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━ 町人先生・岩切良信の「めだかの学校奮戦記」━━━━━━━━━━━━ 2003/1/20 第11号 〜中学校で習う英語がすべて!〜 浪速の町人学者”岩切良信”が「英語を一からはじめたい人に捧ぐ」 「通じる英語」の極意!!(文法編) http://www4.kcn.ne.jp/~caca-i/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは!岩切です。 「めだかの学校」通じる英語 実践塾の、新規塾生の募集がはじまります。 ビデオとテキストで、自宅で繰り返し学んでいただける内容となっています。 1月26日「Part−1」(文法の基礎編)をリリースいたします。 こう、ご期待ください! ----------------------------------------------------------------- 11 いよいよ「動詞」を使う 町人先生:A子さん、「私はテニスをします」は? A子さん:は〜? I play tennis. 町人先生:ピンポンーでは「私ははコーヒーが好きです」は? A子さん:I like coffee. でしょ? 町人先生:すごいじゃない!これが言えるなんて! A子さん:先生、私を馬鹿にしてるでしょう!こんなの中学生でも知っていますわ! 町人先生:いいや、決して馬鹿になんかしていないよ! それがいえるのに、なぜそれだけで終わらせているんだろう? 不思議で仕方ないんだ。 A子さん:どういうことですか? 町人先生:実は、あなたが今言った英語は、今まで勉強してきたことと決定的 な違いがある。そのことを文法的な裏づけをせずにただ暗記しているだけなんだ。 で、質問だけど、play や likeの「品詞」は何になるのかな? A子さん:「プレイする」「好き(好む)」だから、[動詞]ですね。 町人先生:ようし! [動詞]だね。では、今まで習った文と比較してみよう。 I am a girl.「私は少女です」→girlは名詞 He is busy.「彼は忙しい」→busyは忙しい I play tennis.「私はテニスをする」→playは「する」 I like coffee.「私はコーヒーが好きです」→likeは「好き」 この上二つとと下二つの文の、決定的な「違い」が分かるかな? A子さん:[be動詞]と[動詞]の使い方ですか? 町人先生:そうだ!(大きな声で) A子さん:びっくりするじゃないですか。大きな声を出して! 町人先生:ごめん。ここが英語を学ぶ上で最大の関門なんだよ。 つまり、「動詞」を使うときは、絶対に「be動詞」は使わない。 反対に、「be動詞」を使うときは、絶対に「動詞」を使わない。 A子さん:本当だ!なんで今まで気づかなかったんだろう? 町人先生:断わっておきたいんだけど、be動詞も動詞も[動詞]なんだけど、僕の 授業では、[be動詞1と、[動詞]を(一般動詞という)明確に分けておきたい。 A子さん:[be動詞と、[動詞]を(一般動詞という)分けて考えるんですね。 町人先生:うん。何故かと言うと、この使い分けが皆さん出来ないんだ。 A子さん:[動詞]を使う時は、[be動詞]を使わない。この使い分けのことですね? 町人先生:そう。このことから、新たに二つの原理が生まることになるね? 一つは、英文には[be動詞]か[動詞]かが、必ず入っている。 このことは死んでも忘れてはいけない。 A子さん:あ、そうか。そう言うことになりますね。だから、その使い分けが大 事になるんですね。 町人先生:二つ目は、[be動詞]の後ろには「名詞」か「形容詞」しか来ない。 (※筆者注反論のある人はこの本の最後までお読み下さい) A子さん:これも納得出来ますわ。 町人先生:この二つのことを、英語を学ぶ人は片時も忘れないように! では、「私は行きます」は? A子さん:「行く」という動詞がありますから、be動詞を使わずに、I go. 町人先生:OK!これは絶対に I am go.ではないよね? でも I am go.と言う人が本当に多いんだ。 「何故なんだろう?」と僕は、随分長い間悩んだんだ。 A子さん:何故だったんですか? 町人先生:二つ発見したんだ。一つは、[主語]の項で語したところ。 I を「私」と覚え、「私は」を I am と覚えているからなんだ。 もう一つは、I go. だけで、立派な文なのに I go だけだと、「何か寂しい」 んだって!だから、つい、am をつけて言うみたい! A子さん:分かります。分かります! だから、「品詞」の理解を一番最初に勉強したんですね。 町人先生:うん。大事なことは、 go は「動詞」であることを、しっかり認識 しておこと! これから、どんな[動詞]が出てこようと、原理は全く同じなので、あとは、す べて I go の応用に過ぎない。これが「文法」なんだ! 町人先生:今度は、[動詞]を持った文の「疑問文」やその「答え方」、あるいは 「否定文」などを作ってみよう。 先ず、[肯定文]から、「あなたは英語を話します」は? A子さん:You speak English. 町人先生:うん。この文をよく見ると、[be動詞]がないね? A子さん:当然ですわ![動詞]がありますからね。 町人先生:そう!では「疑問文」を作るためには、「be動詞」みたいに、文頭に もってくるものがないね? A子さん:ええ!ですから、do を文頭にもってきます。 町人先生:そう!それだけの語しなんだね。 Do you speak English.(語尾を上げる)「あなたは英語を語しますか」 (※疑問符(?)と語尾を上げることを忘れずに) A子さん:で、「否定文」は、not ではなく don'tを使う。 町人先生:そう!だから、I don't speak English.「私は英語を話しません」 で、疑問文に対する「答え方」は? A子さん:Yes,I do.「はい、話します」No,I don't「いいえ、話しません」 町人先生:そうだね。[be動詞]を使った文との、たった一つ違う点は、 「動詞」があれば do を絡ませるだけと言うことが分かるね? A子さん:これが[文法]なんですね。 町人先生:これを、「ただ、機械的に作ればいい」のに、「あなたは〜ですか」 の疑問文を作る場合に、 Are you 〜? Do you 〜? この「どっちを使うのか」、さっぱりわからない人が多いんだ。 この「見分け方が出来る」ことが英語を学ぶ上で最大の問題なんだ。 A子さん:そんな、大層な! 第11号:終 -----[PR]------------------------------------------------------------- ■大好評!岩切良信「幻の名著」販売中!!(在庫に限りがあります) 「通じる英語」に必要な文法を中心に、町人先生とA子さんのやりとりに思 わずうなづいてしまいます。文法の基本は、これだけでOK! 英語は「文法」に始まり「文法」で終わる!が持論の、町人(ちょうにん) 先生「岩切良信」”渾身の一書”!! 語学塾「めだかの学校」開設3年を記念して、自費出版した「今は亡き…?」 「幻の書」(書店では販売していません) これ以降の出筆活動は、すべて本書の展開・応用の域をでていません。町人 先生「岩切良信」の、まさに「原書」とも言うべき一冊です!! 全380ページ 岩切良信/トランスワールド企画 1995/7/17 インターネット特別価格 一般価格:2,500円が2,000円(税込、送料別) ※送料は着払いとさせて頂いておりますので、商品到着時に御負担ください。 また、自費出版本ですので、数量に限りがあります。在庫切れの場合があ りますので、あらかじめ御了承ください。 お申し込みは下記URLを御覧下さい。 http://www4.kcn.ne.jp/~caca-i/medaka_book_sale.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■発行元:トランスワールド企画 岩切良信 http://www4.kcn.ne.jp/~caca-i/ □発行責任者:光山俊久(ミツヤマ トシヒサ) ■ご意見ご感想:E-mail: caca-i@m4.kcn.ne.jp ――――――――――――――――――――――――――――――――――― |