メルマガ:アキバ通信・赤と青の広島市政
タイトル:アキバ通信・赤と青の広島市政03/01/07号  2003/01/07


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メルマガ取材班は秋葉市長の後援会事務所開きと田中康夫長野県知事の
講演会に参加しました。本日はその模様を読者の皆さんにお伝えしたい
と思います。

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正午から、中区銀山町のビルの1階で「あきば忠利事務所」の事務所開きが
行われました。後援会会長の挨拶に続いて、4人の来賓の方が挨拶されまし
たが、トップバッターの前本一美広島市議会議員(西区選出)の挨拶は大変
良かったと思います。前本議員は「今の市議会は仲良しクラブになっており、
政策論争ができていない。今の政治が悪いのはそんなところにも原因がある。
私は自民党公認だが、あえて秋葉市長を支持し、知恵を出し合っていい広島
市を作りたい。命がけで広島市のために頑張ろう」というような内容でした。
前本議員のように自民党公認であってもこうして秋葉市長のもとへ駆けつけ、
正々堂々と自らの思いを市民に向かって話ができる議員こそ広島市民にとっ
て必要な議員だと思いました。
 
他の方の挨拶も「広島市の失業率のデータを見ても他の政令市と比べて悪く
ない。広島市民は自虐的になっている。また、秋葉市長はいろいろな誹謗中
傷を受けているようだが、そんな人物ではない。引き続き広島の心を世界に
伝えていただきたい」とか「市民を大切にし、立場を異にする人を大切にす
る秋葉市長に市政を委ねたい」など秋葉市長を激励する挨拶が続きました。
 
その後、秋葉市長がこれまでの4年間の実績とこれからの4年間を広島市政
のさらなる変革と未来の創造のために頑張るとの決意を、本当によくとおる
声で述べられました。我々は普段、新聞やテレビでしか秋葉市長を見ること
ができませんでしたが、まじかでその肉声を聞くと秋葉市長の熱い思いが身
体を貫いたような感じがして、取材班は頑張らねばという気持ちで身が引き
締まりました。
 
事務所内は超満員になり、入れない人は事務所の外の歩道へあふれ返ってい
ました。その数約600名でした。

14時からは八丁堀シャンテで田中知事の講演会がありました。当初、会場
の椅子を500名で用意をしていたようですが、結局それだけでは足りない
ため、さらに椅子を追加し、目測ですが、約700名ほど会場内に入ったよ
うです。
 
田中知事の講演は、非常にわかりやすくユーモアたっぷりで我々聴衆を魅了
しました。本当にたくさん良いことをお話されましたが、皆さんに御紹介し
たいのは、「市長と議会がなーなーでやっていると職員が市民と同じ目線で
行政が行えなくなる。職員に、人間として、奉仕者としての自覚を持っても
らうためには首長が触媒にならなければならない。そして良い化学反応を起
こすためには、触媒となる首長が職員に対して、そのことをわかりやすく伝
えることができなければならない。秋葉市長には広島市政に対する明確なビ
ジョンを持っており、職員を化学反応させる触媒になることができ、かつ、
自分の言葉で分かりやすく職員に説明できる人物である。秋葉市長は、様々
な妨害や誹謗を受けているようだが、広島市政に対して確たる信念を持って
おり、その信念は私利私欲によるものではない」という内容です。さらに、
「首長に立候補する人は、その判断が鈍らないためにも、しがらみのない人
が良い。市長が仕事になってしまう人が妥協して公開できないようなことを
している」とも言われました。田中知事の”しなやか”で、しかも鋭い発言
に会場は大いに沸き、何度も拍手が起こりました。
 
田中知事の話にも出てきましたが、秋葉市長に対する様々な誹謗中傷を払拭
するためか、続く秋葉市長のスピーチの前に、司会者から秋葉市長の略歴に
ついて詳しく説明がありました。
ひとつは、秋葉市長の祖父母の出身地が茨城県そして神奈川県であり、秋葉
市長の父は帝国陸軍中佐(獣医)で陸軍歩兵学校の教官を勤められた方であ
ること。そしてもうひとつは、これまで2度結婚しており、最初は米国の心
理学者とで、現在27歳になる子どもさんが米国のボストンにおられ、また、
2度目は現在の奥さんでこどもさんを含めて家族4人との内容でした。
メルマガ取材班は、これまで秋葉市長の個人的なことであったため、敢えて
触れなかったのですが、巷では「秋葉市長は日本国籍ではない」とか「現在
の奥さんとは別居中で来年の2月には違う女性と結婚する」など酷い誹謗中
傷やデマがまことしやかに流されているのです。しかもそれを流しているの
は、市議会議員や市議会に飼いならされた市職員からだという通報もメルマ
ガ取材班宛てに何件も入っているのです。
秋葉市長に対抗するんなら、行政の中で正々堂々とやればいいのに、本人や
本人の家族にまでそんな誹謗中傷を浴びせ、市長選挙で落とそうと画策して
いる者は本当に許せないと思います。(この話はこれぐらいにしましょう)
 
紹介の後、秋葉市長は颯爽と壇上に登場されました。
そしていきなり、赤と青の手袋をはめられ、選挙の時に何故、その手袋をは
められているかを話されました。そして赤い手袋は、感性、男性、そして動
脈をあらわし、青い手袋は、知性、女性、そして静脈をあらわし、それぞれ
のバランスが大事なことであることをメッセージとして、これまで伝えてこ
られたことを話された後、何点かにわたって秋葉市長の思いを述べられました。
 
ひとつは、「今年米国を訪れましたが市民は元気を無くしていました。そこ
で、被爆者のメッセージを伝えたところ、彼らは米国内にもっと広島の被爆
者の体験を伝えていかなければならないと元気を出してくれました。広島の
知名度は抜群ですが、それは悲惨なことだけではありません。平和のメッ
セージを57年間変わることなく伝えつづけ、世界中の人々を勇気づけ、元
気づけてきました。まさに広島は『元気のもと』なのです。」
また、「今年、暴走族追放条例を制定し、暴走族や面倒見が逮捕されるとい
う一定の成果もありましたが、大事なことは条例を作る以前から土曜日の夜、
21時から明け方の1時頃まで、地域の皆さん、市職員、そして広島県警の
皆さんが、暴走族と対話を重ね、社会の姿勢を暴走族たちに理解させたとい
うことです。これは素晴らしい市民の成果だと思います。市民の声かけ運動
によって彼らとの対話を生んだのです。」
また「市民の声を聴くメカニズムとして、タウンミーティングとオフィスア
ワーを導入しました。最初の1年間は陳情や苦情が多かったのですが、3年
たって苦情が30%に減りました。これは職員が市民の方に向いて市民のた
めに働き始めた結果です。」(市長が広島市職員の触媒になっていることが
証明できている良い例だと我々は思います。)
また、「広島市内の市民を中心にした活動が増えてきています。例えば、横
川駅前広場整備や、安芸区のアート村、五日市町の造幣局周辺のビオトープ、
高須のまちづくり協議会の結成、可部からすの会など・・・しかし、こうい
う活発な活動がありながら、『広島には元気がない』という者がいるのは、
こうした活動に参加していないか、まじめにまちづくり活動に取り組んでい
ないからだと思います。最近ではまちづくりをして、ビジネスの展開を図ろ
うとしているスーパーも出てきています。これからは、こうした活動も支援
していきたいと考えています。」
また、「これまで、政治資金パーティーは1度もやったことがありません。
誘惑を作ること自体が問題だと思うからです。市長交際費も支出基準を決め、
しかも接遇費という飲み食いに使うお金はまったく使っていません。また、
今回、私はお金のかからない選挙を目指しています。そこで、皆さんの時間
を貸していただきたいのです。そしてこれまでの市政の問題点を伝えていっ
ていただきたいのと同時に、これからの新しい広島の未来を作る長期的なプ
ランを市民の皆さんに広めていっていただきたいのです。」とおおむねこの
ような内容を、はっきりとした口調で、しかも情熱をもって会場の皆さんに
訴えられ、会場は大きな拍手で沸きました。まさに「秋葉忠利」でなければ
広島市長は勤まらないということを印象づける素晴らしい会になりました。
 
以上が事務所開きと講演会の概要ですが、取材班は帰り道、某喫茶店に立ち
寄り今日の感想を話しあいましたが、市役所の職員への触媒は秋葉市長に任
せるとして、今回の選挙について多くの広島市民への「触媒」となるのは、
事務所開きと講演会に参加した約700名の市民でなければならないという
ことを確認したところです。昨日参加した市民の皆さん、がんばりましょう。

なお、「あきば忠利事務所」では、ボランティアを募集中とのことです。
問い合わせは下記のところにお願いします。
730−0022 広島市中区銀山町1−11フジスカイビル1階
電話 082−504−4555  FAX 082−504−4888

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