メルマガ:近現代史を考える
タイトル:近現代史を考える(16)  2003/01/23


16.ハリー・デクスター・
     ホワイトと言う人物




日本を開戦に追い込んだ、
言わゆる「ハル・ノート」
を実際に書いたのは、ハル
国務長官地震ではなく、
ハリー・デクスター・ホワ
イト(Harry  Dex
ter White)と言
う人物だったのですが、こ
の人物がどう言う人物であ
ったか、皆さんは、御存知
でしょうか?


ハリー・デクスター・ホワ
イトは、1892年に生ま
れたリトアニア系アメリカ
人で、ハーバード大学で博
士号を取得し、1934年
に財務省に入った人物です。
財務省に入ったホワイトが、
何故ハル国務長官の外交文
書作成に関与する様に成っ
たかは、今号では説明を省
略しますが、簡単に言えば、
ホワイトは、彼の上司であ
った、モーゲンソー財務長
官の後ろ盾によって、国務
省に強い影響力を持つ事に
成った様です。この人物こ
そが、ハル・ノートを書い
た人物だったのですが、そ
のホワイトが、日本を対米
開戦に追い込んだハル・ノ
ートを書いた際、KGBの
工作員から事実上の指示を
受けて居た事を、お話しし
て居る様に、毎日新聞が、
1995年11月21日の
朝刊一面で大きく報じて居
ます。以下に、その記事の
一部を御紹介しようと思い
ます。

                (続く)






平成十五年一月二十二日(木)











               西岡昌紀
(日新報道「アウシュウィッツ
  『ガス室』の真実」著者)

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