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=================================== 月刊小説メールマガジン 2000年10月1日 発行 『君が好き!』 増刊号vol.8 =================================== こんにちは。『君が好き!』web担当の篠原です。 もう、秋ですね。秋といえば食欲の秋。秋の夜長を堪能しながら、ついつい 筆を動かさずに口を動かしています。これじゃ、太るなぁ。 それにしても、やらなきゃいけないことがあるときっていうのは、なぜか普 段はやらないようなことをやりたくなるのでしょう。 たとえば締め切り前、原稿をかかなきゃいけないのに、掃除してみたり、本 を読んでみたり、そうやって時間が過ぎて行く……。 ▼小説の感想などゲストブックに一言お願いします。 それでは、増刊号行ってみよう! ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 増刊号 今月のラインナップ ●愛の寸劇劇場『ちょっと不思議な夫婦の話〜罠編〈後編〉〜』瀬乃美智子 ●『聖獣戦記』第五章 篠原美姫緒 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 『ちょっと不思議な夫婦の話 〜罠編〈後編〉〜』 瀬乃美智子 某国情報部の腕利き情報部員にして十数名の部下をまとめる女課長の奥様、 さやか=ド=コンボイと、常識人のようでやっぱりちょっと変わってる(?)、 妻に溺愛される夫、武(たける)の熱々だけとちょっと不思議な夫婦の話、は じまりはじまりです……。 ゲインズは自分の職場に戻ると、ノートパソコンを手に会議室へと向かった。 入り口の扉に使用中のプラカードを下げ、テーブルの上にノートパソコンを開 らき、パイプ椅子に腰を下ろす。 「あの女の夫は、情報部候補生の訓練所勤務だったはず。名前は確か、武」 担当はデータ処理。訓練所に関する諸々のデータをコンピューターに入力処 理するのが主な仕事だったはずだ。その中には、訓練所の教官と訓練生の個人 データもあったはず。 「個人情報のデータ管理にたずさわっている者は極々少数のはずだ。そこで個 人データが外部に漏洩(ろうえい)すればどうなるか…。」 訓練生の個人データが外部に漏れてしまうという事は、金をかけて訓練した 未来の情報部員の素性がデビュー前に敵方に知られてしまうという事だ。情報 部は躍起になって情報を売った犯人を捜し出すだろう。そこに夫が犯人だとい ういくつかの偽(にせ)の手掛かりを残してやれば……。彼女の夫を罠にかけ るのは簡単だった。 (夫のクビは確実。あの女も犯罪との関係を疑われ、今の職から追放されるだ ろう。そうなれば、俺たちの計画に最早何の支障もなくなる!) 彼女の夫の失態が元となれば、彼女の実家も寄付を辞めにくくなる。いや、 反対に額を増やしてくるかもしれない。その為にはあの女課長はクビにはせず、 わざと情報部内の適当な部署に飼い殺しにしておくのがいいだろう。 ゲインズは完璧とも言える自分の計画に満足そうな笑みを浮かべた。 「まずは個人データだな」 訓練所のデータは、訓練所内にデータを一括出来る程の容量のコンピューター がない為、個々の担当者のパソコンに収められているはずだ。現在の訓練生の データも、おそらく担当者である夫の個人用デスクのパソコンに入っているは ずだ。…その方が、犯人にしたてるのにも都合がいい。 ゲインズはノートパソコンのスイッチを入れると、データを盗むべく、旦那 様のパソコンにハッキングを仕掛けた。 「よし…。」 ハッキングは簡単だった。情報部で使っている専用ソフトがある。数分でハッ キングは終了し、ノートパソコンの画面上にハッキング成功の表示が出る。 「なっ、なんだ!?」 次の瞬間、ゲインズの表情は一変した。何の操作もしていないのに、画面上 に警告の文面が打ち出されたのだ! 『あなたが行っている不当な接続は、違法行為です。よって、対抗処置として これから十秒後、コンピューターウイルスを注入します。 10、9、8、7……。』 「なっ、何っ?!」 ゲインズは慌てて接続を解こうとするが、何故か電源を切ることさえも出来 ない! 「まっ、待ってくれ! このパソコンには他にも重要なプロジェクトのデータ ーが…。……やめてくれっっ!!」 ……十秒後、そこには呆然とした表情でパイプ椅子に座るゲインズと、不可 思議な模様で文字が消えて行くパソコンの画面があるばかりであった………。 「ゲインズ君。先日のプロジェクトの報告書、夕方までに出せるかな?」 「あっ、あの…はい…。」 直属のチーフの言葉に、ゲインズははっと顔を上げた。あのハッキングの日 から二日が経っていた。使えなくなってしまったパソコンは今、彼のデスクの 足元にある。しかし、ウイルスの事を他の人間に言える訳がなく、プロジェク トのデータをなくしてしまった事を言い出せない彼がいた。 「あの、実はチーフ…。」 「あ、おい、ゲインズ!」 意を決して打ち明けようとした彼の言葉を同僚が遮る。何だよという表情の 彼に、同僚は今届いたばかりだという段ボールを手渡した。見ると、側面にノー ト型パソコンと書かれている。しかも最新機種だ。パソコンが壊れてしまった 事はまだ誰にも話していないのに、どうして? 「廊下に客来てるぞ。…そいつをプレゼントしてくれた人っ。」 同僚は、最後の部分は小声にしてクイっと出口の方を指した。 ゲインズは一体誰の差し金なんだと言う表情で、廊下へと出て行く。そこに 立っていたのは、黒髪に漆黒のサングラスをかけた長身の青年。 「初めまして。さやかの夫の、武です。先日はどうも…。」 一気にゲインズの顔から血の気が引く。 「おっ、俺は何も…。何か人違いをしてらっしゃるんじゃないですか?」 ゲインズは何とか言い逃れようとする。そんな彼に旦那様は、クスリと笑っ て一枚のフロッピーを差し出した。 「これ、あなたのパソコンに入っていた全データです、必要かと思って。あの ウイルスはね、相手の本体の機能を壊すと同時に、相手のデータをそっくり 盗み取ってしまうという特殊なウイルスだったんですよ?」 ゲインズの表情に一瞬、安堵の表情が上る。これで首の皮がつながった! (…でも、これを受け取ったら、あのハッキングは自分がした事だと認める事 になる!) ゲインズが思い悩んでいると、次に旦那様は意外な一言を漏らした。 「あなたが使ったハッキングのプログラムですけど。あれ、情報部に入りたて の頃に私が作ったものなんです。昔、軍で重要機密にたずさわっていた事が あって、一時期ああいうプログラミングに凝った時期があったんですよね」 「えっ!?」 その事実にゲインズは不覚にも声を上げる。道理でハッキングを容易く見破 られた上に、ここを突き止めるのも異様に早かったわけだ。 「では、そういう事で…。」 「えっ、ちょっと!!?」 突然帰ろうとした旦那様を、ゲインズは思わず呼び止める。肝心の話がまだ だろう! しかし振り返った旦那様は…、 「あぁ…。あのパソコンの事なら気にしないで下さい。壊したのは私の方です から」 そういう事を言ってるんじゃない。 「俺がした事を怒ってないのか? 報復しようとか思わないのかよ!」 「あぁ、そっちの件ですか。…聞いたんですが、妻と仕事上の事で衝突なさっ たそうですね。今回のハッキングはそれがらみですね? だとしたら、仕事 に熱を入れ過ぎた為の暴走行為なんて、かわいいものじゃないですか。これ が本当の敵だったら私も徹底的にやらせてもらいますがね。それに…。」 旦那様は照れ臭そうに、頭をかいて答えた。 「……実は、私としてもこの事を表ざたにされると困るんですよね。データを 守る為とはいえ、自作のソフトを勝手に部のコンピューターに入れて使って た事がばれるとまずいんで…。」 「はぁっ!?」 旦那様のトンチンカンな言葉に、ゲインズは思わず大声を上げる。慌てて口 を閉じるが、声は部室の中まで響いてしまったらしく、ドアが開いてひょこり 部員が顔を出す。 「声、でかいぞ!」 それは先程パソコンを届けてよこした同僚であった。彼は中の部員に怪しま れないように自分も廊下に出ると、にっこりと旦那様に笑いかけた。 「武さん、てこずってるなら力になりましょうか?」 「いや、もう帰ろうかと思ってたところだから…。」 「ちょっ…、待てよお前ら!」 ゲインズはその場の状況を疲れず目を白黒させる。何でお前らそんなに親し げなんだ! 力になるってなんだ! って言うか、お前も帰ろうとするな! ゲインズの血の昇った表情からその心境を察したのか、同僚が旦那様の肩を がっちりと抱いて状況を説明した。 「実はさ、俺も昔、武さんに手を出した口でさ。今では上官に服従している振 りをして、影で武さんの為に働いていてるってわけさ。ミイラ採りがミイラ になったわけ。…ね、武さん!」 〈ベシッ!!〉 旦那様は青年の問いに答える変わりに、無言でその手を払いのけた。その顔 には先程までゲインズに向けていた笑顔のかけらもない。 「何で、武さん?! 俺に対して冷たすぎる!!!」 「君はかわいげがない」 「ゲインズの奴には甘いのにっ!!」 「ゲインズ君のやった事にはかわいげがある、けなげだ。でも君が昔、私に対 してやった事には全然かわいげがなかったじゃないか」 「俺も仕事を成功させようと必死だったんだよ!…今になってみれば、武さん の車に時限爆弾セットしたのは悪かったと思ってるよ」 ( っ! それは確かにやりすぎ) 二人の会話について行けずにいたゲインズは、思わず心の中で呟く。 だがもっとショッキングだったのは次の旦那様の台詞…。 「君の爆弾の配線、俺好みじゃなかったんだよなぁ…。」 そういう問題なのか!? ゲインズは再び呆れ返る。…もしかして、自分が した事にほとんど旦那様が怒っていないのは、こうした事に慣れ過ぎてるから なのか? もう感覚が麻痺してるのか? それともこの人自体、変わってるの か?? 「おいおい、君たち何してるんだ??」 そこに中年の男性の声が響く。振り返って見ると、それはあのさやかがミッ ション拒否をした場にいたちょっと気弱そうな方のゲインズの上司であった。 「これはその…っ。」 ゲインズが慌ててその場を取り繕おうとするが、それより早く、こんな所で 騒がれては困るよと、上司が汗を拭く。 「ゲインズ君。君、武さんに何かしたのか!? 困るよ! 私がさやか君に怒 られちゃうじゃないか」 「は?」 「よぉ。来たな、さやかの腰ぎんちゃく!」 同僚の青年が自分の上司に発した言葉に、ゲインズは再び、はぁ? と聞き 返した。同僚の青年は、ゲインズに忠告する。 「こいつさやかの密通者だぜ」 「…君だって、武さんの使いっ走りじゃないか」 「違う! 俺は武さんの下僕なの!!」 言い合いをしだした同僚と上司を前にして、もうゲインズは言葉もない。 「ゲインズ君」 そんな彼に、旦那様は優しく諭(さと)す。 「さやかとの事なら、どこを訂正すれば合同ミッションをしてもいいのか私の 方から聞いてあげるから、あんな連中ほっといて、君は仕事に励みなさい。 …今回のハッキングの事を気にかけてるのなら、君には今度私に何か不都合 が生じた時にでも、役に立ってもらいう事にするから。ね?」 「…はい、そうします」 旦那様にハッキングを仕掛けた時の勢いはどこへやら。すっかり戦意を消失 してしまったゲインズは、自分がとんでもない約束をしてしまっている事に気 づかずに、首を縦に振る。これで彼も、旦那様のかわいい下僕の仲間入り。 (フフっ…。いい子が手に入ったな) ひょうたんから駒とはこの事だろう。今回の騒動で一番得をしたのは、罠に はめられるはずが罠にはめていた旦那様だった……、そういうお話。 《続く》 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 『聖獣戦記』 篠原美姫緒 咲羽は持ってきた花束で毅彦の墓を思いっきり殴った。 何故か咲羽の中には毅彦とのいい思い出しか残っていなかった。それが咲羽 には悔しくて悔しくてたまらなかった。 「ヘスリヒ大統領はまだあきらめてないみたいだ」 大統領府に勤める透弥が言った。 「二人とも早いうちにフラメを出た方がいい」 ヘスリヒはフラメの謎の召喚士を探していた。同時に能力者も探している。 国立士官学園の特待生である咲羽と数々の発明品で賞を取っている星には、ヘ スリヒも注目していた。 星は戦闘用マシンを改良して、巨人型ロボットを生み出した。銃や爆弾など、 生身の人間では突破出来ない武器でも、その巨人に乗り込んで戦えば、銃や爆 弾など効かないばかりでなく、相手に何倍ものダメ−ジを与えることが出来た。 ただし、その巨人は咲羽専用で、咲羽にしか使えないようになっていた。そし て、その設計図は星の頭の中にしかない。咲羽が護身用に持っている小型のレ− ザ−ソ−ドも星が造った。 「二人ともはやくこの国を出たほうがいい」 「ああ、そうしよう咲羽」 しかし、咲羽は微笑み、もう少しここにいよう、と言った。 遠くの方から星と咲羽を呼ぶ声がする。 「母さん!」 星と咲羽が来ている、という話を聞きつけて星の母親がやってきた。 「ご無沙汰しております、お母様」 星の母親であるということは、一応咲羽の母親である。 「そうよ、もう咲羽も星もなかなか顔を見せないんだから。二人とも元気そう でよかった」 今日は泊まって行くでしょう、と有無を言わさず夕食へと誘う。 「星にいいお話があるのよ」 それは、ヘスリヒ大統領の孫娘との縁談であった。 第六章 魔物の住む大地 「な、なんだと!! ミュ−ラスの魔法陣を僧侶が結界をはって守っているだ と!!」 ショーンは、魔法陣の番人のもとへ派遣した部下たちがなかなか戻ってこな いので、いらいらしていた。そればかりでなく、ファウストも見当たらない。 それが、その派遣した部下が言うには、いままで見つからなかったファウス トは、ミュ−ラスにおり、番人の力を封じて、魔法陣の中へ消えて行った。番 人は、北へ向かう、と言い残しそのあと、フォールラードゥングの僧侶がすぐ に魔法陣に結界をはった、と報告してきた。 「なにがどうなっているんだ…。」 電話を切って、黒い本皮の大きな椅子に倒れ込むように座った。 「あの魔法陣はほんもの、なのか? ばかな…」 だが、フォールラードゥングの迅速な対応はただものではない。が、それは 実はオーカスが遠征時に感じ取って指示したものだ、ということはショーンは 知る由もなかった。 悪いことというのは続くもので、この日はヴェッサー各地でデモが起き、警 察や軍はその収拾にあたって留守にしていることを知ってか、大きな犯罪も多 発している。いまや、国は混乱し自治機能は失い、治安も刻々と悪化の一途を たどっている。 自滅も時間の問題だ。 だから、聖獣の力が欲しかった。 聖獣の力を使い、人民を屈伏させよう、という魂胆は脆くも崩れ去った。 ユイもハインも、魔法陣の封印が解かれたのに気がついた。 「封印が解けるなんて……」 封印を解くからには、『鍵』が必要である。その鍵を持つ者もまた、召喚士 同様限られた人物のみである。 「ミュ−ラスには『アカラナータ』を名乗る魔法陣の番人がいたが…」 カレリニオが言った。いままで外界との音信を絶っていたユイらにとっては、 初めて知ることである。 「なんですって!!」 アカラナータは悪魔と契約を交わしていると、”聖伝”には書かれてある。 「ああ、召喚士らしい」 「じゃあ、違う。一体誰が”鍵”だったのかしら」 「”鍵”?」 召喚士というのは、聖獣を魔法陣から呼び出し操ることのできる人物だ。自 由に魔法陣を創り、自由に聖獣を呼び出す。その召喚士によって創造された魔 法陣は、召喚士本人にしか使えないし、一度聖獣を呼び出せば、その魔法陣は 消える。 ところが、封印の魔法陣はこれとは違う。何人もの封印士によって魔物を封 印したときに出来る魔法陣は、幾重にも鍵が掛けられ、厳重に固められている。 そう、固まっているから「残って」いるのだ。だから、融かすのに”鍵”が 必要なのである。 「あそこには、何が封印されているんだい?」 カレリニオは聞いてみるが、さすがにユイもハインも知らないという。 「悪魔でしょ。そうとう大物じゃないかしら」 そういえば、北の大地にも封印の魔法陣があるんですよね、とハインが笑い ながら言う。 「大物といえば、フラメのタイタン(巨人)の魔法陣もまだ残っているという 噂」 「え、あのタイタンの……!」 五年前のタイタンを呼び出した魔法陣は消えることなく、いまだに残ってい る。 「どういうこと? 詳しく聞かせて!」 「いや、フラメのことだがら、あまりよく知らないんだ。エルデとフラメは国 交断絶しているから」 あのタイタンは、確かに召喚士の呼び出したタイタンでる。だから、魔法陣 はすぐに消えるはず。しかし、残っているということは、封印士がタイタンを 封印したことにほかならない。 「まさか……狩人(ハンター)!?」 それは、召喚士と封印士の二つの能力を兼ね備えた者、聖獣ラムウは常々そ の『狩人』の存在を危惧していた。狩人は聖獣を「狩」り、その力を自分と融 合させることができる。そう、ファウストが学会から追放された研究テーマ「人 は聖獣になれるか」。それが自在に出来る人間はいるのだ。 ただし、いまのところ伝説ではあるが。 《続く》 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ モザイク的あとがき ………っていうか、武って一体何者?? 恭彬のような奴だな……。 あ、どうも。悠輔っす。瀬乃ちゃんの今回の話、シリアスっぽくてワクワクし ていたのに、なんだぁ、あの落としかた(笑) ギャグ作家の本領発揮(爆笑) 見事だぜ……。 それにしても、聖獣戦記は時代がいまいちつかめん。現代っぽくて現代じゃ なさそうで、でも、古代中世ってわけでもなし。終戦直後の高度成長期の日本 って感じ。 (終戦直後の高度成長期って現代なの?:沙明談) (いちおう、歴史の教科書では現代扱いだね:マイン談) (でも、現代って言うには半世紀も前のことだし:恭彬談) ‥‥っていうか、次回の俺達の活躍見逃さないでくれ(笑) =================================== 月刊小説「君が好き!」メールマガジン 2000/10/1 増刊号 発行責任者 :篠原美姫緒 kimigasuki@1-emishop.com Webページ:http://kimigasuki.hoops.ne.jp/ 発行システム:『まぐまぐ』『melma!』『Mailux.com』『E-Magazine』 マガジンID:0000025584 m00012567 ms00000142 loveyou 君が好き!メールマガジンの、転載、複写など著作権法違反行為は禁止です。 =================================== |