メルマガ:近現代史を考える
タイトル:近現代史を考える(1)  2002/09/01


          1.ドイツは何故ポーランドに侵攻したのか?




             今日は、ドイツがポーランドに侵攻を開始した日
                     (1939年9月1日)から63年目に当たる日です。

             一般に、この日をもって「第二次世界大戦勃発の日」
                       とする事が多いのですが、その見方が正しいかどうかは、
      実は、議論の有るところです。

            それはともかく、日本では、この日(1939年9月1日)、
                        ドイツがポーランドに侵攻した事は、学校で教えられ、マス
       コミでしばしば回顧されるものの、では何故、ドイツがポーランドに侵攻したかは、殆ど語                 られる事が有りません。


          「週刊金曜日」はこんな事を取り上げませんし、
         又、「新しい歴史教科書を作る会」の人々も、日本の
         話には熱心ですが、20世紀の歴史を語る上で決定的に
         重要な出来事であったドイツのポーランド侵攻について、
         全く関心を持っていない様に思われます。
           私は、大体、「右」とか「左」とか言う区別には関心が
         有りませんが、日本の知識人たちは、「右」とか「左」とか
         言う前に、何故、こう言う基本的な問題を知ろうとしない
         のだろう?と思わずに居られません。
       

           今日は、先ず、その事からお話したいと思います。

                         

                                (続く)






            核時代57年(2002年)9月1日(日)
 








                       西岡昌紀(にしおかまさのり)
        http://zenkoji.shinshu-u.ac.jp/mori/dohc/dohc9708.html
      http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=golgo13inseoul
        http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=bruckner2001

  

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