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===================================================== 発行部数 8 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/02/04 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 僕の生きる道 局 名 フジ系 放映日時 火曜22時 キャスト 中村秀雄(草なぎ剛) 秋本みどり(矢田亜希子 ) 久保勝(谷原章介 ) 古田進助(浅野和之) 太田麗子(森下愛子) 金田勉三(小日向文世) 秋元隆行(大杉漣) 脚 本 橋部敦子 あらすじ 中村秀雄(草なぎ剛)は教師を続ける決意をしていた。教頭の古田 進助(浅野和之)は秀雄の処分が決まるまで授業や指導は控えてもら うことになったと言う。その間、秀雄のクラスは秋本みどり(矢田亜 希子)が担当することになった。秀雄は職員室に居ても電話すら取っ てはいけないと言われる。何もすることがなく、考え事をしていると 太田麗子(森下愛子)が来て秀雄が何を考えているか当てた。 みどりは久保勝(谷原章介)との帰り道、みどりは久保に結婚を前提 にお付合いは出来ないと言う。理由は久保との結婚生活ってイメージ がわかないからだ。と言った。久保は、みどりに好きな人が出来たの かと聞くと、みどりは何も答えずに去っていった。 みどりは夕食の時、父親で理事長の秋本隆行(大杉漣)に秀雄と田岡 雅人(市原隼人)の件の話を始めた。普段、みどりは自宅で学校の話 をしないので隆行は驚いた。みどりは、雅人はウソをついていると思 うと言い、秀雄が雅人宛に書いた手紙を隆行に渡した。 ビデオ日記 「田岡君の件の処分が決まるのを待っている。こんな状況だけど、能 天気な空想をしてしまった。しかも麗子先生にばれてしまった。。。」 その空想とは、みどりとのキスだった。 翌日、職員室にはアイドル雑誌に掲載された黒木愛華(岩崎杏里)の 問合わせ電話が殺到した。愛華はそれを知り、自分が注目されている ことに喜ぶ。 杉田めぐみ(綾瀬はるか)は志望校が決まらない。みどりは秀雄に相 談すると秀雄は、めぐみには何かやりたい事があるのかもしれない。 と言う。 翌日、みどりは、めぐみに、何かやりたい事があるんでは?と聞くと、 めぐみは反応をした。みどりは「やっぱり中村先生の言った通りだ」 と言う。しかし、めぐみは自分の夢を言ってくれなかった。 みどりは、めぐみのことを秀雄に話した。秀雄は「夢を簡単に口にし ない気持ちはわかる」と言った。みどりにも子供の頃、ピアニストに なるという夢があった。そして秀雄にもテノール歌手になるという夢 があった。それを聞き、みどりはピアノのある部屋まで秀雄を連れて 行き、ピアノを弾きだす。そして秀雄に歌ってください。と言う。秀 雄は、みどりの伴奏に合わせて楽しく歌いだす。その様子を久保は扉 のそばで見ていた。 田岡親子と理事長と教頭の話し合いの場で、雅人の母親は秀雄に処分 を追求した。理事長は、雅人に「怪我の具合はどうですか」と質問を すると母親が答える。理事長は「息子さんに聞いているです」と言う と雅人は「まだ痛いです」と答える。理事長は「痛いのは足だけです か」と質問をすると、また母親が答える。理事長は「息子さんに聞い ているんです」と言い、「他に痛むところはありませんか」と言う。 雅人は「はい」と言うが、理事長は「一般的には胸が痛むんですよ。 嘘をついた時にはね」と言う。雅人は動揺し「すみません。嘘です。 僕は中村先生に突き落とされていません。自分で足を踏み外しました」 と言う。それを聞き、母親は負けずに「中村先生は暴言をはいた。そ の処分はしてくれるんですよね」と言った。理事長は秀雄が雅人宛に 書いた手紙を渡した。そして、秀雄の指導が行き過ぎだったとは思っ ていないと言った。 『医者を目指している田岡雅人君へ 医者になりたいという君にお願いしたいことがあります。僕は君に、 病気しか診ない医者になって欲しくありません。患者の中に命にかか わる問題を抱えた人もいるでしょう。恐くて恐くて仕方ない人もいる でしょう。つまり病気の痛みだけではなく、心の痛みも分かってあげ られる医者になって欲しいんです。そのためにはまず、命の尊さを分 かって欲しいんです。まずは、君自身の命のことをよく考えてみてく ださい。僕は、必ず君が分かってくれることを信じていますから』 秀雄は理事長室へやってきた。理事長は秀雄の処分は無いことを告げ た。そして手紙を読み、田岡へ渡したと言った。秀雄は、何故理事長 が手紙を持っていたか聞くと、理事長は手紙を拾った先生が届けてく れたと言った。秀雄は、みどりが届けてくれたことを知った。 職員室では、教頭が秀雄の処分は無しと他の教員達に説明をした。み どりはそれを聞き、とても喜んだ。 病院で秀雄は主治医の金田勉三(小日向文世)に「先生の予言当たり ましたよ。僕に見方が出来たみたいです」と言った。金田は「その人 に病気のことを打ち明けられない?」と聞くが秀雄は「絶対ダメです。 同情されたくないので」と言った。 丁度、友人のお見舞いでみどりが病院に来ていた。みどりは、廊下で 金田とばったりあった。看護婦が「今の人は誰でしたっけ?」と金田 に聞くと、「彼の運命の人」と答えた。 翌日、給湯室で秀雄は薬を飲んでいた。その時、雅人と彼女の近藤萌 (鈴木葉月)がやってきた。秀雄は、慌てて薬を食器置き場の影に隠 した。雅人は「手紙読みました。すみませんでした」と謝罪した。秀 雄はホッとした。そこへ、みどりが来て秀雄はそのまま職員室へ戻っ てしまった。 職員室に戻ると、愛華は学校を辞めると言い出した。雑誌に載った自 分がスカウトされたからだ。 秀雄は授業の前に生徒に進路について話を始めた。自分の夢を追いか けたいと思っている人もいる。勉強や努力だけではなく、才能も必要 となる。夢が叶う人は、ほんの一握りの人だ。夢が叶わなかった時の ことを考えて欲しい。と言った。 授業が終わり、愛華は秀雄に「退学の話はなかったことにしてくださ い」とあっさり言った。 そこへ、めぐみがやってきた。 めぐみは「自分の夢を諦めるつもりはない」と言った。秀雄は「一握 りしかなれない」と言うが、「私はその一握りに入ってみせる」と答 える。秀雄は「自立しないとダメだ」など、きついことをいうが、め ぐみはそれでも夢を追いかけると言った。そして「夢が叶わなかった としても後悔はしない」と言った。秀雄はそれを聞き「それだけの気 持ちがあれば、あなたは夢を追うべきです」言った。「誰かに反対さ れて決心が揺らぐようだったら辞めるべきだけど、あなたは違う。必 ず夢を叶えて欲しい。応援しています」と言った。 秀雄は職員室に戻り、教頭に愛華とめぐみの報告をした。教頭は、め ぐみにも大学受験をするように指導するように指示するが、秀雄は指 導しないと答えた。めぐみには夢にチャレンジして欲しい。夢が叶う かどうかより後悔するかどうかの方が大切な気がする。と言った。久 保は、秀雄の意見に奇麗ごとだと言った。秀雄は、久保に「そうかも しれない」と答えた。「正直に言うと、どういう進路指導が正しいか 解からない。教師が進路指導して良いのかすら解からない。生徒の将 来を考えるから解からなくなる」と言った。「どういう意味?」と聞 く久保に、秀雄は「僕の友人に人生80年だと思っている友人がいまし た。将来のことを考えて、今を我慢し貯金をしました。将来を考えて 好きな食べ物も控えました。海外旅行も先延ばしにしてました。しか し、ある日突然、後1年しか生きられないと知った。将来を考えるの は大切な事。けど、今を見失ってはいけないと思う。」と答えた。 帰り道。秀雄はみどりと帰った。秀雄はみどりに雅人の件のお礼を言 った。そして食事に誘った。食事の帰り道、みどりは「私、中村先生 のこと好きですよ。誤解しないでくださいね。好きの意味」と言った。 秀雄は「わかってます。そんなにオメデタイ人間じゃありません。仕 事帰りの食事はOKで、日曜日の映画はダメ。好きってのは同僚として という意味ですよね」と答えた。みどりは「やっぱり、誤解している。 こういう意味です」と秀雄にキスをした。そして、みどりは「今度の 日曜日、映画にでも行きませんか」と誘った。秀雄は固まったまま 「はい・・」と答えた。空には綺麗な満月があった。 『僕は解からない。どうしてこんなことになったのか、理由が思いつ かない。思いつくのは満月の夜に何かが起こるとは本当のことだ』 その頃、学校では麗子が残業後、給湯室へやってきた。そこで、秀雄 の薬に気がつく。麗子は薬を手にし中を確認した。 寸 評 みどりは秀雄を選びました。ちょっと展開が早すぎって思いました が、暗いイメージのドラマが今回はホンワカして見れました。これか らは秀雄の病気のことを、どのように周りが知り、それをどのように 受け止めていくかがメインになっていくのでしょうか。 執 筆 者 西脇(chie_yaen@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 草なぎ君主演の映画『黄泉がえり』を観に行きました。この映画は『僕の生き る道』で生徒役の子も数人出てました。 私には甦って欲しい人がいます。少しの時間でも良いから、もう一度会いたい。 けど、今、彼に会えたとして、私は何がしたいんだろう?と思いました。 みなさんは、甦って欲しい人いますか。(西脇) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |