・サッチャー元英国首相の息子、マーク・サッチャーも関係していた。(1982年、サブラとシャティーラ、両パレスチナ難民キャンプでの虐殺をアメリカのマスメディアが大きく報道したのはアメリカとイスラエルとの対立があったから。両国関係が改善された最近の報道は「控えめ」である。) こうした状況の中、1970年代後半からアメリカのキリスト教原理主義者(聖書根本主義派)の内部に親イスラエル派が形成され、現在の緊密な関係が築かれた。レーガン大統領が聖書根本主義派に属していたことは有名だが、ジョージ・W・ブッシュ大統領も同様だ。 ところで、日本政府もブッシュ政権のイラク攻撃を支援している。テレビに登場する「専門家」はイラクをナチに準え、先制攻撃の正当性を主張する。が、ナチを財政面から支えていたのがウォール街の一部大物だったことを忘れては困る。 当時、彼らが敵視していたのはソ連だったのである。そのため、反ファシズム、反植民地主義のニュー・ディーラー、フランクリン・ルーズベルト大統領が嫌われ、1933年から34年にかけてのクーデター計画につながったのである。 ウォール街からナチに資金を供給する重要なパイプのひとつとしてジョージ・ウォーカーが知られている。この大物銀行家は現アメリカ大統領、ジョージ・ウォーカー・ブッシュの曾祖父だということも付け加えておく。 ---| OPC:米国の極秘テロ組織 |------------------------------- <http://great.mailux.com/mm_search.php?sh_mm_id=MM3D8ADF9051062> 特別レポート「OPC:米国の極秘テロ組織」(600円)の販売が開始されました。 【内容】 第2次世界大戦後、アメリカには要人暗殺やクーデターを一手に引き受ける極秘チームが存在した。OPCである。1950年10月にCIAの中に潜り込むが、その後も破壊活動、秘密工作をOPC人脈は続けた。英国のある学者に言わせると、CIAはこうした人脈が隠れ蓑に使ってきたにすぎない。この特別レポートを読まずにアメリカの戦後史を語ることはできない。 |