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==================================================== 発行部数 12 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2002/01/16 (Thr) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 年下の男 局 名 TBS系 放映日時 木曜22時 キャスト 山口千華子(稲森いずみ) 伊崎駿(高橋克典) 北村亜沙美(星野真里) 辻謙吾(賀集利樹) 山口卓(山崎裕太) 梓(麻生祐未) 山口花枝(風吹ジュン) 脚 本 内舘牧子 あらすじ −−ジムで会うだけの伊崎駿(高橋克典)に恋をしていた。会社 に存在意義のないOL。若さだけが基準で、後輩が次々と結婚してい く。それを変えるには、結婚しかない、と、思い切って伊崎にプロポ ーズしたが、伊崎に、メシを一緒に食う女もいらないと断られた。だ が、その夜、伊崎と母は事故のように一線を越えた。わたしは2人の 関係を知らないし、伊崎もわたしたちが親子だと知らない。わたしは もう一度、伊崎にアタックしてみようと思った。 北村亜沙美(星野真里)は、挨拶だけでも、と、千華子の母・花枝 (風吹ジュン)の帰りを待っていたが、あまり遅いので帰るという。 「送るよ。いい男と高級中華って言ってたから、遅くなるんだろう」 と千華子の弟・卓(山崎裕太)。 花枝は化粧を直してから、家に駆け込む。そして、お父さんの方が いい男で、年下の男じゃ、話が合わなくて、と言い訳するが、ハイテ ンションで、夫の勇一郎(平田満)よりいい男だったとバレバレ。 花枝は手を洗ってくると言い、洗面所で洗面器にお湯を貯め、そこ に薔薇の花びらをちぎって浮かべ、指先を浸す。 そこに勇一郎が来て、弁当屋の仕事がつらいのかと心配する。しも やけができているんじゃないか、と。 亜沙美は、勇一郎がいい男のことで動揺しているんじゃないかとい う。卓は「51のババア、相手にするか」と言って、亜沙美と山口千華 子(稲森いずみ)に「最低」と言われる。 卓に、誘われなかったかと聞かれた花枝は、あっさり否定。「隠し 事のできない女ってのも、つまらないよね」と卓。 −−完璧に騙されていたわたしたちこそ、お笑いだった。 岡崎次郎(高橋昌也)はずっと伊崎の帰りを待っていた。その次郎 を見つけて、伊崎は駆け寄ると、急にお客に呼び出されて、と言いわ けする。岡崎は伊崎が両親が亡くなったのも知らずにずっと待ってい た時の気持ちがよくわかる、と言う。伊崎は明日から早く帰ってくる と言う。 亜沙美に「泊まっていく?」と聞かれても、卓は明日早いからと断 る。亜沙美はアパートのドアの前に、辻謙吾(賀集利樹)のマーク付 きの百合の花束を見つける。「マメだね。19の女子大生から、30の姉 ちゃんまで」と言って、卓は帰っていく。 千華子が眠れずに起きてくると、花枝が起きている。店の売り上げ のことで、眠れなくて、と。「いいよね、仕事で悩めるなんて」と千 華子。「男のこと?」と千華子。「わたしには、何もないの」「男と 女のことなんて、いつ事故のようなことが起こるかわからない。諦め ちゃダメよ」 千華子は給湯室で主任の玉井梓(麻生祐未)にプロポーズしたこと を話す。「結婚するの?」と梓。「断られた」と千華子。「驚いた」 「でも、もう一度頑張ってみる」「うっとおしがられるわよ。それよ り1人で自分を変える方がいいわよ」 −−梓はわたしを結婚させたくないんだと、その時わかった。 花枝は伊崎が来ないか気にしながら仕事している。 岡崎は夕べ外で待っていたせいで、寝込む。伊崎は会社を休んで看 病する。 千華子は謙吾を呼び出し、これから毎日誰にも言わずに迎えに来て 欲しい。バイト料出すから、と頼む。イケテいる女だと思われるよう に、と。年下の男が夢中になっていると見えるように、と。謙吾は、 今時中学生でもやらないよ、と冷やかされても、もう、構っていられ ない、と。「オレとできていると思われると、逆効果じゃ?」と謙吾。 「大丈夫よ。一目でわかるじゃない。それより弟が迎えに来ていると 思われる方が心配だわ」と千華子は言い、さっそく今日から頼むとい う。 ジムの閉館時間になっても、伊崎は来なかった。千華子はもう、こ んな子供っぽいこと止めるという。きっと自分とは顔合わせたくない んだろ、と。「一回じゃあ、お金にならなかったね」と謝る千華子に、 「金なんていらねぇよ」謙吾は怒っている。 伊崎は岡崎に、今日は寝ているように言うと、出勤していく。 今日も花枝は伊崎を待っているが来ない。 伊崎は昼、花枝の勤めるギンザ弁当ではなく、コンビニのおにぎり を食べる。どうしてギンザ弁当でないのか聞いたOLに、「あきた」と 答える。 ジムでは、今日も謙吾が待っている。「トレーニングしている間、 待っている年下の男、ただでやってやるよ」と謙吾。 その時、岡崎が入ってきて、係員に伊崎のことを聞くが、伊崎は昼 に来て、帰ってしまったと、係員は答える。岡崎は外で伊崎と話した いことがあったのに、とがっかりして、タクシーを拾えるか、と聞く。 謙吾がタクシーを捕まえに行く。「チャンスだよ」と千華子にささ やいて。 そして、タクシーで岡崎を自宅まで送ると、伊崎が帰ってくるまで、 と自宅に上がる。 岡崎は、伊崎が両親を失った話をする。そして、謙吾が伊崎の離婚 の理由を聞いたとき、伊崎が帰宅。 岡崎の話は、有料老人ホームに入る、ということだった。慌てて帰 ろうとする千華子達を伊崎は呼び止め、こんなにぎやかなの、何年ぶ りだろ、と酒の用意をする。伊崎は掃除、洗濯、食事、何でもやって きたのに、なんで老人ホームなんだよ、と聞く。 −−伊崎は生活の大変さをわたしに聞かせたいのでは、と千華子は 思った。 岡崎が有料老人ホームに入ろうとしたのは、昨日風邪を引いたのが、 きっかけで、仮契約を済ませてきたという。 伊崎は父親の残した伊崎の生まれた年のワインを抜栓する。だが、 岡崎が手をぶつけて、こぼしてしまう。 「これでおやじは本当にいなくないった」と伊崎。そして、謝る岡 崎に、「オレのショックが癒えるまで、いてもらうからな」と言う。 「次郎ちゃんにやられちゃったよ」と伊崎は言って、机の上のこぼれ たワインをすする。 「息詰まりますね」と謙吾。「だから時々、連絡せずに遅く帰るん だ。遅く帰った翌日はもっと優しくなれるって。ありがと。2人がい なけりゃ、次郎さん、引き留められなかった」と伊崎。 −−女が言った言葉だと思った。でも、まさか、母だとは思わなか った。 帰りがけ、千華子は謙吾に礼を言い、「わたし、伊崎さんのこと、 もっと好きになった」と言う。「もともと好きだったんだろ」と謙吾。 「でも、前は結婚したかっただけ。でも、今は好き」と千華子はのろ ける。 花枝は伊崎と言ったギンザタワーホテルのイタリア料理バイキング の広告を見て、ため息をつく。勇一郎は、行こうか、と言う。去年、 結婚30年だったのに、何もしなかったから、と。「高校の同級生がね ぇ。お互い、17の時から知ってるんだから」と花枝。 まっすぐ帰る気のしない謙吾は、亜沙美のところへ行く。亜沙美は 中へ入れず、「お前、40の女に負ける気がしないだろ。でも、22の男 は43の男に負けるんだよ」と謙吾。「わからないわ。43でも51でも、 いい女なら」と亜沙美。「若いって、いいことばかりじゃないな。年 が若いから一杯一杯で、余裕がないから、亜沙美を放っておくんだ」 と謙吾。亜沙美は言うと、謙吾の唇にキスする。「したくなったから する。これは若くなければできないでしょ」 千華子はコーヒーを飲んでいて帰宅が遅くなったという。「好きな 男といた余韻を楽しんでいたんだね。男は条件じゃないよ」と花枝。 そして、一度会ってみたいという。「気に入らないと思うよ。それに もうちょっとしてから」 そして翌日も伊崎が昼、ジムに来るから、午前半休して行く。そし て、伊崎にごちそうさま、と言う。「いや、ありがと。次郎さん、に ぎやかなの好きだから」と伊崎。「じゃあ、今度、うち来てください。 にぎやかな母に、おいしいもの作ってもらうから」と千華子。 午後出社した千華子は、梓に「いい芽が出そうなの」と報告。そし て、夜話したいという。「いいもの食べなくちゃ。ギンザタワーホテ ルのイタリアン。食べ放題のトスカーナ」と梓はさっさと決める。だ が、梓の顔は冷たい。 恋をしていると、つまらない仕事でも楽しくできる、と千華子は感 じる。 花枝は自腹で用意したギンザ弁当を伊崎の会社に持っていく。伊崎 は「会いたかった」と花枝を抱きしめ、今晩トスカーナで食べ放題を、 と誘う。「今日は食事だけ。じゃあ、6時半、トスカーナで」と伊崎。 外回りに出かける梓は、「6時半トスカーナで」と千華子に言って、 会社を出る。 花枝から千華子に電話が入る。食べ放題に行くという。花枝の声に、 明るさが戻っている。実は花枝は美容室にいたのだ。千華子も梓とご 飯を食べて帰るという。 梓と伊崎は、衝立を隔てた席で、相手を待っていた。伊崎のところ に花枝が来て、伊崎といちゃいちゃしていると、梓は読んでいた本を バタンと閉じて、不快感をあらわにする。 千華子は伊崎がどれほどいい男か梓に話そうと、ウキウキとした足 取りで、トスカーナに向かっていた。 寸 評 伊崎が花枝・千華子母娘の両方と関係(?)してしまう、という のは、当分お互いに知らないということで、ストーリーを引っ張るの かと思いましたが、エンディングと予告から見ると、あっさり次回で ばれてしまいそうですよね。その後の展開は、どうするつもりなので しょう?もっとどきどきする設定を用意しているのでしょうか? 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 気象庁が、今年は「暖冬」という予測から、「平年並み」に長期予想を変え たそうです。 東京地方は、今日も氷雨で、大変寒いです。 でも、「平年並み」と言われても、どのくらいの温度か、ピンと来ません。 平年並みだったのは、何年前の冬なのでしょうか?(鈴木) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |