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↑↓→↑↓マルキ・ド・カバチ侯爵の「曲がり道一直線」 ↑↓→↑↓ vol.4 「15医師団遭遇記」 ↑↓→↑↓↑↓→↑↓↑↓→↑↓↑↓→↑↓↑↓→↑↓↑↓→↑↓↑ 365日360度トランス!曲がり続けるスマドラ研究家、 マルキ・ド・カバチ侯爵がおとどけする日々の 曲げ曲げコラム。4回目の今回は、カバチのうれし恥ずかし山レイヴ初体験!! 老体にむち打って、若者たちに背負われてレイヴというものに行ってみました。 そこで起こった超常事態・・・何がどーしてどーなったんじゃぁ!! ↑↑↑「鹿嶺高原レイヴリポート・15医師団遭遇記」 いつもは人気の居ない所に隠遁して実験や研究に余念のないワシだが、 秋風に誘われて、初めてレイヴというところへ行ったのだ。 もちろん実験道具も準備万端。会場は長野県の鹿嶺高原という 大自然のまっただ中。なるほど、これはネイチャーエッセンス制作実験に もってこいのシチュエーションだと閃き、煮沸した遮光ガラス瓶や ブランデー、ミネラルウォーターの類も持参。 折しも、月齢は新月。しかも占星術でいうと拙者の生まれ星に位置する 微妙に強力な新月である。何かが起こる!と直感したワシは、 ただならぬ「引き」を感じながら新幹線に乗り込んだ。 場所は長野県の鹿嶺高原。車は曲がりくねる山道をトランスを流しまくりつつ どんどんアガって行く。あまりに道が曲がっとるので、同乗者も全員曲がってしまい ぐるんぐるんの状態で会場にたどり着く。 まっくらな中、手探りで健康にいいクマザサの上にテントを張る。 もーすっかり曲がりまくっていたのでどーでもよくなり、実にいい加減な張り方で ペグも打たず。「まあ飛んでったら飛んでった時の事じゃわい。テントを出たら 違う国でした、でもいいじゃろう。」「どこでもテントじゃないんですから!」 こんな巨大なパーティに来たのは初めてで何を見てもおっかなびっくり。 でもレイヴ通に言わせると、他のパーティと比べたら割と客数も少なくて かなりイイ感じらしい。美術も素晴らしいし、素面でも逝っちゃってるような きらきらインスタレーションにうっとり。「スゴい!スゴい!」を連発。 まっくらな時に着いたので、会場の全体図がつかめず、どこに自分がテントを 張ったかうろ覚え、メインステージに踊りに出るたびに帰り道がわからず、 6,7本ある全ての脇道を歩いてみるという難行苦行になってしまう。途中で星を眺めながら ストーン状態でつっ立っとるツレに行き当たる。「ワシらのテントはどこかいの?」 ていねいに道を教えてもらうがその後30分くらい更にさまよい続ける。 歩き疲れてふと遠くを見ると、さっき道を教えてくれたツレがそのまま 同じ場所で星を見上げている。なるほど、ちょっとわかったぞ、道が!奴は灯台かっっ? とりあえずありがとう、ストーンさま! 帰ろうとステージの前をてくてく歩いていると、ちょうど ステージの真ん前に来た瞬間、突如として音がぐわーーーんとアガった! わ?!なんじゃこりゃ!と訳もわからずワシはそのままその地点で 踊り出してしまった。ばらばらと広場に散らばっていた客たちが にわかにステージの方へ集まりだして、口々に「ライブだ」「ライブだ」と 言っている。ああ、ライブなのか。隣で踊り出した客同士が何か サボテンの名前を口にしている。ステージでコントローラーのようなものを 髪を振り乱しながらものすごく一生懸命操作しているおかっぱ頭の男がいる。 ウバタバ・ドットコムという人らしい。ものすごく痛そうな人だ。 その演奏姿を見ていると、余りの一生懸命さに胸打たれてしまい、 むちゃくちゃ盛り上がって老体カバチの冷や水、骨カクカクいわせながら踊り狂ってしまった。 後で資料を読むと、神秘幾何学などに非常な興味をお持ちの若者らしい。 黄金律をトランスのリズムの中に取り入れてみたという事だ。 なるほど、何か感じる所があったのはそういうシンパシーか、と納得する。 このパーティ、ゲートのオープンが月の輝面比が0.000%月齢30.0の 全くの新月になった直後。ワンナイトだったのだが、終了は月が最も 地球に近づいた翌日午後12時過ぎという、まさに月の動きと連動した タイムスケジュールだった。そうして、カバチの超常体験はまさにこの 新月が地球の最近地点に達した翌日の昼に起こった!! ワシは老人な上にこんなアウトドアをした事が余りないので サプリメントをたくさん持参した。翌朝回すというEYEのプレイ時間に 合わせるように早朝飲もうと思っていたのだが、その前に朝日を見ておくかなと 展望台に上がった。360度雲海の中に日本アルプスの山の峰々が姿を現している。 まるで神々が顕現している姿のようだ。そこへ朝日が昇ってきた。 明るく朗らかで強い光りが、カーーーンとまっすぐに胸に届く。 その瞬間、もうこらえきれなくなって、ハイが胸の中で爆発した。 「ひょえ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」周りの目も顧みず、ひょえ〜ひょえ〜言いながら 展望台を降りる。ポーチからエッセンス制作キットを取り出して この何とも言えない場の波動を転写する作業にとりかかる。あ〜気分いいなあ。 保存の為のブランデーを加え、自分もちょっとぐびっと飲んでテントに戻る。 テントでは、昨日灯台みたいにストーンしていた同輩もやはり、朝日の展望台で ひょえ〜状態になっていたと聴いてにんまり。朝日っていいよね。 メインステージではREE.Kのプレイ。どうやらタイムスケジュールが 変更になったらしい。遅れて飲んだサプリが効いて元気になってきた頃、 ワールドミュージック風な音をフィーチャーしたまったり系の音になる。 EYEのプレイが始まったのだ。今日はガツンガツン逝かないんだなーと思いつつ 踊り続ける。裸足で田植えみたいな踊りの人とか、おかしな人がいっぱい居る。 踊っとけ踊っとけ!!いえ〜い。とこうするうちに、太陽が真上まで来た。その時。 突然テントに戻らなきゃいけない気がした。まあいいや、踊ってたいし。と その「気」を無視していると、今度はもっと強力に、「受けとらなければいけない ものがあるから、テントに戻ってじっと横たわるように!」という声が心に こだまする。(なんなんだこれ?)と思いながら半信半疑でテントに戻る。 言われた通り横になり目をつむる。すると、テントの外を、にぎやかな 白人のグループがわっしょいわっしょい言いながら通り過ぎていく。 総勢15人、バイザーにタンクトップに、ホットパンツから丸出しの白いふともも。 実に元気いっぱい。「いえ〜〜い!!」そのとき、上の方から光りが差し込んできた。 テントが破れたんか?いやそうじゃない。つぶつぶが一つ一つ柔らかに光る 光線が、ワシの腹部に差し込んで、そこが治癒されていくのをじわじわと 感じる。この間入院して弱っていた所だ。両手両足が、ほかほかと暖かくなって、 体が深いリラックス状態になり、全身の血やリンパ液などの水分が活発に 動き始めた。しばらくそのままにまかせていると、急にテントに戻ったワシを見て 心配した同輩が、「どうしたのじゃ?大丈夫か」とテントをのぞきにきた。 今なんか上の方からのメッセージを受けとっているんじゃが、どうも邪念が入って 巨乳のおねえちゃんとかが出てきて困るんじゃ、と言ったら 同輩がテレパシーで「メモを取った方がいいんじゃないか?」という。 メモを取る。これ、後で読んで意味不明だったらやだな、とか思いつつ ふとポケットに透明なパワーストーンのタンブル(小石)があるのに気づき、 取り出して腹の上に乗せる。いつもは見ないような輝き方をしているのに 驚く。シアンにオレンジが混ざったようなほのぼのと美しい光りだ。 なんだかすっかりリフレッシュした。もう終わったので踊りに戻っていいよ、と 何かが心の中でまた語るので、ああそうか、と思ってテントの外に出る。 さっき15人のイケイケな人たちが通った所を見ると、なんと全面藪である。 これではヒトは通れるわけがない。は?!どーゆーこと?さては! あれは肉体人間ではなく精霊かなにかの医師団だったのか!! 余りにもイケイケだったしリアルなファッションだったので、 てっきり現実人間かと思ってしまった。そういえば このレイヴの客層とは全然違う、西海岸系ファッションだったしなー。 精霊とか守護天使とかゆうものは必ず、白くて丈の長いローブなどを着て しずしずと歩くものかと思っていたのでぶったまげてしまった。 笠地蔵のように何か大判小判や米俵でも置いてあるかと見回したが さすがにそれはなかったのう。ガイジンじゃったしのう。 レイヴから帰ってから色々本で調べた所、実際 ジーンズにネルシャツの若者の守護天使とかに会った人などが 居るらしい。「まさかこんな(格好の)若者が守護天使だとはびっくりしました。」 とか言っている。は〜なるほどね。 その時のメモ、見るのが気が引けて2,3日放っておいたのだが、 意を決して見ると、体の養生法などについてきちんとした内容が書かれていた。 実際その後非常に体調がよくなってしまった。 ただ曲がるだけのつもりが、エラいところまで転がってしまったもんだ。 人生何があるかわからん。たまには実験室の外へ出てみるもんだ、と思った。 もうすぐ出ます「スマート&リーガル・ドラッグ完全ガイド 〜脳味噌さんありがとう〜」 では、そんな合法リラックスサプリメントについても掲載しています。 お楽しみに〜♪ http://www.mailux.com/mm_g_dsp.php?no=2 ※前号vol.3のサブジェクトがvol.4となっていましたが 正しくはvol.3でした。ちょっと時間軸の次元がヅレてしまい、内容とサブジェクトが シンコペーションしてしまいました事をご報告しておきます♪.たったかたったった〜♪ ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ 近日発売! ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ スマート&リーガル・ドラッグ完全ガイド 〜脳味噌さんありがとう〜 マルキ・ド・カバチ侯爵編著 http://www.mailux.com/mm_g_dsp.php?no=2 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ |