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タイトル:非公式情報38号  2002/12/13


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北朝鮮船をアメリカ軍が臨検
By STRANGELOVE

 イエメン沖でアメリカ軍とスペイン軍が臨検した北朝鮮の貨物船からスカッド・ミサイルと通常弾頭が発見されたとマスメディアは大騒ぎである。「我々が想像しなかったほど北朝鮮の兵器輸出ネットワークは大きい」というようなことを某評論家はテレビでコメントしていたが、遅くとも1980年代半ばに北朝鮮はミサイルの輸出を開始している。イスラエルを介して約20万発のカチューシャ・ロケット弾をイランに売却したのだ。
 この取り引きの背景にあったのが「イラン・コントラ事件」で、アメリカの現政権にも当時の関係者が多数、所属している。そもそも現大統領の父親、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領も同事件の中核にいたひとりだ。
 北朝鮮にとって武器輸出は重要な外貨獲得手段なのだろうが、少なくとも1990年代における同国の外貨獲得は統一協会に依存していたと言われている。その統一協会から多額の現金を講演料として得ていたのがジョージ・H・W・ブッシュ元大統領、その人である。この宗教団体について「有名評論家」たちが揃って口を閉ざしているのは奇怪としか言いようがない。
 イラクに核技術を提供したのはイスラエルの核開発を支援したフランスだが、1980年代にアメリカは化学兵器をチリ経由で売却したとされている。最初に報道したのはイギリスの日刊紙、「ファイナンシャルタイムズ」である。この取り引きではイギリスのマーガレーット・サッチャー元首相の息子も関係していた。
 戦前、ウォール街は気にくわない政権を海兵隊でひねり潰し、第2次世界大戦直後は「テロ機関」の秘密工作(クーデター)で崩壊させてきた。1970年代頃からこうした行為を批判する声が世界に広まると「対テロリズム」なる看板を掲げ始め、ソ連解体後は核兵器の使用まで口にするようになった。ウォール街は戦前の状態に戻っているとも言えるだろう。
 アメリカ軍が臨検した北朝鮮船は国際法に違反しているわけでなく、ミサイルや弾頭を返却、解放せざるをえなかった。こうなることはアメリカ政府も承知していたはずだ。

---| OPC:米国の極秘テロ組織 |-------------------------------
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【内容】
第2次世界大戦後、アメリカには要人暗殺やクーデターを一手に引き受ける極秘チームが存在した。OPCである。1950年10月にCIAの中に潜り込むが、その後も破壊活動、秘密工作をOPC人脈は続けた。英国のある学者に言わせると、CIAはこうした人脈が隠れ蓑に使ってきたにすぎない。この特別レポートを読まずにアメリカの戦後史を語ることはできない。

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