メルマガ:いいオトコ研究会
タイトル:<いいオトコ研究会> 家庭内での協力  2002/10/16


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1、今週のメルマガ  “家庭内での協力に付いて”

2、今週のチェックポイント
       How-to 「いいオトコ」  “家事の中身に関して理解度を増そう”
   「ブスおとこ」の撤去   “無責任はもう止めよ!”
   「いいオトコ」度チェック  “どれだけ家庭のことを考えましたか”

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/////////////////// 今週のメールマガジン //////////////////


今週は、「家庭内での協力」に付いてお話します。

■誤解されている方へ

メルマガやサイトをご覧になって、我々が言おうとしていることに対し誤解さ
れている方が多いようです。
特に、「男性も家事負担を増やそう」とか、「育児にもっと時間を使うべきだ」
という論調に対して。

単に、その言葉だけを取れば「女性がもっとサボることを目的に」ととらえら
れても仕方ありませんが、“いいオトコ研究会”が言おうとしていることは、
もっと本質的なことです。


■ゴミ出しをする男は“いいオトコ”か?

結婚している男性であれば、妻のことを思って、ゴミ出しやその他の家事をもっ
と負担すべきだと、何度も述べました。
でも勘違いしないで下さい。
ゴミ出しやその他家事をやること、それ自体が“いいオトコ”の条件ではあり
ません。
逆に、家事をやれば“いいオトコ”をクリアしているということでもありませ
ん。


■では何?

では、何を言おうとしているのか?
男性には男性の仕事があり、その多くが会社その他での「お金を稼ぐ」ための
労働でしょう。
これはこれで大変ですよね、不況やリストラの波をモロに被っている人も多い
ことでしょう。
そんな中、上司や取引先から、単純に「お前、もっと働け」とか、「これはお
前の仕事なので俺は知らないぞ」と言われたらどうでしょうか?
更にその上司や取引先が、自らは貴男の仕事のことを理解せず、あるいは理解
しようとせずに、一方的に命令口調で言われたりしたら、どうでしょうか?
もちろん厳しい昨今、そのような言葉にも耐え、一生懸命やるべきだというこ
ともあるでしょうが。


■同じこと

これは、家事にはほとんど関心を示さず、あるいは示そうとせず、一方的に
「お前、もっと家をキレイにしろよ」とか、「家事はお前の仕事で俺は知らな
いぞ」と言っているのと、全く同じ種類のことです。

同じ上司や取引先でも、「君の仕事の中身は理解したが、もう少しこうやって
やったらどうだろうか」と言われる方が、どれだけ前向きな姿勢になることで
しょうか。
同じ命令でも、「わからんことは俺がやるから、出来るところまでがんばって
やってみろ」という方が、どれだけやる気が出ることでしょうか。


■別に家事をやるべき論を言っているのではない

それぞれの家庭で、旦那の大変さ、家事の大変さは異なります。
また、専業主婦、仕事兼務主婦、子供のいるいないなど環境も違います。
よって、どんな家事を男性が担うべきだとか、あるいは家事の一部でも男性は
やるべきだ、なんてことはここでは申す気はありません。
そうではなく、少なくとも女性や妻の家事に対し、もっともっと理解度を高め
る必要があります。
そして、理解度を高めた上で、「これは俺がやった方がお互いにとっていいな」
と思うことを、少しでもやってみて下さい。
ゴミ出しくらい、別に男性にやってもらったからって、家事の1%くらいしか
負担減にはならないでしょう。
でも、「自分の仕事(家事)を理解してくれている」という気持ち、それが女性
にとっては重要なのです。


■女性に対しても言えること

同じことは、特に仕事を持っている女性に対しても言えることです。
男女平等という言葉が先行しており、またそれを「特権のごとく」ふりかざし
ている女性を見ることがあります。
でも、総論では平等ということがあっても、個々の仕事や責任を、一つ一つ平
等にすることは、非常に不合理ですよね。
男性には男性の得意分野、女性には女性の得意分野があり、それぞれの責任を
まっとうし、全体として平等であればいいはずです。
まあ、“いいオトコ研究所”は、女性のあるべき論を述べる場ではありません
ので、これ以上は言いませんが。


■育児に付いては

同じような議論で、育児に付いてもよく話題になります。
では、育児の「負担」に付いてはどう考えるべきでしょうか?


■安室(アムロ)夫婦

アムロの旦那(サム)が「夫はもっと育児をすべきだ」的なCMが、流れていま
したね。
我々は、育児に関して「すべきだ」という義務感を持たせる、これ自体は間違
っていると思います。
あくまで育児は、「自分の責任」としてやるのが当然なのは言うまでも無く、
「自己形成」のためにも必要なことであります。
更に言えば、あれほど「楽しいこと」は無いと考えています。


■育児の責任

もちろん、育児は大変です。女性にとっても男性にとっても。(特に女性は)
でも、まず言えることは、誰も「生んでくれ」なんて頼んでいませんよね、少な
くとも世の中の人々が。
自分の意思で、自分が決めて生むことにしたのなら、男性はもっともっと責任を
持つべきですね、生んだ後も。(正確には生ませた後も)

これは、我々が言わなくても、あったりまえの「人間として」の責務。


■育児の自己形成

このような義務的育児ではなく、育児は自己形成に繋がるってことを覚えてお
いてください。
右も左もわからない赤ちゃん、何も自分では出来ない乳児、わけもわからない
子供、彼ら彼女らを育てることは、何にも増して「自分を向上させる」最適な
手段の一つです。
そう、“いいオトコ”への自己形成には、これ以上のことは無いでしょう。
子供を育てるってことは、それだけ大変ですが、重要であり、成し遂げること
がどれだけ自分の形成に役立つことか、それを理解しておいてください。
子供を見れば親がわかる、っていうのは、ある部分当たっています。
やっぱ、自分が“いいオトコ”になりたいと思うなら、“いい子供”を育てる
ことが先決ですね。
仕事が十分に出来ても、友人が多くても、育児を満足に出来ないオトコは、間
違いなく“ブス”の典型例ですので。


■育児は楽しい

義務、自己向上というやや道徳的なことのみならず、育児は楽しいものってい
う考えを、もっと持って欲しいですね。
だって、自分がやったことを真似るのですよ、子供は。
だって、自分が言ったことを真剣に聞いてくれるのですよ、子供は。
だって、いまさら砂場でお山作りは、大人だけでは出来ませんよね。
だって、駆けずり回るって、結構面白いものですよ。

こんなこと、「今は忙しいから出来ない」って逃げていてどうすんのですか?
やろうと思ったときには、子供は貴男を相手にしてくれませんよ。
子供がいる、育児が出来る今の瞬間しか、それは出来ないってことを、忘れな
いで下さい。
仕事も夜遊びも、いつでも出来ますがね。


■以上をまとめると

以上、家事と育児という家庭内の2大お仕事を挙げました。
これは、結婚していない男性にも通じることです。
子供がいなくても、その気持ちを持っているか堂かってことですね。
で、この辺をまとめると次のようなことになります。

その1、相手(女性)のことを理解しているか?
その2、何が重要だってことを理解しているか?
その3、自分の責務を理解しているか?

の3つの理解です。

女性のことを理解していれば、「家事は全て女性の仕事」なんてことは思わな
いことでしょう。
何が重要だってことを理解していれば、「仕事よりも育児」を優先する時期が
あってもいいものです。
自分の責務を理解していれば、「義務で家事や育児をする」っていう義務感は
無くなるでしょう。

別に、家事の負担を増やせと言っているのではありません。
別に、週末は公園で育児をしろって言っているのではありません。
あるいは、結婚していないなら、それをすることが結婚できる条件だとも言っ
ていません。
あくまで、上述した3つの理解を高めること、それだけです。



/////////////////// 今週のチェックポイント //////////////////

彼氏(候補)、夫(候補)を、「いいオトコ」化したい貴女へ。
もっともっと、「いいオトコ」になりたいと望んでいる貴男へ送る。

今週の、ワンポイント How-to 「いいオトコ」

■家事の中身に関して理解度を増そう!

家事の中身を理解すれば、必然的に自分がやるべき家事が浮かび上がります。
少なくとも、理解し自主的に何かをやるだけで、独身も妻帯者も“いいオト
コ”度が急上昇しますよ。


―――――――――――――――――――――――――

「ブス」な一面を取り除くこと、それが「いいオトコ」になるための近道。
今週の、”どこを除けば「いいオトコ」化するのか”

■無責任化はもう止めよう!

生ませたのは貴男です。
ならば、育児にもっともっと責任を持ちましょう。
結婚し家庭を持ったのも貴男です。
ならば、家事に対する無責任化は止めましょう。
気になるあの女性とお付き合いしたいなら、責任感があることを全面に出しま
しょう。

―――――――――――――――――――――――――

あの男を彼氏にしようか、結婚しようか迷っている貴女。
自分が「いいオトコ」かどうか、わからないでいる貴男。

今週の、カンタン”「いいオトコ」度チェック

■どれだけ家庭のことを考えましたか?

独身のあの男性の“いいオトコ”度をチェックするのは、実家に対する姿勢を
見ればわかりますよ。
全てが母親任せの男性は要注意。
両親の誕生日も忘れている男性はヤバイかも。
オフクロの買い物に付き合うとか、オヤジの肩モミをしているか、なんてのは
別にチェック項目ではありません。
それよりも、どれだけ実家に対し気持ちを払っているか、それを“いいオトコ”
度のチェック項目としましょう。
もちろん、不遇の家庭を持っている男性もいます。
その場合は、同じような尺度を別の人々に当てはめればいいのです。



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結婚出来ない、彼氏がいないのは貴女のせいではありません。魅力ある男性が
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