月刊小説メールマガジン『君が好き！』　　vol.13 2001/02/16

メルマガ：月刊小説メールマガジン『君が好き！』
タイトル：月刊小説メールマガジン『君が好き！』　　vol.13 2001/02/16

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓月刊小説メールマガジン　　　　　　　　　2001年2月15日　発行『君が好き！』　　vol.13 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓　こんにちわ♪　web担当の篠原です。　年始の大騒動から、早一ヶ月。ＦＴＰのパスワードも再発行してもらい、やっと更新ができました。　それにしても、今年は雪が多いですねぇ。本拠地は千葉県なんですが、雪国の方には申し訳ないけれども、関東ではめずらしいので、とっても嬉しいです。ただ、関東は雪慣れしていないため、交通網がたいへん弱く、ちょっとの雪や風や雨でも遅れたり、止まったりします（泣）　それでも、大雪が降ったりすると、とってもはしゃいでしまいます（喜）。また、大雪降らないかなぁ。　今回は、前回落とした（泣）いや落とさせてしまった、、、しおちゃんのモザイク２話分まとめて～♪ 　そして、篠原の「左慈」はお休みです～（泣）更新情報　瀬乃の創作室を更新しました。 ====================================================================== 今月の目次 ▼宇宙刑事モザイク！　　陵　しお ▼ドラゴン　ラヴァ・１２　　瀬乃美智子 ▼あとがき ====================================================================== 　　　　　　　宇宙刑事モザイク！　　　　陵　しお「そうかそうか、じゃあ、この仕事もモザイクに頼むとしよう。資料は今送ったから、それじゃ、健闘を祈る」　そこで音信は切れた。　恭彬は巧みにコントロールパネルを操作し、画面に送られてきた情報を映し出した。　盗まれた宝石のリストが現れる。「闇でさばいたらいくらになるんだろうな」　悠輔は、そのリストを見ながら言った。「あれ？　犯人ってお店の宝石狙ってないわ。博物館・美術館・個人所有…」　沙明がするどいところをつく。「やはり、な。力の強いものだけを狙ってる。」「恭彬、いいところに目をつけましたね」　メラルが言う。「魔法使いやら魔術使いたちは、時に、自分の力を石に託すことがあります。これら、盗まれた宝石はおそらく、そんな石たち」「石の秘めたる力をも使い、世界征服を狙っているというわけか」　悠輔は腕組みをしなおした。　それを見ていたマインは、「ああ！」　と驚きの声を上げる。「な、なんだよ」「そういえば、シバになんか頼まれたよなぁ、俺ら」「ぼかぁ、トランスしてて、覚えてないけどねぇ」　あいかわらず、無責任なレオだった。「こらー！　シバに、藤沢悠輔暗殺を依頼されたろうが！！」「んなぁ、ぼかぁ、最初から出来ないと分かっている仕事は受けない主義なんだ」　たしかに、言い出しっぺはマイタレーヤだった（笑）。「ちょっと、おまえらぁ。俺暗殺ってどういうことじゃぁぁああ」「ほら、あの川原って人。死んじゃったじゃん」「川原？　ああ。花橘コンツェルンの。」「彼なら、すぐにでも生き返るけど。今、地下室にいるよ～」　恭彬お手製の生体冷凍保存タンクに今彼は眠っている。「すべての事件が解決したら、記憶と催眠術を消して、もとにもどしてあげる」　そう、彼は巻き込まれた一被害者にすぎない。「ラーダス公国には、まだなにか秘密がありそうだな」「そうね」「やりますか。」　恭彬のその言葉にみなうなずいた。「メラル、レオ、シンバはアメリカに飛んでクリスタルⅢ世についてくれ。マインと沙明は、じゃじゃ馬娘のほうを頼む…。」「はいはい（笑）」「ナナカのことだから、心配ないと思うけど」と恭彬は付け加えた。「逆に、シバのほうが心配よねぇ」　沙明の言葉に皆笑った。「俺はなにすりゃいいんだい？　恭彬」「僕と悠輔は、花橘コンツェルンに乗り込む！」「これで、二つの事件が一気に解決したら、給料二倍ですねぇ」　メラルはお茶をすすりながら言った。　翌日、スーツに身を包んだ悠輔と恭彬が現れた。「スーツなんて就職活動以来だぜ」　という、悠輔もリーゼントなんかしちゃって結構さまになっている。「それにしても、でけー本社だな」　東京の一等地にそびえ建つ、本社ビルを目の当たりにし、感嘆の声を上げる。「で、ここで働くの？」「そう。」「ええええええええええええええええええええっ、なんでよぉ！」「といあえず、内情探りってとこかな。僕は、秘書課。悠輔は、庶務二課」「てめぇ！　汚いぞ！！」「この不況に就職出来ただけでもありがたいと思いなさい」　たしかに、この不況の中、これだけの大企業に就職するのは至難の業だ。「ここまでやるか、普通」「だって、派手にやりたいのはやまやまなんだけどさ。減給されちゃねぇ」　モザイクの家計をあずかる恭彬の切実な思いであった。　意気揚々と、自動ドアをくぐり受付へと足を運んだ。「あのー。川原さんの紹介で来た者ですが…」　ああ、そういうことになってるのね。と、悠輔は呟いた。「うけたまわっております。どうぞ、３３階、社長室へお上がりください」「しゃ、社長室！？」「敵もお見通しってわけか」　背後から黒いスーツに身を包んだ、いかにも怪しいという感じの男ら５人に囲まれた。有無をいわさず、エレベーターへと誘導された。　１０人乗りの社長室専用エレベーターに男だけ７人も乗ったら、狭くてむさい。「く、苦しい。おれ、狭いとこだめ～」「我慢しろよ、悠輔」　その言葉が合図だったかのように、エレベーターのドアが開くと恭彬と悠輔は男たちの腕を振り払い、フロアに出た。　男たちは彼らを取り押さえようと、攻撃してくる。　ドキューン　ドキューン「まじ、飛び道具かよ、おい！」　消音機能を備えた拳銃の登場に、少々後込みする。しかも、「悠輔！　そこを離れろ！」　フロアの隅から発せられていた赤外線に気が付いた。「おいおいおいおい！　スナイパーかえ！！」　悠輔が横に飛んだ瞬間、隠れ蓑にしていた大きなベンジャミンの鉢植えが大きな音を立てて割れた。「なにがなんでも、俺を殺そうって腹か！　おもしれええええ！」　悠輔は中央に出、敵を引きつける。　そこを恭彬は素手で、得意の空手で相手を気絶させていく。　絶妙なコンビネーションで、すべての男たちを気絶させた。「１・２・３・４・５・６・７……。おい、増えてないか？」　いつのまにか敵は１０人ほど増えていたらしい（笑）。　パチパチパチパチ　乾いた拍手が背後からした。「いやー、さすが見事な腕だ」　その若い男はゆっくりと悠輔に近づいてきた。「私は、花橘瑞希。花橘コンツェルンの専務です。社長はただいま外出中なので変わりに私が。」　花橘瑞希と名乗る男は、そっと手を出し、握手を求める。　悠輔は、つい、手を出し握手をしてしまった。「な、なんだぁ！！」　手から生気が吸い取られていく。「悠輔！！」　恭彬は、悠輔を助けに行こうにも、体が金縛りにあって動けない。　悠輔の顔が徐々に土色に変化していく。「くっ……」　声を出すことすら出来ないまま、悠輔の意識はなくなっていった。「ふっ。人間なんてたわいもない。」　花橘瑞希は、金縛りで動けない恭彬の方へ近づいてきた。「おまえか！　川原さんを催眠術にかけて殺したのは！」　恭彬はお腹の底から振り絞って声を出した。「ああ。人間を操るなんて簡単なことだ。おまえも邪魔だ」　瑞希は右手を開いて、恭彬の鎖骨へとゆっくり指を伸ばした。　瑞希の中指が恭彬の皮膚に触れた。　熱い。「ううううっ！」　恭彬は自分の生気が徐々に吸い取られていくのがわかった。「ふふふふふふふっ。死ねぇえええええ！！！」　力を込めた瞬間、瑞希の額が緑色に光り出した。　パーーーン　拳銃から放たれた弾は、まっすぐ瑞希の額を狙っている。　瑞希の額に命中した、が、鮮血が飛び散ったのではなく、緑色に光る宝石のかけらが周辺に飛び散った。「悠輔！」「あんなんでくたばってたまるか！」　そばに落ちていた、拳銃を拾って撃ったらしい。「メラルのお守りのおかげ」　悠輔は首に下げていた、メラルのお守りをみせた。　撃たれた瑞希は、意識を取り戻し、起きあがる。　彼は頭を抱え、首を振って正気に戻ろうとした。その時、彼の頭から髪の毛が落ちた。「か、かつら！？」　長い髪を振り上げ、素顔を見せる。　写真でみた、あの、クリスタル三世の娘、ダイヤ王女その人であった。 ====================================================================== 　　　　　　　　　　　　　ドラゴン　ラヴァ・１２第三章　『策略』　しばしの間、瑠璃葉は竜彦の腕の中で幸せなひと時を過ごす。いままで色々なものにおびえてきた分、やっともたらされた安息は、彼女に周囲の環境を忘れさせていた。「あぁ、竜彦さん。ひとつ言っておかないといけないことが…。」　頃合いを見計らってかけたウェストの一言に、瑠璃葉ははっと我に返る。そう言えば、他にも人が…！　慌てて腕の中から逃れようとする瑠璃葉を押さえ込みながら、竜彦は素知らぬ表情で何だ？　とウェストに顔を向ける。「いえ、大した事ではないんですけどね」　ウェストはにっこり笑顔を浮かべる。「瑠璃葉さんは人間じゃないんですけど、問題ないですよね？」「…あっ…！」　この言葉に、瑠璃葉は顔を青くする。そうだ、二人の間には種族の違いという、根本的な問題があったのだ。「人間じゃない？」「えぇ、彼女は竜なんです」「ちょっ、ちょっと待って、…ウェストさん！」　瑠璃葉は咄嗟に会話を中断させようとする。やっと幸せを掴んだ気がしていたのに、こんな短い時間でその幸せを幻に変えてしまおうというのか！「あぁ、その事なら…。」　竜彦は、腕の中の瑠璃葉のパニックにも気づかず、さらりと言ってのけた。「…薄々気づいていたけど？」「えぇっ！？」　腕の中の瑠璃葉が、驚いて竜彦の顔を見上げる。「…気づいていた？」「あぁ。だって、池で占いをしていた時、君は俺の足元にいたんだろ？」　考えてみれば、あの竜の池がある奥の院は広いとは言え、あの海里たちが隠れていた廊下以外隠れるところはまったくない。先に支度をするからと入って行ったはずの浅月の姿が見えなければ、不審に思うのは当然の事だ。部屋の中にいないとなれば、残るは池の中……。　竜彦は、占いの最中何度か池の底を覗いても見たが。あまりに深すぎて底にいる彼女の姿を判別する事はできなかった。しかし、竜彦が占いをしている間ずっと池の底から出て来ないところを見ると、人であるはずがない。ならば、彼女はきっと太刀見家の池の底に住むという竜なのだろう。そう言えば、占いをしている時に池の底から漂ってくるあの暖かい力の波動は、浅月と一緒にいる時に感じる心地良さとよく似ていた。　…当初、深い事情を知らぬ竜彦は、当主の浅月自身が竜である事に戸惑いを感じた。しかし、彼の実家の父も占いに竜を使っていた事もあり、竜が人に変化することを知っていた竜彦は、まぁ、妻が竜というのも変わっていていいか… …などと、すんあり現実を受け止め、特に浅月を問いただすような事もしなかった……っ。『竜を使ってたっ！？』　何気ない竜彦の台詞に、瑠璃葉と海里が同時に声を上げた。　竜を使っていたって、一体どういう事なんだ！「…ん？　いたよ？　俺の実家にも竜が」　あれ？　普通はいないのか？　という顔で、竜彦は首をひねる。…良くも悪くも、竜彦の桁違いの世間知らずが発揮されたようだ。「うちの竜は『火竜』って言うんだけど…。とても大きくて、立派な竜なんだ。　占いがない時なんかは、よく人の姿に化けて俺の遊び相手をしてくれた。本　当は、俺が父さんの跡を継いだら、同時にあいつの主（あるじ）の座も継が　なくちゃいけなかったんだけどな、俺が瑠璃葉との未来を見てしまって…。　夢の中では太刀見家に連れて行ってくれたのは火竜だったって言ったら、あ　いつ、太刀見家の事をいろいろ調べてくれたんだ。そしたら、太刀見家にも　竜がいるらしいって事が分かって、竜族はなわばり意識が強いから一つの屋　敷内に二匹の竜は住めない、だから自分は付いて行けないって…、俺と瑠璃　葉の将来の為に身を引いてくれたんだよ」　いかにも寂しそうに、竜彦はため息を漏らした。「確かに、私達竜族は縄張り意識が強いんだけど…。」　突然の竜彦の告白に、瑠璃葉はかなりショックを受けているようである。　しかし、ウェストは竜彦よりも楽天的であった。「そうですよ、瑠璃葉さん。竜族は元々、単体でも子供が作れる種族ですから　ね。確固たる性別もなければ、自分一人で子供が作れる以上、竜族同士で仲良くする必要もない。それが同族間での仲の悪さに拍車をかけているんでしょうけど…。そのせいか恋愛的な感情は、異種族を相手に起こすことが多いですよね。竜族は他種族に化ける能力をもっているから、そういう面でも異種族との交際に全く問題ありませんし」　さすが竜に関してはスペシャリスト。ウェストの言葉には全く誤りがなかった。　竜彦も、ウェストの言葉に軽くうなずく。「ああ、それ知ってる。俺の火竜も、…会わせてもらった事はないけど、人間の女と付き合ってた」「…という事は、瑠璃葉さんにとっては竜彦君が異種族である事はかえって好　都合。竜彦君も実家の方で竜には慣れ親しんでるし、そちらの竜殿は既に身　を引いていると……。うん、まさに結ばれるべくして結ばれたお二人って感　じですね！」「はぁ…。」　瑠璃葉はたくさんの事が一度に起こり過ぎて、既に呆然自失のていだ。彼女を抱き抱えたまま竜彦はというと、結ばれるべくして～というウェストの言葉に、かなり気を良くしている。「あっあの…！」　やっと空気が和みつつあるところに、海里の慌てた口調が水をさす。　竜彦に向かう彼の表情は必死だ。「あんた…っ、じゃなくて、君…の実家にも竜がいるって本当なのか！？」（だとしたら、大変な事だぞ！）　海里の本来の目的は竜の捕獲。それが、この太刀見家の竜が最後の一匹と思っていたのに、他にもいるなんて…！　竜が見つからなければ魔界での処刑が待っている海里にとっては、何よりの朗報であった。「だからいるって。元々は、母さんの家系が主となって代々飼ってきたんだけど、父さんが母さんと結婚して、主の座を継いだんだ。父さんは、元々占い師だったから、竜がいれば助かるって。これも何かの縁だろうって」　いや、それにしても竜の存在をあっさりと受け入れるとは、なかなか器の大きい父上だ。「元々、うちの父さん太刀見家の当主だったから、竜には慣れてきたし…。」「はぁっ！？」　竜彦の爆弾発言は、相変わらず突然だ。しかも自覚がない。「竜彦、とういう事！？　あなたのお父様が太刀見家の当主だったって！」　これには瑠璃葉も我に返り、竜彦を問いただす。「うん？　瑠璃葉覚えてるかなぁ…、太刀見竜人（りゅうと）って言うんだけ　ど」「太刀見家の先々代の当主だわ！」　太刀見竜人。確かに彼は、二十代半ばという若さで当主の座を次代に譲り、単身出国してしまった異端児であった。その理由は竜彦の言う通り、外国に自分の妻となるべき女性がいるからと言っていたのも覚えている。しかし、それが竜彦の父親だったとは！「浅月さんの恋人を追って失踪と言い、太刀見家のご当主は、好きな人を追い　かけて出ていく家系なんですかね」「それを言われると…。でも竜人は、ちゃんと次の当主を決めてから出て行っ　てくれたので、問題にはならなかったから…。」　太刀見家の能力者は、元々自分の未来を占うのが得意なのだ。だから、自分の将来の伴侶が誰なのかを知っている者も多い。瑠璃葉はそこのところの事情を知っているだけに、彼らの足止めをしにくいという本音で…（泣）。「俺、ちゃんと『太刀見竜彦』って、本名名乗ったじゃないか」　竜彦が、いまさら何言ってるんだ？　という表情で首をかしげる。「…だって、適当に考えた偽名だと思っていたんですもの」　瑠璃葉の意見も一理ある。　彼の父、太刀見竜人は外国に旅立ってからというものの、太刀見家には一切の連絡を取っていなかった。その為、一族の誰も『竜彦』という息子ができていることを知らなかったのだ。容姿においては母親の血を強く受けた竜彦は、金髪に金色を帯びた瞳…、その容姿は、どう見ても純血を守り通して来た太刀見家とは正反対。『太刀見竜彦』という名を名乗られても、身元を隠す為に咄嗟に考えたフェイクだと受け止めた瑠璃葉を誰も責められないだろう。「ふぅん……。」　瑠璃葉の言葉に、竜彦は珍しく思案げだ。　瑠璃葉はというと、申し訳なさそうに上目使いで竜彦の様子を伺っている。「俺も、出来るだけ自分の身元は隠すようにって言う火竜との約束を鵜呑みに　して、今まで自分の事について何も話さなかったのも悪かったんだけどさ」　隠すもなにも、皆、俺の事を怖がって何も聞いて来なかったし。俺も、自分の事、そして瑠璃葉の事も、今が幸せならそれでいいと、過去や生い立ちについてあまりに関心がなさすぎたのかもしれない。　軽いため息をひとつついた後、竜彦はおびえる瑠璃葉に向かってその唇に薄い笑みを浮かべて言った。「…今までは一緒にいられれば言葉なんて必要ないと思っていたけど…。俺た　ちは、もっといろいろな事を話す必要があるみたいだな、瑠璃葉」「えぇ、…そう思うわ」　竜彦があまり怒っていなさそうだとわかり、瑠璃葉はほっと胸をなでおろした。そして、これから竜彦といろいろな事について語り合うであろう日々を連想し、笑みを浮かべる。竜彦の話はきっと瑠璃葉を驚かす事ばかりで、いつまでも瑠璃葉をドキドキさせてくれるだろう。そんな二人を見て、ウェストは嬉しそうにほほ笑んでいる。そして海里は…。（竜が…、もう一匹いるっ！！）　三人の幸せそうな表情をよそに、ただ一人、真剣なまなざしで新しく現れようとしているターゲットに狙いを定めるのであった……。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《続く》 ====================================================================== あとがき　いつもいつも読んでくださって感謝感謝です♪ 　そういえば、昨日はバレンタインでしたね。しかも、雪が降ったようで……。なんであれ、女が男にチョコあげなきゃいけないんでしょうねぇ。小さい頃からずっと思ってたんですが、、。　最近は義理チョコ一つで、男性は３倍返しが当たり前らしいので、義理チョコをたくさん配ったほうがいいらしい。　太るからクッキーはいやだけど、飲み会や食事のおごりっていいねぇ（笑）　余計太るか(≧∇≦) 君が好きはリンクフリーです。ご意見ご感想をお待ちしております♪ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓　月刊小説「君が好き！」メールマガジン　　2000/2/15 13号　発行責任者　：篠原美姫緒　kimigasuki@1-emishop.com 　Ｗｅｂページ：http://kimigasuki.hoops.ne.jp/ 　君が好き！メールマガジンの、転載、複写など著作権法違反行為は禁止です。　発行システム：『まぐまぐ』『melma!』『Mailux.com』『E-Magazine』　マガジンＩＤ：0000025584　m00012567　ms00000142　　loveyou 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。