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タイトル:<いいオトコ研究会> 忙しいのが自慢  2002/08/06


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では、本日は読者”りんご”さんからの投稿を参考にしたものを送ります。
りんごさん、有難うございました。

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■忙しいのが自慢
ブスおとこ君、いつも忙しくしている。
「ホント、いっそがしいんだ。仕事の依頼が多いし、プライベートも色々ある
し」っていうのが口癖。

で、システム手帳にはさんであるスケジュール表はどのページも真っ黒に予定
が埋まっている。
真っ黒なスケジュール表を、わざとらしく他人に見せるのも彼の特徴かな。
あるいは、埋まっていない日時があると、何か予定を入れようとしてしまう。

何か仕事を頼むと、「最近忙しいんだよね。でも特別にこの日なら空いている
よ」っていうのがいつもの応対。

デートを申し込むと、「うーん、週末はここんとこ埋まっているんだ。来月
の始めならいいけどね」っていうのを誇らしげに言う。

■何がブス?
まず一つ目のブスは、忙しいってこと。
もちろん、どんな人でも忙しい時はある。
でも、それが恒常的ってのはどうだろうか?
出来るオトコはいつも忙しいってことは無い、時間に余裕を持っている。
なぜなら、要領がいいってこともあるし、無駄なことに時間を使わないって
こともあるし。

つまり、いつも忙しいってことは、仕事の進め方が悪いとか、無駄な仕事を
たくさんやっているとか、くだらない用事をどんどん作ってしまうってこと。

二つ目のブスは、忙しさを自慢するってこと。
忙しい=仕事が出来る(あるいは女にモテる)=自慢の対象、っていうバカ
な構図を作り上げているのだ。
逆に、忙しくないと、仕事も大した事やってないし、女にもモテないって
決め付けているのが情けないね。

三つ目のブスは、仕事やデートの依頼に対し、どちらかと言うと否定的って
言うか、「忙しいけど、特別に会ってやるよ」っていうニュアンスで応えて
いること。
誰だって「喜んで会いましょう」っていう応えの方が気持ち良いに決まってい
る。
否定的に「仕方ないけど会ってやるよ」っていう態度には、誰だっていい気持
ちはしない。
で、こういう会い方をしていると、「あいつはいつも忙しそうだから誰かに
任そうか」、「あの人はいつも予定が埋まっているので他の人と会おう」って
ことに、段段となっていくことは必至である。

四つ目のブスは、実際にスケジュール表が真っ黒になるくらいに予定を埋め
ちゃうと、突発的なことに対応できないだろうってこと。
世の中、何があるかわからないよね。
棚からぼた餅もあるし、不幸もあるし。

■いいオトコは
何かが重なった時、それは死ぬほど忙しく過ごす。
でも、これは恒常的ではない。
逆に、なるべく予定は入れないようにするくらいの気構えを持っている。

で、予定が埋まっていることを自慢しようなんて、考えたことすら無い。
それよりも、予定が埋まっている=要領が悪い=もっと仕事の効率を上げよ
う、と更なる努力をする。
あるいは、プライベートな時間が埋まっている=あんまりくだらない予定は
入れないようにする=余った時間を自分の趣味や勉強、家族などに使う。

更に、いくら忙しい時でも、何かアポイントメントの依頼とかデートの申し
出があれば、必ずこう応える。「ありがとう、是非お会いしたいですね。
しかし大変恐縮ですが、ちょっと予定が埋まっており、来月の○○日では
いかがですか?」と。

で、常に予定に余裕を持たせるようにしておく。
決して、スケジュール表がぎっしり真っ黒に埋まるようなことはしない。
だって、何があるかわからないしね。


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